2012年7月31日火曜日

頭痛い

もう無理常識的に無理無理なものは無理

沸立つ心臓の左上

心臓の少し左、少し上にある小さな小さな人間の何かがにわかに沸き立ち、水泡の爆発となって左の肩を押し上げる。浮き上がった左肩は外れ落ちそうになりながらも僅かな筋と惨めな肉が懸命に人の形を繋ぎ止める。心臓の左の上の何かが全て蒸散してしまえばもう二度と、この体が崩壊してしまう事を恐れずに過ごせるのではないかと僅かな期待で堪え忍んでいると、無くなってしまった心の所在に血や肉が殺到し歪んで捻れ、内側へ内側へと歪に崩れてゆく。

2012年7月30日月曜日

最低限の弱さを

半日横になって半日wikipediaを読んでいたとか、一日中寝ていたら頭が痛くなったので寝ていたとか、そういった途方もない情けなさをどこかに書き残しておく最低限の強さが必要だと思う事もあるし、そんなものは要らないと思う日もある。せめてゲームでもやってゲームしましたと書けたならと思うのは誰もが通る道。眠るも起きるも体力がいるし、ビデオゲームにも体力がいる。体力というよりは、精神力というか、マナポイントというか・・・。

2012年7月29日日曜日

憎しみで首が回らない。

明日を思い立っても、誰かを好きになっても、本当に小さな安らぎを見つけても、すぐに憎しみが霧たちのぼり、火にかけられた水のように、小さく大きく異口同音に心が弾けて死ぬ音だけが聞こえる。あまたある様々な形の憎しみの中で最も正当性があるかに思われる憎しみは自ら己への憎しみであり、ただ憎しみで首が回らないだけではなく、やみくもに全てが辛い。憎しみに絶えかねて二度寝すると見知らぬ男と知らない町でデートをする夢を見た。当初は幸せな気分だったが、僕が見知らぬビデオゲームに夢中になっている間だに靴と靴下だけを残してどこかへ行ってしまった。今日もまたあの夏が来る。

2012年7月27日金曜日

またべとついて

夢の中だけでは素敵な人生を過ごせると浮かれていたら酷い夢を見て三四日寝込む。

2012年7月23日月曜日

なんなんだこの頭痛は

ええええ、なんでこんなに痛いんだ。

6月3日に滅んで。

6月3日に滅んではや50日。一時はPCの電源も入れずに一日中寝ていた。相も変わらず無害息災に生きている自分に小さな失望を覚える。不思議さすら感じる。自分は何事を持ってしても傷つかないのかもしれないとの思いがよぎる。何事を持ってしても永遠に安息は訪れないという憎悪と失望の二足で立つ絶望だけがある。誰かを幸せにしたいとか、誰かを殺害したいとか、誰かを不幸のどん底に突き落としたいといった類の気分はベルトコンベヤーで定期的に転がってくるが、そこに自らは常に不在。自らをどうしたいという感情が欠如している。最初から欠いていたわけではない。生きすぎたせいで奪われただけだ。全ては失われてしまった。指先一つで核戦争を起こせない身分で良かった。今日も世界は変わらず平和で、今日も、今日も、はぁ・・・。

2012年7月17日火曜日

目覚めて続く

目が覚めたその瞬間にもう最悪な気分で、それが一日中続く。何が悪いかというとこの人生そのもの全てが悪くて、逃げ出す事も打破する事も成らないばかりか、夢見る事もかなわない。眼を固く瞑って手で顔を覆ってふて腐れて汗に打ち勝ち眠ったところでこの人生は目覚めて続く。

2012年7月15日日曜日

この場合ベホマが正解。

暑さにやられ、悪い心にやられ、空腹にやられ、まるで孤独のような無力感にやられ、全ての気力を失って、疲労と憔悴が積み重なり、部屋の地面に倒れていると、ザオリク、ザオリクの声が壊れた喉の奥から出るが、ザオリクは死んだ人間を生き返らす呪文であり、この場合ベホマが正解。

2012年7月12日木曜日

死んでしまえ。

起きたよ。朝が来て、目が覚めて、それだけ。 嫌な夢を見て、目が覚めて、また寝てを繰り返して。 残されていたほんの僅かな小さな小さな希望が全て消えた夜だった。 自分の心に近づきたくない。 遠く離れて生きていたい。 目覚めてからの15分で、ブログを5行書いて、嫌な夢を幾つか思い出して、あるいは忘れてしまって、未だ滅びずに潜んでいた純真さのようなものに恐れを成して、自らの心に対して死んでしまえ、死んでしまえと呪いの言葉で殴りかかる。暑い、暑い。

2012年7月8日日曜日

ハロー、ハロー、ハロー。

起き続けて、意識がもうろうとして、空腹を抱え続けて、意識がもうろうとして、自らが朦朧とする生き物であるという事だけが全ての感覚になって、抱えようのない痛みも、乗り越えられない悲しみも、全ては失われて、果てしない頭痛が片側にだけ訪れて、朦朧はさらに加速して、朦朧だけがここにはあって、他の物は何も無くて、これが僕の望んだ天国なのだと、肉感的な痛みと生物学的苦しみが人としてのわたくしの全てを癒しはじめる中で遂に、睡魔と空腹に敗れて倒れ、空腹でもなく、頭痛でもなく、睡眠でもない心の闇が具現化された夢に叩き起こされて、全ては元通りになり、頭痛と空腹と眠たさと、元通りになったわたくしの全てが絡み合い、もう僕には生きる術がない。