2012年10月31日水曜日

明るい日より。

くらーい、ふかーい、真っ暗闇の秋の中で目が覚めて瞳を擦り耳を澄ませば、遠くで雨粒が落ちる音が聞こえたような気がするが何も空から降っては来ない。スーパーカブのエンジン音が騙し騙し近づいてくるけど、明るい話はどこにも無い。眠たさに見捨てられて一人ぼっち。眠たさに見放されて一人ぼっち。心がヘドロのようになって、左心房の内側にへばりついている。そこに居れば少しは寂しさも和らぐのではと期待して、へばりついている。モニタの眩しさで息が重い。血が止まる。

2012年10月19日金曜日

向き合えない。

自らのブログに一月ぶりに投稿されたエントリーの内容が、頭が痛い、というだけのものである事に酷く心が沈む。今日の自分を動かす唯一の動力は、悲しみでもなく、喜びでもなく、苦しさでもなく、怒りでも、焦りでも、衝動でも情熱でもなく、頭の痛さであるらしい。もうだめだ、もうだめだ、と二度呟く。わたくしが駄目なのではなく、人生が駄目なのではなく、ただ心が駄目なのだ。脳が駄目なのだ。5分ばかりブログを書いて、あまりの内容の無さに狼狽する。今僕が考えていること、感じていることはこんなものではない。僕はそれを書けない。それに向き合えない。かと言ってそれから逃げる事も出来ない。頭が重い、指が重い、呼吸が重い。冬の風が戸を揺らし、ぴゅうと鳴って吹いている。

2012年10月11日木曜日

もうだめ

頭が痛くて発狂しそうと書く事で得られるのは自分がまだ発狂していないのだと思い込んでいる傲慢な人間のありのまま