2004年10月23日土曜日
引き篭もりになった理由
引き篭もっている事を正当化するつもりなんて無いけど、その理由。
僕はどうしようもないくらいの虚弱体質で、中一の時の体重が36kgしか無かった。
ガリガリとかヒョロヒョロとかいうのではなく、ペラペラといった感じである。
当然といっては語弊があるのだろうけど、物心がついた頃から虐められていた。
それ以前からかもしれない。
小指で押せば吹っ飛ぶような子だったのだ。
まあ、蹴られて足首を骨折したり、押し倒されてコンクリートに頭をぶつけ大出血の末何針も縫ったり、なけなしの小遣いを脅し取られたり、どぶ川めがけてプロレス技で投げ飛ばされたり、片手で吹っ飛ばされて後頭部を打ち、吐きに吐いた末に半月入院したりといった些細なトラブルは書ききれない程あったものの、それなりに平凡な学校生活を過ごせていたし、普通に登校していた。
引き篭もりになってしまったのは、中3の担任教師にいじめられてからである。
これはしんどかった。
正直、まだ書けないくらいに自分の中でも消化しきれていない。
授業中、授業外に関わらずしつこくいじめられたし、
提出していたものを提出していない事にされたり、
工作を叩き落されて壊されたり、お前には内申書かないと言われたり、
テキストの枚数がなぜか1枚足りずに僕にだけ渡されなかったりといった事が続き、一学期いっぱいはなんとか通ったものの、2学期が始まると学校へ行けなくなってしまった。
その教師がぬけぬけしゃあしゃあとやってきて、
玄関口で100メートル先まで聞こえようかというような大声で
「なまけているのだ」
「あの子はだめです」
「学校でも周囲に迷惑ばかりかけている」
「今までのようなら登校してくれない方がありがたい」
などと言っているのを聞き、まあ、だめになってしまった。
大学、あるいは高専に進学する事だけを生きがいというか目標にして学校へ通っていたものの、どうにもならなくなってしまった。
一応夏休みの宿題は全部やっていたものの、そこからはゲーム、ゲーム、ゲームである。
1日20時間はかかさずやった。
これが引き篭もりになった理由であり、ゲーム中毒になった理由でもある。
もちろん、正当化するつもりなど毛頭無い。
あと半年我慢して登校しておくべきだったのは間違いない。