2008年2月26日火曜日

はてなブックマークのコメントがあまりにもずれすぎているのでそれに対するコメント。



はてなブックマークのコメントがあまりにもずれすぎているのでそれに対するコメント。







hisamichi 同感 逆の例



どこをどう見ても逆の例では無い。




僕が胸くそ悪いと書いたのは、「僕がブログの投稿ボタンを押した」せいで「こういう糞エントリーを書く連中がいる」という事を「胸くそ悪い」と書いているだけで、別にマイケルジャクソンを貶めようが、祭り上げようが、僕にとっては取り立てて興味の無いこと。知らず関せず。胸くそ悪いとも思わない。


心底うんざりしていると書いたのは「僕がブログの投稿ボタンを押したせいで、こういう糞エントリーが世の中に垂れ流されるという現実」であって、「よく知りもしないものを好き勝手に貶める連中」でもなければ、「よく知りもしないものを好き勝手に祭り上げる連中」でもない。







noitseuq 対象は誰でもいいみたいだけどギズモードの中の人が犠牲に。



こっちのはてなブックマークのコメントはもっとおめでたいな。




「対象は誰でもいいけど犠牲になった」というのはこちらの台詞であって、こちらにはまったく当てはまらない。僕がいつそんなマイケル警備隊みたいな事をしましたか。


ブログのページビューを落とさない為の一番の秘訣は、毎日こまめに更新し続ける事。その為に魂より書かんとすべき事柄は持たないけれども、売りつけたいアフィリエイトと押させたいアドセンスは無限に所持していやがる連中共がウェブサーフィンをして、RSSをいっぱい読んで、目に入った記事の中からうまい具合に鼻で嗤えそうなネタを見つけて取り出しては、人を小馬鹿にして偉そうに上から目線で高説垂れ流す。インターネットで見つけた事柄を斜め目線で鼻で笑ってアフィアドるのが連中のやり口。それは正に「対象は誰でもよくて」以外の何者でもない。それを指した言葉が「胸くそ悪い」。


我が事ながら滅入ってしまうね、この類のインセンティブには。


2008年2月25日月曜日

眠るのが怖い。



躓いたり挫けたり攻めあぐねたり苛まれたり自分に冷たく冷酷に生きているのに、凍え死ぬよりは焼け死ぬ方がいいさとばかりに心のどこかで暖かさを求めていると、明日の自分に失望するのが怖くて眠れなくなる。眠らない限り今日は永遠に続くから、僕は決して明日の自分に失望しなくてすむ。あしたの僕は今日より冷たい。


2008年2月23日土曜日

ああ胸くそ悪いなあ。



http://coolsummer.typepad.com/kotori/2008/02/post-11.html

僕がブログの投稿ボタンを押したせいで、こういう糞エントリーが世の中に垂れ流されるという現実には心底うんざりするね。結局の所、僕がどんなに素晴らしく崇高なものを書こうとも世界は腐敗で満たされていくわけだし、僕がどんなにくだらなく糞なものを書こうとも世界は腐敗で満たされていくわけだ。もちろん僕が何も書かなくたって世界は腐敗で満たされていく。そんな腐臭に責任を追いたくないと思うのは自然な事で投稿ボタンを押したくないというインセンティブだけが僕が唯一インターネットから還元され得る要素ってわけか。腐敗は己の脳みそだけでもう十二分に事足りてんだよ。ああ胸くそ悪いなあ。心底胸くそ悪い。ブログってやつにうんざりする。あー死ね死ねみんな死ね。ブログ閉鎖してリアルに引きこもってるリア充連中は全員死ね。実績一万あるやつ全員死ね。肺癌で苦しんで死ね。だいたいマイケルの整形は大本営的に言えば事故(火傷)と病気(白斑)が元だろ。それにたかだが600アクセスでも息を吐くのもやっとなくらいなのに6億も売れりゃあ回路Jの1つ2つも焼き切れて当然だろう。ポックリ逝かれるよりはよっぽど救いがあるし。ああ胸くそ悪いったらありゃしないね。ブログを書いたおかげの何かで幸せな気持ちになった事なんて一度として無いぜ。僕がもしも幸せ探す旅人だったならばブログなんて1日目にしてほっぽり出してたろうに、幸いなことに僕は幸せ探す旅人のようなものとは対局に位置し続けているんだぜ。ベイベー。おうい。声なき声よ。で、その糞動画(いや動画ですらないけれど)を見たらマイケルについては「お腹いっぱい」で「もう一生分みた」ってか。その癖、スリラー25周年記念リミテッドエディションDVD付Amazonで詳細を見る?これが巷で話題の今ナウいblogってやつか。ああ心底うんざいるするね。胸くそ悪いったらありゃしないね。結局の所僕に出来る世界を良くするための唯一の方法はブログを書いても投稿ボタンは決して押すな、って事か。ああうんざりするね。胸くそ悪いったらありゃしない。幸いにして僕にはもう世界の"良さ"を気遣う余裕なんて残っていないから大勢には影響しないけれども心底うんざりするね。ああ胸くそ悪いったらありゃしない。それもこれも僕の書くブログのエントリーというものがどれも腐っているのが悪いのか。ああ素晴らしいね。素晴らしいったらありゃしない。これが希望ってやつか。腐っているぜ。腐っているぜ。でもこんな風に言うんだろ。腐るっていうのは豊穣だって。ああ胸くそ悪い。死んでしまえ。みんな死んでしまえ。のたうち回って死んでしまえ。


2008年2月22日金曜日

wc3lを見る為のまとめ。



「WarCraft3 Reign of Chaos」
「WarCraft3 The Frozen Throne」(拡張版)
という2本のソフトが必要。


WarCraft III Bundleが4980円で送料無料だが、普及版の為に簡易マニュアルのみ。布団の中で寝る前に取説を眺めてニヤニヤしたい取説マニアはWarCraft III Battle Chestを買うこと。版によってページ数は違うけれど、200ページ弱の説明書が2冊。もちろん全部英語。間違ってWorld of WarCraftを買ってしまわないように注意する事。warcraft3の国内流通在庫はほとんど枯渇している。

-日本語版は?

CAPCONから発売されているけれど、翻訳は散々な出来でサポートも終了しており、さらに相場は15000円~20000円と高額なので、とてもではないけれどお勧め出来ない。それでも構わないのならば互換性はあるので日本語版を購入してもOK。




◆面白すぎるのでどうしても遊んでしまい時間が泥棒される。いい方法は無いかか?

http://superserials.com/w1.htmlにある違法キーでinstallすると、オンラインに繋ごうとした瞬間に一発でblizzardがBANしてくれる。以後同一IP、同一PCではオンラインに繋がらなくなるので安心。P2P対戦ツールのGG Clientもblizzardと連携しているので、こちらも繋がらなくなるのでさらに安心。


-オンラインに繋げられないとpatchが当てられない。
公式でtft full patchをダウンロードして手動で当てる。


-気が変わった。オンラインに繋ぎたい。
まず最初に違法キーのものをアンインストールし、正規キーで再インストールし、バトルネットに接続を試みる(BANされているので当然繋がらない)。それからsupport@blizzard.comにIPと正規のKEY(rocとtft両方)を記載してメール。数日でBAN解除。されると思うよ、たぶんだけど。




◆必須ツールは?

-W3GMaster。
チャットログの確認や、操作量、オーダーのチェックに。
公式サイトは落ちていてダウンロード出来ないので適当にその辺の[[フォーラムとか>
http://www.warcraftsingapore.com/forums/showthread.php?t=508]]で。


-NOCD patch。
CDを読みに行くとうるさくて困るので、以前は非公式のNOCDが必要だったけれど、現在はblizzardが公式でNOCDpatchを当てるという驚くべき所行に及んだために不要。発売後6年も経過したソフトにCDドライブを占領されるとめんどくさい、というのは確かだけれどbrizの優しさはとりあえず神。


-Xwheel
WindowsXPで5ボタンマウスを使っているなら、サイドキーにNum7やNum4を割り当てる事によりアイテムをマウス一発で使えるようになる。




◆なぜwc3lを中心に見るのか。

システムの完成度が非常に高い為。1vs1が4カード、2vs2が1カードでバランスが取れており全てが2本先取。トッププロ同士の本気の2vs2が見られるのはwc3lだけ。

また、世界中全ての国と地域のプレイヤーが参戦しており、シーズン終了時に入れ替え戦が行われるので、新しい風が吹き込む余地が常に存在し続けている事。




◆wc3lの基本的ルール。

1vs1が4カードと、2vs2が1カードの5カード制。
全てのカードは2本先取。
2-0で勝利しても1ポイント。
2-1で勝利しても1ポイント。
5ポイント獲得でスイープ。



ポイント順で順位が決定され、1位と2位は無条件でオフラインプレイオフに進む。3位~6位のチームは、三位vs六位と四位vs五位のオンラインプレイオフに進み、勝者がオフラインプレイオフに進む。

参加チームは12チームで、下位2チームは入れ替え戦からやり直し。



まず無作為に選ばれた1本目のマップが通達され、それぞれのチームが選手を配置する。種族毎に得意なマップがはっきりしているので、相手エースを自軍エースで潰しに行く事を狙った配置や、相手エースに自軍の一番弱いプレイヤーを献げて他でポイントを稼ぐ事を狙った配置などがある。

2本目以降のマップは、敗者が選択する。プレイヤーはそれぞれ、自分が戦いたくないマップを1つだけkick(除外)する事が出来る。

//ルールの原文読んでおらず、全て経験則なので間違っているかもしれない。




◆現在最強のプレイヤーは誰?

WarCraft3第五の種族、Spirit"チャンピオン"moonが4年連続獲得賞金額一位。現アカウントはMYM]Moon。ただしもの凄く下手で弱い。あんなん僕でも勝てる。




◆動画とか無いん?


Grubby vs Moon WEG 2006 Game 4が英語実況付きで安心。
温存していた伝家の宝刀mass talonを抜いたsprit_moonとgrubbyのクラシコ。




◆関連記事。

-4K.Grubby
強くなる為に必要な事と少しの誇張

-WE.IGE.sky
空を自由に飛ぶ為に必要なものと少しの誇張




◆どこに行けば、いいんだ。

http://www.esl.eu/eu/wc3l
公式サイト。
けれども、試合が多すぎてどれが面白いゲームだったのかわからない。そこで、役に立つのがいわゆるweb2.0型のリプレイサイト。



http://www.wcreplays.com/page.php?section=replays
英語圏。
commentの多いものと、ratingの高いものが面白い。
Grubbyが負けるとみんなパニックになってratingとかおかしくなる。



http://war3.replays.net/
中華。
こちらはリプレイサイトがWEというチームを持っているので、WE所属プレイヤーのリプレイは無条件で評価が高くなる。WE所属プレイヤーのリプレイに対する評価に関しては信用しない事。また、Grubby人気もちょっとおかしくて、Grubbyのリプレイは全て評価が振り切れてしまい、全然信用出来ない。



http://tft.replayers.com/
アマチュアのおもしろリプレイを見るならばここ。
左下のReplay of the Weekは基本的に楽しいリプレイが多い。




◆ゲームのルールがわからない。

-WarCraft3雑記
古いけれど読んでれば色々とよくわかり楽しい。




◆面白いリプレイどれ?

-http://tft.replayers.com/?action=news_more&id=759
2007年度のReplay of the Yearノミネートパック。
ダウンロードして、解凍して、C\program file\WarCraft3\replay\に放り込んでゲームをスタートして「シングルプレイ」を選択して「リプレイ」を選択すれば見られる。

-真性引き篭もりhankakueisuu三選。

第五の種族sprit_moon vs master of warcraft3 ReMinD@バカ

WE.IGE.Sky vs 名勝負製造器 FoV@執念のネクロワゴン

ToD vs Lucifer@爆笑必至の大立ち回り




◆人のリプレイ見て何がおもろいねん。

-Element Tower Defense
ノーマルゲームでも全然勝てなくてつまらないとかなら、有名MODのElementTDとかどうか。フラッシュのelementTDの元ネタで、当たり前だけれどこっちが本物であっちはウェブ版の簡易版なので段違いに良くできている。


-d




◆waruroの中の人がシドに掠われたせいで人生が退屈です。

-知りません。


ブログが書けなくなった。



ブログが書けなくなった。パソコンが壊れたのである。
それでわかったのだけれど、僕はブログが書きたかったのだ。何よりも。




BeT.FoVとMYM]Luciferの1ゲーム目をluciが取ったのを見た後で突然ウインドウズが落ちて、ブルースクリーンが出た。動かない。セーフモードにすら辿り着けない。うんともすんとも言わない。

これまで書きためたものとか、ローカルのブックマークとか、がらくたの山とか、そういったものにアクセスする術が、全て失われてしまった。

fov対luciという頂上決戦の結果も気になったし、毎日欠かさずアクセスしていたお気に入りのブログも読みたかった。こうしてパソコンを失ってみると、自分の思考を忘れるという、現時突日の為だけにがらくたを弄る時間にしたって、案外楽しかったのかもなあ、などと思うようになった。

パソコンが失われて気がついたのは、僕には何もないという事だ。テレビも無いし、DVDも無い。360も無いし、PS3も無い。新聞も無ければ、携帯も無い。友達も、恋人も、知り合いもいない。僕には何もなかった。

どうすればいいのか名案が浮かばないままで半日が過ぎ、眠たくなって一度寝て、目が覚めたけれど事態は何も良くなっていなかった。相変わらずメインマシンは動かないし、いざという時の為のサブマシンはログインパスワードを忘れてしまって役に立たない。僕は、ただ「参ったなあ」と、まるで他人事のように無責任に途方に暮れるばかりだった。

寝転がって、昔の僕がパスワードに設定しそうなキーワードをいくつもいくつも書き出しては、思い出したように立ち上がり、サブマシンの電源を入れてそれを順番に打ち込んでみたけれど、どれも通りはしなかった。中のデータを諦めて、OSを再インストールしようとしたけれど、OSのインストール画面にすら辿り着けなかった。

読めもしない言語で出来たゲームの取り扱い説明書を一語一語読み進め、192ページを読み終えた所でそれにも飽きてPCの電源を入れてみたけれど、やはりうんともすんとも言わなかったし、サブマシンは何様のつもりか知らないけれど偉そうにそして冷酷に、ログインパスワードを要求してくるだけだ。人々がゲイツを憎む理由が少しだけ理解できた。

そんな風に、無味無臭、山も谷も無い日常を過ごしていると、突然に、ブログが書きたくて、書きたくて、たまらなくなった。とにかく苦しくてどうしようもなくなってしまった。誰がどう読むかとか、何をどう書くかとか、そんな事はもうどうでもよくて、とにかく、なんだって構わないからブログを書きたい。ブログを書けるのなら、他は何もいらない。ブログを書きたいという思いと、ブログを書けないという現実に対する恐怖が、両輪となり、先へ先へと進んでいった。

自分が何をしたいのかが、よくわかった。もう他の一切は不要だと思った。くだらないブログ(と言っても、絶対的にくだらない、ってわけではなくて、ただ僕の書くブログが面白すぎるだけで、それと比較すればくだらない、ってだけの話だ。)を読むもの、fov対luciの結果も、がらくたとかもどうでもよくて、ただブログが書きたかった。

ところが、こうして、サブマシンとメインマシンを解体して1つにしてブログの投稿画面に戻ってきてみると、何を書けばよいのかさっぱりわからない。書くことが無いのである。時間だけが過ぎていく。お星様でも降ればよいのに。


2008年2月20日水曜日

金輪際スポーツを見るのを辞める事にした。



僕はスポーツを見る事が好きだった。もちろん、今も好きだ。
けれども、スポーツを見る自分が嫌いだった。ずっと、である。

結局のところ、スポーツを見るという行為は、リスクを背負いません、という事に他ならないと思う。「勝ちたい」けれども、リスクは背負いません、努力もしません、という事である。スポーツ観戦というものは、ずるいのである。諸々をすっ飛ばして、勝利の歓喜を味わいたいという、ずるさなのである。

もちろん、それだけではない。スポーツには勝利だけではなく、敗北も付きものである。即ち、スポーツを見るという行為は、勝利への欲望だけを意味するものではなく、敗北への欲望でもあるのだ。

スポーツを見るという行為は、自らの人生と勝ち負けとを完全に切り離し、勝ち負けとは別個の安全な場所で、安定した基盤を築いておきながら、それと同時にテレビジョンを通じて、ただ勝利だけを、ただ敗北だけを、ただ不可逆性の勝ち負けというものを、どん欲に貪るものである。

もちろん冒頭で書いたように、スポーツを見るという事自体はは嫌いではないし、否定するつもりも無い。それ自体は好きだし、スポーツを見る人も嫌いではない。好きであるし、人はそうするべきなのである。しかし、スポーツを見るという行為を行う自分自身が嫌いなのである。

なぜならば現実の僕の人生は日々絶え間なく続く自らとの存亡を賭けた攻防の歴史であり、そこには血も、涙も、吹き飛ばされた肉片も節操なく散乱しており、不可逆の勝ち負けというものをもしも仮に僕が望んでいるとするならば、その為に行うべき事はスポーツを見るという行為をこれまでのように続ける事ではなく、スポーツを見るという行為を今すぐに辞め、固く握りしめた右の拳を手に取り立ち上がる事であるという結論に達したので、右の拳が固く握りしめられ次第、それを手に僕は行くのである。


世界中をはしゃがせた男をはしゃがせた男こそが、男の中の男である。

ゲームがどんどん難しくなり、近藤社長もゲームから離れていたという。



あー、またこれか。








「『Wii Sports』が僕に『ゲーム、もう1回やってみなよ』と問いかけてくれた。僕たちのことも考えてくれてたんだって、うれしくなった」



こういう自分自身を脚色して正当化あるいは美化する為に嘘ストーリーを垂れ流す連中ってどうにかならないのかね。そもそもこれは「難しくなる以前のゲームはやっていました」ってストーリー自体が嘘だろ。1975年生まれって最もゲームが理不尽に難しく、しかもそれがアホほど売れていた世代じゃねーか。そこから「どんどん難しくなってゲームから離れた」っていったい何だよ。一つずつ全部並べてみろよ。ミストにリヴンにロリータシンドロームって言うならまあ百歩譲るけどありえないだろう。












「アメリカから見て、任天堂は輝いていた」と近藤社長は言う。光源は「Wii」だ。「Wiiをプレイする米国人のはしゃぎっぷりったら、なかった。Wiiは普遍的な何かを、変化させたと思う」



しかも、なんだこれ。欧米コンプレックス丸出し。だいたい米国人なんてピザやオバマやポップコーンで大はしゃぎするような連中じゃねえか。そんなもんなあ、そんなもんなあ。いや、言わせてもらうけど。なら、ちょっとだけ言わせてもらうけれど。








そんな事言うたら、マイケルジャクソンの方がwiiなんかよりよっぽど凄い。マイコーがホーって叫んだだけで米国人頭おかしなったみたにおおはしゃぎしよんねんで?そりゃあもう、wiiなんかとは比べものにならない位の大はしゃぎ。なんか「スーパーボール見に行こかー」ってフットボールを見に来た筋肉の塊みたいなビール腹したおっさん達までが、ハーフタイムにマイコーが出てきて右手をヒュイゥッてあげただけで「マイコーーーー!」って野太い声で叫び出すんやで?


しかも、マイコーについた渾名が「キングオブポップ」。直訳すると「ポップの王様」全然王族とかじゃなくてポっと出のちょっと歌うまいだけの兄ちゃんやのに王様。


しかも、ポップの王様なのにロックの殿堂入り。しかも2回。ジャクソン5でロックの殿堂入りして、マイケルジャクソンでもう一回ロックの殿堂入り。しかも両方とも最年少で。なのに渾名は「キングオブポップ」。もの凄い矛盾やん。おかしいやん。全然ロックやん。なのにポップ。もうわけわからん。


しかも1枚のアルバムだけで売り上げが1億5000万枚。日本の人口超えてる。全てのアルバムあわせたら6億枚。「米国人がはしゃいだ」とかそういうレベルじゃない。売れすぎ。しかも、そんなに売れまくっているのにナップスターで最もダウンロードされたアルバムはスリラー。世界全人民はどれだけマイコーが好きやねんって話や。


おまけにコンサートではマイコーのシルエットが舞台に登場しただけで観客失神。一曲も見る事なく医療班に抱えられて退場。プラチナチケット丸損したのにカメラがよると感極まって「最高でした!」とかボロボロ涙流して泣いてんの。最高も何もおまえ全然見てないやん。どんだけマイコー愛されてんねん。


しかもマイコーはええ歌詞書く。「世界を良くしたいと思うなら、まず鏡の中の自分を良くしようぜ!」とか、がなりながら死にそうな声で歌い出すわけ。無茶苦茶かっこいい。言ってる事は無茶苦茶かっこいいのに鏡の中のマイコーは顔面崩壊。どないやねん。


しかも、マイコー出だしは良かったけれどだんだんプロのダンサーとかからケチがつきはじめて「ダンスだけなら俺らの方がうまいのに」とか「色物ダンスで売れやがって」とか散々僻まれて陰口たたかれて精神的に参ってしまったマイコーは、一念発起してもの凄いダンスの練習して、「これでポップもロックもダンスも世界一やでえ!」とか自信満々でプロモーションビデオを撮り終えたら、自信満々のダンスがあまりにも凄すぎて過激すぎたために放送コードに引っ掛かってしまい丸々カット。エルビスか。


しかも、売れすぎたせいで裁判おこされまくってたかられたりして表舞台からしばらく遠ざかった後で、MTVミュージックアワードでサプライズ復帰してインシンクと一緒にちょっとだけ踊ってみたら、四十過ぎでブランクまであるのにキレキレ。米国外では「インシンクと一緒に踊っていたダンスの上手い人は誰ですか」って問い合わせ殺到。なんでやねん。なんでやねん。それはないやろ。なんでやねん。











そんなマイケルが大はしゃぎでプレイしたのが、何を隠そうセガ・エンタープライゼスのゲーム。とどのつまり、鈴木裕は全てを凌駕するのであります。


2008年2月19日火曜日

前を向いて歩こう。



涙がこぼれないように上を向いて歩いていれば、いつかきっと良い事があるだなんて、そんな高貴なポジティブさを素直に受け入れられる余裕は僕にはない。けれども世の中にはそういう高貴なポジティブさを素直に受け入れられるだけの高貴さを有した人が大勢いるのだろう。




もう随分と昔に忘れてしまった涙が、ごそごそとこぼれだしてしまいそうな夜に思い出すのは、憤りと無念さと己の弱さに一人向き合い追い立てられて苦しんだ夜の事ばかり。僕には春も夏も無く、いみじくも邪悪に澄んだ人間の心だけがあり、そのせいでいつも混乱から逃れようと懸命に走っては自分がどこにいるのかもわからなくなり、混乱してばかりだ。もう何も覚えていないよ。もう何も覚えたくないよ。

もしも僕が上を向いて歩いたならば、景色はどんどん悪くなり、あたりはどんどん暗くなり、殺気だった吹雪や機械的な照りつけが皮膚という皮膚を焼き爛り、髭は伸び頬は落ちカビ生え干涸らび蛆わいて、それでもそれに気づかぬふりで、真上を向いて歩き続けるのだろう。幸せは空の上にだとか、悲しみは月の陰にだとか、寝ぼけた事をぬかしながら。頑なに上を向いて歩いている限り、涙で潤んだ雲と星しか見えぬのだ。

もちろん僕は悪路への悪路を歩き続けていて、これからもそうし続けるだろう。なぜならば僕の悲しみはここにあるのだし、僕の幸せもここにあるのだから。せめて自分の行く先を見失わないように、見誤らないように、しっかりと前を、前だけを見て歩こうと心に誓い目を閉じて駆け出す。今、NOW、速く。より速く。


www.youtube.comにアクセスするとjp.youtube.comに飛ばされてしまう。



最初はopera特有のものかと思ったんだけれど、そうでもないみたい。メインアカウントのfirefoxなら「www.youtube.com」に繋がるのに、サブアカウントのfirefoxでは「jp.youtube.com」に飛ばされる。発生条件がちょっとわからない。グーグルアカウントへのログインも関係なさそうだし。「youtube.com」でも「youtube.com」には繋がらず、「jp.youtube.com」に飛ばされてしまう。打ち込んでいるアドレスにアクセス出来ないというのはとても気持ちが悪いな。

これはもうこれでgoogle様とやらに「貴様ッ!!何をしたッ!!」とでも迫りたい気分だ。グーグルの連中はどいつもこいつも偉そうなだけで脳みそ腐ってやがるからおそらくは「クックックッ、知りたいか。ならば冥土の土産に教えてやろう」とかなんとか、キモい笑いで返されるんだろう。いや、はっきり腐っていると言えるのは桜丘の連中だけで本社の方はよく知らないけれど、まあどうせ似たようなもんだろう。

それはそうと、アドレスバーに直接「www.youtube.com」って打ち込んでも「jp.youtube.com」に飛ばされるというのはちょっと酷いんじゃないだろうかこれはいくらなんでも。google様に検問されているというヒヨコ扱いされている気分で嫌だな。


2008年2月7日木曜日

うまくいっているときに何が出来るかではなくて、うまくいかないときに何が出来るか。



頭が痛かったり、酷く気分が沈んだり、眠れない日が続いたりして、うまく回らない事がある。そんな時に僕は耐えて忍ぶばかりで何もせず、一日中ぼんやりと、くだらない事ばかりして過ごしている。

具合が良くなれば気分もずっとよくなって、自分がやりたい事を素直に疑いもせずに頑張って、きっとなんだって出来る。だからこそ、うまく回らない時は、どうでもいい、くだらない事をして過ごすべきなんだ。








パッケージングされた200枚入りの折り紙には、赤や、黒や、黄色や白の正方形が、10枚も20枚も入っている。けれども、金色や銀色の折り紙や、きらきら輝く特別仕様の赤青黄色の折り紙などは、それぞれ一枚ずつしか入っていない。たったの一枚ずつしか。

僕自身という人間は、そんなものだと考えていた。黄金色の折り鶴を折れる機会は一度しかなく、そのたった一度をし損じてしまったら、手元に残るのは二度と元には戻らない皺だらけのみっともない残骸だけで、「どうしてあの時、一片の曇りも無く輝く折り鶴を綺麗に折りきる自信も算段も無いままで、たった一枚のとっておきの折り紙に手をつけてしまったんだろう」と、一生後悔するものだと思っていた。

だからこそ、具合が悪いとき、気分が乗らないとき、うまく行きそうに無い時は、努めて何もしないようにしたし、出来るだけくだらないと思う事を、自堕落に行い続けるように心がけてきた。来るべき、具合が良くて、気分が乗って、全てがうまく回る瞬間に、純白のキャンバスに黄金色の墨汁で勝利の二文字を書き込めるように。

けれども、そんな日は来ないのだ。僕は、完全に間違っていたのだ。全てがうまく回る日なんてものは永遠に訪れない。待てど暮らせどそんな日は決して来ないのだ。

頭痛がなくて頭は澄んで心軽やかに踊る日は、きりきりとする胃の左上を指押し試してばかりだし、それが無い日はそれが無い日で昔痛めた関節が冬の寒さに当たって浸みる。体が良い日は体が良い日で、過ち続きの過去の所業が心の裏地から染み出して、僕をどこかへ追い立ててゆく。

そういうものなのだ。何かがうまく回る日は、何かがうまく回らない。もちろんそれに気づかずに、全てがうまく感じられて、無敵の気分になる日もあるけれど、それは、ただ、僕が鈍感なだけで、本当にうまく回っているわけじゃない。他の人のは知らないけれど、少なくとも僕の人生は、必ず何かがうまく回らない日だけで成り立っている。つまり、そんな日は来ないのだ。そんな日は決してこないのだ。

多分僕は思うのだけれど、万全の状態で何が出来るのかではなくて、うまく回らない時に何が出来るかなんだと思う。大切なのは。

明日はうまくいかない。必ずうまくいかない。何も思い通りにならない。頭は痛くなるし、気分は沈む。瞳は干上がって、喉はがらがら。悔しさと恐怖と悲しみで、呼吸が肺に引きこもり、胸から息が出なくなる。なに1つうまくいかない。必ずうまくいかない。けれども、何もせず、一日中ぼんやりとくだらない事ばかりして過ごしたりはしない。まず金無垢の折り鶴を折る。指先に些細な願いを込めて。