2007年4月23日月曜日

雑記。



Twitterにアクティブアプリケーションのデータをアップする、という機能に絞る。それ以上のものは一切含めない。

名称未定2.0は「twitterを利用する」為のアプリケーションであるはずなのに、名称未定でやりたかった事というのが頭の中にどっしりと大量にそれこそ100項目くらいあって、どうしてもその影響を受けてしまう傾向にある。

例えば、まず第一に「グラフにして見渡したい」というのがある。よくよく考えたらこれが一番の間違い。あくまでも「twitterを利用して可視化する」なんだから、円グラフとか棒グラフとかいらない。twitterのログだけあればいい。先週比とか、週毎の変移とか、先月比とか、そういうのはいらない。twitterのコンセプトどおり「今」「何を」という2点に絞る。

他にも、同じゲームであっても、ソフトによってexenameは違ってくるので、タグ付けしてまとめて見たい、というのもいらない。それをやりたいならば、HaiTwitでやらずに、また別のものでやればいい。だいたい、タグ管理&数年分のデータにタグを付けて管理などというのは僕の力量では納まらないわけです。明らかに、途中でくたびれて飽きて、Ver0.23が日の目を見る事すら無いくらいに頓挫する。どうですか、この潔さ。「僕の能力では出来ません」なんてなかなか言えませんよ。これぞまさしく自らの無能さを認める潔さですよ。器量が大きいですよ。凡人だと「もしも今ここで出来ませんなんて言ってしまうとますます社内で孤立してしまうんじゃないか・・・そうだ!!!ピカーン!出来ないのではなくて、やらないって言っておけばキャーカッコイイーとか言われてよろしくやりまくれるぜ!」みたいな薄っぺらい事を考えて「出来ないのではなく、やらないんです」とか、「何をするかではなく、何をやらないかが、個性なんです。」とか言いだすところです。

それと、「今何をしているか」を一定時間毎に勝手にアップロードする機能もやらない。「聞いている音楽+見ているウェブサイト+見ているJPEGや動画+メッセで話している相手+ダウンロード中のファイル+フリッカーにデスクトップスクリーンショットをアップ」くらいまで段階的にやりたいとか思っていたのだけれど、絶対にやらない。「それ、出来るんですか?」って尋ねられたら、まあ確かに「やらないんではなく、やれないんです」と答えざるを得ない側面があるのも確かだけれど、やらない。何故ならば、個人情報だだ漏れとかそういう以上に、恐怖で自らを支配するようなアプリケーションは作りたくない。反省とか願望とか、そういう名称未定と同じ方向で行きたい。(こういった機能も、アップロードの無い名称未定であったならば、自らの今を過去と比較し可視化する、という機能なので、かなり未練があるけれど)

一方で、見ているウェブサイトにつては、力量的に出来る所までは徹底的にやりたい。試しに200サイトのチェックをして見たら、1秒くらいはかかるんじゃないかと思ってたのだけれど、0.1秒かからなかったので、「個人ニュースサイト」「新聞社」「スラッシュドットとかオーマイニュースとかそれ系ニュースサイト」「俗悪サイト」「アダルトサイト」「紹介ブログ」「ブログ」くらいまでは拾いたい。あと、前回すっかり忘れてたmixiあたりも当然。多くの人にとってはPC=ブラウザなので、そこはしっかり可視化したい。


なんか全部切り捨てる事を再確認したら非常に気分が楽になった。またいつかそのうちやる気が出たら続き作ろうと思ったけど、とりあえず今はここ数日ブログ全然書いてなかったのでブログ書きたいし、微妙。年内には0.23出す。期限的にちょっと冗長すぎる嫌いはあるけれど、どこかの社長みたいに新機能リリースを大々的に告知しておきながらこっそり期限延期して、謝って、今度こそはやります!って宣言して、やっぱり延期しますって言い訳に終始して、気がついたら予告日が消えて「未定」になってたりするよりかは幾分かマシ。下を見ればきりがない。人生には区切りが無い。脳みそがコーラになったような頭痛が夕方から続いていて左こめかみを削除したい衝動に駆られ続けているけれどやりません。やれないのではなくてやらないのです。嘔吐。生きたい。


人様のブログのエントリーを全文パクってブログを無数に作成し、誘導とSEOに利用したインターノウス株式会社の中舘宏輔は即死死ね。



プログラマーの仕事っぷり
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IT・web系の転職・求人情報
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マーケティングを考える
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キャリア情報 - kokonakaの日記 -
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派遣社員の独り言 ~求人情報選びで失敗した私の壮絶派遣ライフ~
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派遣の品格始まるよん
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求人情報への扉
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求人情報の秘密、~効果的な求人情報の探し方~ - livedoor Blog(ブログ)
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求人情報、で いくよ~
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求人情報活動日記
http://netdeshigoto.wordpress.com/


求人情報のススメ
http://shigotosagashi.wordpress.com/


フリーエンジニア・SOHO活動日記 - livedoor Blog(ブログ)
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転職・求人情報情報局
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BENRI
http://webout.jugem.jp/


面白ブログ、役立サイト。(後述)
http://omoyaku.jugem.jp/







上記のblogは全て、とあるウェブサイトの宣伝の為に開設されたもの。
誘導及びSEOが目的の、所謂SPAMブログ。





正直なところ、スパムブログくらいじゃあブログを書く気にはならない。
「スパマーみっけ、こりゃひでー」なんて、そんなの、僕の、趣味じゃない。










しかし、である。




http://automatwitter.sakura.ne.jp/mrjobs.jpg


BlockBlogの新着リストから全文コピペでパクったエントリーの文頭に「mr-jobs」、文末に「転職」を付け加えたスパムブログの山、また山。








さすがにこれには、それである。


ブロックブログを知らない人の為に説明しておくと、ブロックブログってのは歴史上稀に見るくらいに劣悪な使い勝手のブログサービスなのです。エントリー1つ投稿するにも、リアルで10回くらいクリックしなければならない。カテゴリの追加とか修正とか絡むとそれだけでリアル30分。


そんな悲惨なブログサービスでブログを真面目に書いているブロガーというのは、本当に尊敬に値するわけです。我が国を代表する尊い人々なわけです。そのブロックブロガーの文章をパクるというのは言語道断怒り心頭まったくもって万死千死に値。許せないわけです。ブロックブロガーのエントリーをコピペでパクるような人間は一生誰からも必要とされないような糞野郎です。断言できます。本当に最低な野郎ですよ。生まれてきたのが間違いです。詐欺師ですよ。禿げですよ。童貞ですよ。間違いないです今すぐに死ね。








以下に示すのがブロックブログの新着エントリー全文コピペスパムブログ。





タイトル
http://lducky.blog99.fc2.com/


My First JUGEM!
http://wityun.jugem.jp/


My First JUGEM!
http://lducky25.jugem.jp/


タイトル
http://white.ap.teacup.com/wityun/


タイトル
http://red.ap.teacup.com/lducky25/




どれもがデフォルトブログタイトルである事と、投稿されたエントリーは全て2日後には機械的に削除されている事から、ツールによって自動で行われている模様。


骨肉削ぎ落としながら書いたエントリーが丸々パクられていたのを見て反射的にちょっとだけ激昂してしまったのでちょっとだけ調べてみたけど、戻るで文章飛んだのでどうでもよくなってかなりはしょったり適当だったり。











求人情報のミスタージョブス / 3万件の求人情報を常時掲載
http://www.mr-jobs.com/



日本最大級のIT業界転職サイトと銘打たれたこちらのサイトが宣伝対象。






私たちは、出会いほどエキサイティングなものはないと信じています。
IT技術が発達したことで、国、地域、業種、職種、年齢を超えたコミュニケーションが可能になり、10年前では、考えられないくらい世界が身近になってきました。地球の裏側で起きている出来事をリアルタイムで知ることができたり、遠く離れた家族とも簡単に映像を使いコンタクトもできます。


では、私たち、人間は進歩しているのでしょうか?


貧富の差、環境問題、民族紛争など解決しなければならない問題は未だ山ほどあります。インターノウスは、人材業、IT技術を通じて、「世界の人的交流に貢献すること」「人々に感動と興奮のサービスを提供すること」「公平な機会が得られる世の中を創造すること」という3つの企業理念を核に常にお客様の期待を超えたサービスを提供していきます。


         代表取締役社長 中舘宏輔



なるほど。
非常に深くなるほど。
感じるじるものがあったのでちょっと見てみた。









■氏名:中舘 宏輔(Kosuke Nakadate)
■職業:インターノウス株式会社 代表取締役社長
■年齢:25歳
■住所:東京都在住



この人。









【インターノウス 企業理念】
1. 世界の人的交流に貢献すること
2. 人々に感動と興奮のサービスを提供すること
3. 公平な機会が得られる世の中を創造すること



僕ならこの辺は句読点打ちまくるな。句読点大好きだから。
あと、「である」とか「即ち」とか「故に」とか入れまくる。好きだから。












【これまでの経歴】
■在日米軍基地での環境ビジネスにて4年間仕事をする。


■その後、通信企業にて営業をはじめる。


■半年後には全国トップになる。その後トップの成績を退社時まで維持する。最低でも200% 最高で営業目標は300%を達成。


■英語の完全習得、アメリカでの人脈の構築、また国際感覚を身に着けるために2004年に渡米。



英語の完全習得!完全習得!凄い!凄すぎる。かっこいい!超かっこいい!
Rubyを一年以上もの間ルーディーと読み続けていた僕とは次元が違う。



2004年に渡米とあるからそこから逆算すると、2003年に営業トップ、2002-1998が在日米軍基地での環境ビジネス。2007年に25歳って事は、16-20歳が在日米軍基地での環境ビジネス期間、か。かっこいい!超かっこいい!IQ180!みたいな!








■今年2005年4月に日本に帰国、一週間後、コールセンターのアウトソーシング事業と日中間の人材業の事業立ち上げのために上海へ1人で渡る。
中国電信上海支局とPCCW上海支店のオペレーターの座席が40%ほどの空きがあることを知り業務提携の話を持っていくが、日中でのシステム構築に莫大なコストかかることを知り、コールセンター事業を諦める。もう一方のプランの日中間での人材業のために動き回る。飛び込みで入った日本語学校が幸運にも中国最大の日系企業向け求人サイトを運営している企業の子会社で、グループ会社の社長を紹介してもらう。ラッキーと思って企画を何回も提出するが、最終的に却下される。(笑)


■2005年6月日本へ帰国、再度企画を練り直す。創業メンバーのIを向かえて事業開始へ向けて動き出す。


■2005年10月上海起業家登竜門でプレゼンをする。


■2005年12月インターノウス株式会社を設立



きゃー素敵。





■2006年7月
転職・求人情報サイトミスタージョブス
派遣情報サイトミスタージョブス派遣情報
人材紹介情報サイトミスタージョブス・エージェントの3つをオープン。


Blogの内容
■マーケティング
■事業関連の記事
■経営
■人材マネジメント


■好きな人
孫正義、折口雅博、リチャード・ブランソン、トム・ピーターズ、


■ライバル(超えられるよう頑張ります。)
「ジャスダック上場までの軌跡」のMLOSさん


■趣味
読書、映画、バックギャモン、音楽(JAZZ)


■好きな言葉
・臆病者の目には敵は常に大軍に見える(織田信長)
・我々の目的は成功ではなく、失敗にたゆまずして進むことである。(スティーブンソン)


幸運にも素晴らしい方々とお会いする機会が増えてきました。今後も積極的にいろいろな方々とお会いしたいと思います。弊社の理念や事業に賛同していただけるかたは、喜んで迎えますので、連絡をいただければ幸いです。


気軽に連絡をください。→KosUKe2039@gMail.cоm
(スパム対策のために文字変えています。実際にメールをするときは、半角英数で送ってください。)



さて。









中舘宏輔はブログスパムによって利益を得る立場にある。
即ち、問題は1つ。


ブログスパムを行ったのは一体誰なのか。幾億のブロックブロガーがその身を削いで書き上げたエントリーを全文コピペで丸パクり、その尊厳を踏みにじったのはだれなのか。「社内の何者かが独断でやった事だ」とか「我が社を陥れる陰謀です」とか、手垢のついた、その手の類で終わってしまう話なのか。














中舘宏輔のメールアドレス。





kosuke2039@hotmail.com





「kosuke2039」@hotmail.com





派遣アリー マイ ラブ
http://kosuke2039.10.dtiblog.com/





http://「kosuke2039」.10.dtiblog.com/





繋がりました。





「派遣社員の私アリーが派遣ライフを綴ります。 」
ですってあはは。お笑いですね。馬鹿ですね。英語完全習得のスーパー☆営業マンの正体は派遣社員ですか。OLですか。小物臭ですね。詐欺師です。








この中舘宏輔、どうもパクリの常習犯。


たとえばmr-jobsのプライバシーポリシーは100%丸パクリ。しかもwikipediaをパクってアフィるゴミどもなんかによく見られる「文末や口調を微妙に変える」という悪質なパクリ。





パクリ元はマイナビ転職のプラシーポリシー。同業大手。


株式会社毎日コミュニケーションズ(以下「弊社」といいます)は、マイナビ転職(以下「本サービス」といいます)をご利用になる方(以下「利用者」といいます)のプライバシーを尊重し、利用者の個人情報(以下の定義に従います)の管理に細心の注意を払い、これを適正に取り扱います。



インターノウス株式会社(以下「当社」)は、Mr.Jobs(以下「当ウェブサイト」)をご利用になる方(以下「利用者」)のプライバシーを尊重し、利用者の個人情報(以下の定義に従います)の管理に細心の注意を払い、これを適正に取り扱います。




 

■個人情報
個人情報とは、利用者個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により利用者個人を識別することができるものをいいます。また、その情報のみでは識別できない場合でも、他の情報と容易に照合することができ、それにより結果的に利用者個人を識別することができるものも個人情報に含まれます。



個人情報
個人情報とは、利用者個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日、住所その他の記述等により利用者個人を識別することができるものをいいます。また、その情報のみでは識別できない場合でも、他の情報と容易に照合することができ、それにより結果的に利用者個人を識別することができるものも個人情報に含まれます。



コピペして、「住所」の二文字を入れただけ。



■個人情報管理責任者
本サービス利用者の個人情報は、以下の者が責任をもって管理することとします。
株式会社毎日コミュニケーションズ
マイナビ転職編集長
細矢 達二
E-mail:mt.user@mynavi.jp



個人情報管理責任者
本サービス利用者の個人情報は、以下の者が責任をもって管理することとします。
インターノウス株式会社
info@internous.co.jp



「以下の者が責任をもって管理する」と書いておきながら担当者名無し。



■個人情報の利用目的
本サービスにおける個人情報の利用目的は以下のとおりです。弊社は必要な範囲内でみなさまから個人情報をお預りしています。
(1) マイナビ転職利用者に対するサービス提供。
(2) 会員サービスにおける個人認証。
(3) 求人求職情報の適切なマッチング。
(4) 利用者の承諾にもとづく、マイナビ転職利用企業等への個人情報開示。
(5) 弊社からのお知らせ、ニュース、アンケート(一部広告を含む)の配信。
(6) モニター等への応募、プレゼント発送、記事作成等における取材対象者の募集。



個人情報の利用目的
本サービスにおける個人情報の利用目的は以下のとおりです。当社は必要な範囲内で登録会員の個人情報をお預りしています。
1.当ウェブサイト利用者に対するサービス提供。
2.登録会員サービスにおける個人認証。
3.求人求職情報の適切なマッチング。
4.登録会員の承諾にもとづく、当ウェブサイト利用企業等への個人情報開示。
5.当社からのお知らせ、メルマガ、アンケート等の配信。
6.統計などユーザープロフィールなどを作成する場合
7.モニター等への応募、プレゼント発送、記事作成等における取材対象者の募集。



コピペして「弊社」を「当社」に置き換え。









あとなんだっけ。
ad-networksか。





職務経歴書作成なら職務経歴書ダウンロードのmy resume
http://keireki.ad-networks.net/


履歴書基礎知識―履歴書ならresume.net
http://resume.ad-networks.net/


履歴書作成なら履歴書ダウンロードのmy resume
http://rireki.ad-networks.net/




手動で作られたmr-jobsの宣伝サイトや、はてブ/ライブドアクリップのアカウント、あるいは転職サイトのアフィリエイトを並べて、アフィリエイトではないmr-jobsへのリンクを紛れ込ませたサイトなどを見ていると、ad-networksという会社と有機的に結びついているのが目に付く。





http://adnetworks.jp/index.html
ad-networks社のウェブサイト。


奇跡的と呼んでも良い程に酷いウェブサイト。
アフィリエイトサイト、スパムサイトの山また山。


この沖縄のad-networksという会社もまた、
スパムやコピペ盗作を、これでもかとやりまくってる。





ad-networksという会社との繋がりが見られるスパムブログ群が作られた時期と、mr-jobsだけをターゲットにしたスパムブログ群が作られた時期は、微妙にずれている。mr-jobsスパムブログが昨年の秋なのに対して、ad-networks&mr-jobsは今年に入ってから。




そこから想像するに、スパム盗作お手の物の中舘宏輔が、スパム盗作その類いわゆる黒SEO商法を商売にしていた、ad-networksにひっかけられた、というのが真相だと思う。








ブログ書きたいからそろそろ終わろうと思ったけど再び腹が立ってきたので続ける。








ad-networksによるスパムサイトと中舘宏輔によるスパムサイトには、ちょっとだけれど微妙な違がある。昨年の秋に多数作られた、中舘宏輔の手によって書かれた典型的な文章をいくつかあげる。




カリスマ プログラマー
に会ってきましたよ。


彼とは、もう8年くらいの付き合いなのだけど、
昔からプログラミングに関しては超一流。


あるIT系ニュースサイトにも、記事を書いてる。。


すげ~な~。


そう考えると僕は、ダメダメだな。


UMLってあんまやったことなかったんだけど、今日彼に 
その必要性を教えられました。


今後のプログラミングには、MUSTだよ・・・と。。。




今日は、ある営業のDさんと面談。


Dさんのお年は、40代後半。
人材業的な見方をすると、正直、派遣は難しいです。。
というのも、派遣先の企業さんからみても、長く勤められない、育成が難しいとなってしまうからです。。。


しかし、このDさんの履歴書をみると、今まで、いろいろな経験をされてきており、私てきには、すごく応援したいというのが正直な気持ちでした。


Dさんは、今月で、人材派遣会社を回るのは、ウチで4社目だそうです。


是非、頑張って欲しいと思います。




さてさて、IT業界ですが、L社の事件以来、やっぱり、大手がいいな~って人も増えてきましたよね。特にwebデザイナー、やwebのデザイン系の人は、そうかもしれませんね。 営業系や、企画系の人は、どっちかっていうと、「一発屋」というか「山師」みたいなところがあり、「俺も、金持ちに!」っていう人が多いような気がしますが、webデザイナーの人たちは、どっちかっていうと、まったり~って感じなので、大手でゆっくりのが あっているのかもしれませんね。



このような感じ。



やっぱり、アメリカは面白い
2007.04.13 11:25
海外のサービスといえば、「TechCrunch」とか「百式」を読んでいる人も多いと思いますが、やっぱり自分で海外のサイトに行ったほうがよかったりします。


何日か前から、いろいろと調べることがあり、アメリカのサービス、ニュースとかを見ていたのですが、まだまだ日本にないサービスがたくさんありますね。


やはり、定期的に(毎日かも)時間をとってアメリカの新しいサービスはチェックするべきですね。



こちらは、中舘宏輔のブログのエントリー。
同じ人ですね、という感じ。





中舘宏輔のブログのエントリーの全てが手書きのエントリーなわけではなく、コピペしただけのエントリーも多数あるのだけれど、物凄く頑張ってスパムブログを1つ1つ手作りしている感じが伝わってきて、心情的には応援したい気分になる。




この記事へのコメント
派遣OLです。
よろしくお願いします。
Posted by 派遣 at 2007年03月19日 11:43



その手作り感の典型例とも言えるのが、このコメント。
自分で作ったスパムブログに自らの手でコメントしている。
http://webdazeweb.seesaa.net/article/34685698.html#comment



正直、ちょっと、ほろりと来る。




一方で、ad-networksの方は、こなれている。
効果の程は別にしても、プロの手によるブログスパム。
ああ、なるほど金取ってやってるね、と納得できる仕上がり。





http://likemies.blogspot.com/
たとえばこのブログ。


キャリアマトリックス
というサイトからのパクリ。運営元は「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 労働大学校」となっている。同様のブログは40ほどあるのだけれど、全てキャリアマトリックスの職業検索(職業名や職務内容などから職業を検索し、職業についての詳細情報を表示するサービス)からのコピペ。





「情報商材の顧客は同業者」というか、「スパマーの顧客はスパマー」という現実に行き当たっておしまい。もっと調べたんだけれど手動で開設されたとみられるスパムブログだけで200とかやってらんない。底なしに近くてやってらんない。こういうの目にしてしまうとGIGAZINですらスーパー健全健康的に見えてしまうからおそろしい。沖縄っていう所はこんな会社でもがっちり儲けられるんだなぁ、と思うと同時にこんな会社に引っ掛けられた沖縄の多数の中小企業を見て悲しい気持ちになりました。





ちょっとだけ思い出したので追加。


シックスアパートの関信浩がインタビューのあまりのつまらなさに笑った。mr-jobsの作文なんじゃないかと思ってしまうくらい酷い。インタビュアー頭悪すぎる。関さんかわいそう。


あと、新規登録キャンペーン
「当選発表:厳正なる抽選を行い、当選発表ページにて発表を行います。」
とあるにも関わらず、当選発表無し。期日が2006年10月31日なので、はったり。





また思い出した。というかこの調子でやってると戻るで飛んでしまった文章の量に近くなってしまう。僕だって普通にブログ書いたりHaiTwit作ったり手を繋いでいちゃいちゃしながらドーナツ並んだりしたいのに。





http://internet.okwave.jp/qa2476603.html
中舘宏輔さんは、OKウェブで自作自演で健気に宣伝してたりもする。
「alchemist2039」は中舘宏輔のサブブログである国境を越えろのIDと同じ。





沖縄などではキャバクラでハーフの子も多く働いています。米兵がよく来るのでやはり喋れる子は得だと思います。 ただ、私の友人のアメリカ人が言っていた話ですが、アメリカ人はキャバにお金を払うならストリップに行くと行っていました。なので、日本人並みにキャバクラには行かないと思います。ただ、需要はあると思いますよ。六本木でもたまに外国人はいますし、沖縄でなくとも基地の周りに行けば、外国人はいます。 



その中舘宏輔さんのOKウェブでの発言。






「沖縄」の二文字。「■在日米軍基地での環境ビジネスにて4年間仕事をする。」という経歴と繋がる。そして、アドネットワークスの住所が「沖縄県中頭郡北谷町桑江585-27」。





「沖縄県中頭郡北谷町桑江585-27」で検索すると、
福地岸本保険企画という会社の住所とまったく同じ。アドネットワークス社と福地岸本保険企画が同じ建物に入っていた、という可能性もあるけれど、双方とも住所に階や部屋番が無いというのはちょっと不思議。




そこで浮かんだのが「中舘宏輔が営業をしていた会社は福地岸本保険企画ではなかろうか?」という疑念。だとすると、アドネットワークスの大島和幸とmr-jobsの中舘宏輔は顔見知り、もっと言うと旧知の仲ではなかろうか。




仮にそうだととすると、中舘宏輔がアドネットワークスのSEO商法に引っかかったというのは事実ではなく、ただたんに似たもの同士のお友達、という事になる。











結局のところ結局のところなんてどうでもよくて、ブロックブログの新着エントリーを全文パクってブロックブロガーの血と汗によって書き上げられたエントリーを踏みにじり利用したインターノウス株式会社の中舘宏輔は廃業して死ね。


2007年4月22日日曜日

せかいがへいわでありますように



心臓がひとしぼみする度に、行くのを嫌がる血球の群れが居場所を失い押し出され、青大将に飲み込まれた牛蛙のように血管を押し広げては肉をいびつに歪ませて、歪まされた肉は当てつけるように骨を罵り軋ませる。軋んだ骨は痛みを届けて血球の群れを萎縮させ、全てを止めようとしがみ付く。

CRT14インチの放つ光に焼かれた心は血みどろの幾億本のみたらし団子を突き立てられた矢鴨のようにのた打ち回ってあたり一面こびりつき、葛湯のようにとろけたままで鉛のように冷えてゆく。幸せもdota allstarsもいらないからたった一秒の安息を。吹き付ける風が体温と、慟哭を共に奪い去るまで過ぎたる望みが消えうせるまで。


Googleのキャッシュをクリックしても転送されてしまってキャッシュを見れない。




hankakueisuu hashimotoDaiya highbiscus hirokiAzuma ishitaniMasaki kaminogouya kanakoSakai KaoriManabe kasaharaHiroko MakotoSaito manabeKaori MikiMatsuoka minoriChihara mizutamaKeinojou modernSyntax MoriKouichirou naoNagasawa okabeIsaku OoshimaYuuki ShiraishiSan shoukoNakagawa smashmedia TadaTadashi tatsuoYamashita toshinaoSasaki yukariTsumura yukariUmezawa ガモウ ひろし 三 木谷 三谷 幸喜 中島 秀之 中川 翔子 乙部 綾子 南海 キャンディーズ 大橋 巨泉 始皇帝 安部 晋 実相寺 昭雄 小松 左京 小林 貴 祐 小池 真理子



これは突っ込みたいです。
物凄い突っ込みたいです。
全力で突っ込みたいです。



けれども、突っ込みどころが多すぎて突っ込めません。
僕には無理です。力不足です。精進が足りません。


test



test



test



test



test
test



言うまでも無く、古典的な所謂キーワードスパムなんだけれど、一体どのようにして収集したんだろう。想像できない。面子が微妙すぎる。手動なのかな。まさか自分がキーワードスパムの対象になるだなんて思っても居なかったから面食らった。全然AV女優とかじゃないのに。清潔感あふれる好青年なのに。





あぁ、、、、。
これ、はてなブックマークかdel.icio.usのタグだ。なんだ、そういう事か。





多分だけど、コピペした部分はdel.icio.usのtsupoっていう方がつけてるタグだと思う。本物はこの20倍くらいあるのだけれど、全部del.icio.usのタグっぽい。





http://72.14.235.104/search?q=cache:Y6ijnKeI_EMJ:g5.enbijim.com/2007/02/post_17.html+kaminogouya+kanakoSakai&hl=ja&ct=clnk&cd=5&lr=lang_ja


あと、上のGoogleのキャッシュをクリックしても、
キャッシュではない普通のページに転送されてしまう。









この辺りだろうか。
全然わからないけど。





スパマーのプロフィールがこれで、
売っている商材がこれ、か。
奇遇にもタイムリーだなあ。


2007年4月20日金曜日

僕がRudyについて今日学んだ事。

Rudyは「ルーディー」と読むものではなく、「ルビー」と読むものである。

















驚いた。
これには正直驚いた。


「Ring of Regeneration」を「リングオブレギュレーション」と読み続け、
「losers bracket」を「ルーザーズバックラウンド」と読み続けていた僕でも、
これには、ちょっと驚いた。いくらなんでも、驚かずにはいられなかった。


「Regeneration」をレギュレーションと脳内音読してしまうのは、まあ致し方ないところであるし、「bracket」をバックラウンドと音読してしまうのも、これまた仕方が無いところだ。何故ならば、僕は生まれてこの方「ブラケット」なんて台詞を聞いた事がないし、「リジェネレーション!」と叫んでいる人を見た事もないからである。だんだん悲しくなってきた。なんでこんなに恥ずかしいエントリーを書いているんだろう。これじゃあ、まるで、僕が英語なんか全然出来ない貧相おつむのあんぽんたんみたいじゃないか。




とはいえ、さすがに<ルビー>には驚いた。

この1年以上もの間、僕は「Rudy」の4文字を毎日のように目にしてきたし、「Ruby」に書かれた文章だって、少なからず読んできた。そりゃあ僕だって忙しいから全てに目を通したわけじゃないけれど、けつじょうひろしがくだらない小話を書いてたのも読んだし、まつもとひろゆきが島根県出身だって事だって知ってるし、TダイアリーがRubyで書かれたって事だって知っているし、Rubyってのはパイトーンみたいなもんだって事も知っている。もはやRubyについて知らない事は無いと書ききっても過言ではないくらいのRuby通である。Rubyのことなら僕に聞いてくれ。必ず一人前にしてあげるから。

それくらい日常的に、ブログやらウェブサイトやらはてなブックマークやらで「Ruby」の四文字を目にしていながら、一年以上、いや約二年もの間、「Ruby」のbは、<Dの小文字>ではなく、<Bの小文字>である、というあまりにも明快にして単純な事実に、一度として気がつかなかった自分自身に呆れて果てた。



僕は英文字が読めないので、英文字の単語に出くわした時は一文字一文字解読して、片仮名でルビを振る。そのようにして割り振られたルビは、それ以降は一切検証される事なく頭の中で朗読され続ける。そうやって、もうRで始まる4文字の英単語を目にした瞬間に「ルーディー」と読み上げられてしまい、100度200度300度、あるいはもっとそれ以上の回数に渡って「Ruby」の四文字を目にしながら、ただの一度も<b>が<b>である事に気がつくことが出来なかったのである。「Ruby」を<R>、<u>、<b>、<y>として認識するのではなく一つの記号として認識しルーディーと音読し続けてきたのである。これは、恐ろしい。




僕は、あるいは人間という生き物は、ひとたび「これはこういうものだ」と思ってしまうと、そう思い込んでしまう傾向にある。そして「これはこういうものだ」を繰り返す事により、その思い込みをより強くしてしまう生き物なのである。再び冷静に名前を読み上げ名札を付け直すという行為をなかなか出来ない生き物なのである。

Rubyがルーディーだろうとルビーだろうと僕には関係の無い話だけれど、これを教訓にして、これからは今まで以上に自分を疑い罵りながら生きて行こうと思った。
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投稿後に誤字脱字を修正しようと読み直している際に「Ruby」を「Rudy」と記述している箇所が多数ある事に気がついたけれど、必死に置き換えるというのは流石に悲しくなってしまうので、自戒の意を込めて直さないでおく。途中からは直っているあたり、僕もまだまだ捨てたもんじゃないと思った。やればできるよ。なんだって。

2007年4月18日水曜日

HaiTwitにウェブサーフィン先表示機能を追加しました。



アクティブアプリケーションのデータを取って30分/60分毎にTwitterへポスト。
What are you doing?に自動で答え、行動を明快に可視化します。




◆ウェブサーフィン表示機能
閲覧中のウェブサイトをグループ分けし、
アプリケーションと同じように閲覧時間を表示します。

-例
>FIREFOX(48min) *Google(17min)
>*Wikipedia(12min) *Youtube(6min)
>wmplayer(3min) Explorer(4min)

-対応ブラウザ
IE, Firefox, Opera, Sleipnir
初回でOperaにきっちりと対応してくるあたりが偉いと思います。

-対応済み表示先
*Google (http://www.google.com/
             or http://www.google.co.jp/)
*Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/)
*WikipediaENG (http://en.wikipedia.org/)
*HatenaD (http://d.hatena.ne.jp/)
*HatenaB (http://b.hatena.ne.jp/)
*LR (http://reader.livedoor.com/)
*delicious (http://del.icio.us/)
*Youtube (http://www.youtube.com/)
*NicoVideo (http://www.nicovideo.jp/)
*Twitter (http://twitter.com/)




◆ ヒストリ
2007 04/18 ver. 0.21
閲覧先表示機能がOperaでしか機能していなかった問題を修正
2007 04/18 ver. 0.2
HaiTwitに改名。
閲覧先表示機能追加。
パスワードをセーブしないオプション追加。
アップロードするtextのカスタマイズ機能追加。
2007 04/17 ver. 0.1
最初のリリースバージョン。




◆download
ttp://automatwitter.sakura.ne.jp/HaiTwit021.zip


2007年4月17日火曜日

アクティブアプリケーションのデータを取って30分/60分毎にTwitterへポスト。



アクティブアプリケーションのデータを取って30分/60分毎にTwitterへポスト。
What are you doing?に自動で答え、行動を明快に可視化します。


・ 例
http://automatwitter.sakura.ne.jp/ssweb.jpg
>FIREFOX.EXE(38min) notepad.exe(7min)
>paint.EXE(7min) Explorer.EXE(4min)
>wmplayer.exe(3min)   from AutomaTwitter

・ スクリーンショット
http://automatwitter.sakura.ne.jp/ss.jpg


・download(最新)
ttp://automatwitter.sakura.ne.jp/HaiTwit021.zip

・download(古い)
ttp://automatwitter.sakura.ne.jp/AutomaTwitter0.10.zip


ブロックブログには下書きモードという機能があって



うっかり下書きにチェックを入れ忘れるとrmt的に書き出しだけ書いた書きかけのエントリーが公開になってしまう。


2007年4月14日土曜日

YAHOOみんなの政治の政治ポジションテストの設問が納得できない。



YAHOOみんなの政治の政治ポジションテストの設問が納得できない。
ほとんど全て納得できない。







例えば問い5。

>小中学校の式典での国旗掲揚・国歌斉唱は強制されるべきではない。

素直に「政治(公権力)が」「全ての小中学校の式典に対して」「強制すべきかどうか」という問いであると解釈して回答するならば「どちらでもない」である。

その「どちらでもない」の中身にしても、国旗に関しては「同意する」なのだけれども、国歌に関しては君が代という歌を学童に歌わせる事に意味あるいはなんらかの価値があるとはとてもじゃないけど思えないので、「あまり同意しない」なので、間を取っての「どちらでもない」である。国旗と国歌を併記している時点で「設問が適切ではない」と感じる。



しかし、この問いを教師についての問いと解釈すれば話は全く違う。
「政治(公権力)が」「小中学校の教師に対して」「強制すべきかどうか」という問いであると解釈して回答するならば「同意しない」である。(強制されて然るべき)
時事ネタとして解釈するなら、おそらくこれが正しいのだろうと思う。つまり、教師というのは職業なのだから、職務として定められた事は遂行すべきであり、「君が代を歌いたくない」と言う教師の言い分に僕は今の所まったく正しさのようなものを見出せず、理解を示す事が出来ないので、「同意しない(強制されて然るべき)」なのである。




ところが、これが、生徒に対しての話であれば、また別である。
「政治(公権力)が」「小中学校の生徒に対して」「強制すべきかどうか」という問いであるならば、これは無論の事「強く同意する(強制すべきではない)」である。たかが君が代を歌ったくらいで愛国心がどうたらだとか国を愛する心がどうたら、などというのは馬鹿げた話であり、歌おうが歌うまいが、式典の遂行を妨げないのであればどうでもいい事であり、強制するなどというのはまったくもって馬鹿げているとしか思えない。
故に「同意する」なのである。



>小中学校の式典での国旗掲揚・国歌斉唱は強制されるべきではない。
つまり、僕の場合、この問いには3つの答えが存在するわけである。というか、この問いは3つの問い(あるいは、国旗という3つの問いと国歌という3つの問い、合計6つの問い)にしか読めないのである。であるからして、僕が仮にこの問いに無理やりに答えようとしたならば、このYAHOOみんなの政治の政治ポジションテストは<同意する><やや同意する><どちらでもない><あまり同意しない><まったく同意しない>の5つ以外に選択肢が無いので、仕方なく、やむをえず「どちらでもない」と答えざるを得ないのである。「設問を評価しない」あるいは「設問が不適切」と答えたいにも関わらず。






より酷いのはこれ。

>過激な性表現や暴力表現があっても、ゲームや書籍の検閲や規制を行うべきではない。

「過激なせい表現や暴力表現」はゲームよりも書籍よりも、まず何よりTVであり、続いてインターネットだろう。相応しいのはゲームや書籍ではなく、「TVやインターネットの」だろう。ゲーム人口とインターネット人口(あるいはケイタイ人口)のどちらが多いかくらい、考えずともわかる事である。日本一の巨大サイトでさりげなく「ゲームには過激なせい表現や暴力表現があるもの」などと印象操作か。ゲーマーは都合のよいスケープゴートか。ふざけるなと言いたい。設問という形で踏み絵式にゲームバッシングとは、まったくもってやる事が汚い。




けれどもこの問いの本当の問題はそこよりも、「検閲や規制」という部分である。
この問いを見た瞬間に頭に浮かんだのは「検閲は憲法違反ではないのか」という疑念であり調べたら案の定「日本において検閲は日本国憲法第21条第2項前段において明示的に、そして絶対的に禁止されている。」とwikipediaに書いてあった。

もう、滅茶苦茶である。

「みんなの」だとか「ポジション」だとかファッショナブルな色彩やら今風のインターフェイスやらでほんわかほんわかしておきながら、さりげなく検閲の是非を5択を迫るという横暴である。しかも、「検閲や規制」という形で規制と並び立ててそれを書くという暴挙。「検閲を行うべきか」と「規制を行うべきか」は別次元の問題である。

言うまでも無く、僕がもしも無理からにこの問いに答えるならば検閲に対しては「行うべきではない」であり、規制に関しては「行うべき」なので、検閲の否定という意味で「行うべきではない」と回答するか、妥協して「どちらでもない」と回答するかの2択になってしまう。「設問を評価しない」あるいは「設問が不適切」と答えたいにも関わらずである。




>ワーキングプア(働く貧困層)を政府が経済的に救済するのはおかしい。
あとこれも相当納得がいかない。経済的に救済が何を指すのかがわからない。税制優遇も最低賃金の引き上げも就労幇助も「働く貧困層の経済的救済」であり、そういう事ならば「おかしくない」と思うけれども、経済的援助=現金をばら撒く、という事であれば「おかしい」あるいは「ややおかしい」である。「設問を評価しない」あるいは「設問が不適切」と答えたくて仕方が無い。




他の問いにしても、ほとんど全てに違和感を感じる。
「過疎地では新たな道路建設をすべきではない。」という設問に対する回答は当然「すべきではない」なんだけれど、この問い指す所はおそらく「弱者切捨ての是非」だろう。けれども我が国の道路網はもはや相当なレベルで張り巡らされてしまっており、道路建設イコール弱者切捨てなんて過疎地は皆無である。それこそ、四国沖縄北海道に加えて九州東北のほとんどは今や県ごと丸々過疎地と呼べる段階なのではないのか。そこで「道路建設=弱者切捨て」なんて問いをされても、「一笑に付す」か、無理から設問者の意図を汲み取って答えるかの強制2択でしかない。「設問を評価しない」あるいは「設問が不適切」と答えたいにも関わらずである。




この、設問者の意図を読み取って答えるか、設問がおかしいので仕方なしに<どちらでもない>と答えるしかない、というこの企画の糞さ加減は、極端に中央に寄った結果分布や、設問の意図を裏読みしての端回答を繰り返した結果としての四隅の重さにも如実に現れていると思う。




まあ、このようなヤフーとスポンサーの種本一冊の糞会社である新日本パブリック・アフェアーズの糞商売に真面目に苛立ちを覚えるのが間違い、というのは確かにそうかもしれないけれど、やはりこのように設問という形で印象操作を行い五択を迫る汚さには納得がいかない。

話はこの企画だけでなく、○○チェックという類の奴は全てほぼそうだ。
あの類、この類の何が気に入らないかというと、5つしかない選択肢である。
こういったものをやるならば、5つの選択肢に加えて「わからない」という回答と「設問がおかしい」という回答項を用意すべきだろう。その上で、全ての設問における「設問を評価しない」という項への投票率を表示すれば、まあこういった類の企画の垢も少しは落ちるのではないかと思う。


2007年4月13日金曜日

普通の人はドキドキワクワクが止まらなくなって眠れなくなったりしないんだろうか。



普通か普通でないか、なんてのは評価する人の主観とか常識とかそういったものに支配される領域であり、猫も空飛び通り越すくらいの話なのだけれども、そのような事を無視して、僕が僕自身を客観的に評価するならば、僕はどちらかというとちょっとだけややわずかだけれど、普通ではないと思う。よくいる多くの人とはすこし、ほんのちょっぴりずれていると思う。

であるからして、僕には世間一般普通の人が<ドキドキワクワクして眠れなくなる>なんて事があるのかどうかはわからない。わからにけれど、きっとそれはあんまりないのだろうと思う。

だって、なぜならば、もしも世間一般真面目に働いている人が<ドキドキワクワクして眠れなく>なったりしようものなら、仕事にならない。働けない。妻も子供も愛人も、雁首揃えて飢え死にである。

僕の場合は本当にくだらないちょっとしたこと(決してブログを書きたくなったとかじゃないよ、せまり来る水不足を解決するエントリーを思いついたとか、なんかだいたいそういう感じの)で、ドキドキワクワクが止まらなくなって、どっくんどっくん脈打って、ヤバイ!世界はアドベンチャーだ!みたいなムードで彷徨って、3日や4日は眠れなくなる。困ったもんだね。本当に困ったもんだよ。何がまず一番困るって、ブログのエントリーがうまくかけない。睡眠不足の朦朧のせいで。

そんなときは、本当に幸せを感じるね。
凡人に生まれた幸せってやつを。

だってだよ。
だって。

例えば僕がもしも超々々々首の太い天才ぱーるはっかーで、例えばだよ、はてなブックマークのアイデアとかを思いついたら、もうねえ、4年は眠れないね。いや、5~6年は行くね。だって、インターネットでブックマークするとかって、物凄い画期的なアイデアじゃないですか。普通絶対思い浮かばない!もう独創的すぎて凄くびっくり!俺って天才?くらいのムードで絶対にドキドキワクワクしまくって、死ぬまで一生眠れないね。

でも、僕は凡人だから、そんな心配は無い。あー、くっだらねー。このエントリーくっだらねー。このエントリーとまったく同じエントリーを最初に書いたのが20時間前。「これはいけない!」と思って強引に寝ようとしたけれどドキドキワクワクが止まらなくて眠れなくて再び起きてですます調で書き上げたのが17時間前。そこから延々ブログを書いて書き続けたけれど「もっとコンディションの良い、心身ともにベストコンディションな時に書いくべきだ」などという実直さに敗れて1つを除いて全て封印。

冷静に考えて見れば引き篭もってブログを必死に書き続けている人間が心身供にベストコンディションになる事なんてありえるわけが無い。あえりない。絶対にありえない。書きたいブログを書けない自分への苛立ちとか、書き上げられない草案の山の圧迫感とか、何よりもまず先に書かねばならないエントリーを書けぬ事への罪悪感とか、誰かに同じ話を先に書かれてはてブとかいっぱいされてたらおしまいだーーーーみたいな恐怖とか(そんなものWE.IGE.skyのエントリーなんて書く人いるはずないのに、という自分不信とか)(それでも可能性として0.000001%でもあったらそれは可能性があるって事だから、もし書かれたら刺し違えてでも死ぬしかないという覚悟とか)、将来への不安とか、逃げ場の無い現実とか、寂しさとか孤独とか人生詰んでる終わってるとか、それよりも重大な痛みとしての空腹とか、失ったものとか、無くしたものとか、傷つけたものとか、滅ぼした惑星の原住生物とか、悲しさとか、恋焦がれているブロガーへの恋慕とか恋焦がれているブロガーの夫への嫉妬とかそういったものでぐっちゃぐちゃ。精神状態ぐっちゃぐちゃ。どろどろ。最悪。もう最悪。常時最悪のコンディション。最悪なのにドキドキワクワク。トキメキ☆ぽじてぃぶ止まらない。僕ってどこまで馬鹿なんですか。底なしですね、無限大。腹が減るのも当然である。真っ暗闇の暴風雨。

生きているって楽しいなあ。
この世に生まれて良かったな。
みんなぜんいん、あいLOVEゆー!


悲しいときー。はてブのタグの囲いを全角で打ち込んでいる人を見たときー。



悲しいときー。はてブのタグの囲いを全角で打ち込んでいる人を見たときー。


2007年4月12日木曜日

何が人を電通叩きへと駆り立て、何が人を電通叩きへと駆り立てるのか。



人生とは、歩みである。
人は生まれたその瞬間から、どこかに向かって歩き続ける。

ある時は迷い立ち止まり、ある時は疲れて座り込む。道無き道を進むには、尋常ならざる体力と精神力が必要となるし、ローマに繋がる幾億の道は人を迷いに導いて、堕落へ繋がる不本意ロードが、望む行く手を埋没させる。




結果として、多くの人が本意ではない道を行く。
希望の未来を手に入れられず、夢の一つも叶えられず。
積もり積もった不平不満が、「悪者探し」に駆り立てる。








「道を遮る何者かが存在する」
そのような妄想に堕ちてゆく。

「道を遮る何者かが存在する」
故に、失望怒りに値する現実があるという妄想に。




それは、逃げである。
現実逃避である。

失われた道を阻んだのは他ならぬ自分自身であるという、現実からの逃避である。
容易には受け入れがたい現実からの、苦しく辛い現実からの、逃避である。




群がる人また人の波という、今やありふれた光景となってしまったインターネットの風物詩を見る度に、恨み、憎しみ、といった類の負の感情の普遍性と、またそれらの感情が如何に人を愚かに、そして盲目にさせるか、という事を再確認させられる。
















楽に生きる為の最も楽な道。
それは、敵の作成である。

敵を持って生きていくのは楽である。
事実、多くの人は、敵を持たずには生きていけないくらいに弱い。

何者かが私を妨げている。
何者かが我々を妨げている。
半世紀前のハリウッドでは、火星人やソビエト連邦がその役割を担っていた。




ソビエト連邦は優れた敵であった。
同じくらいに、火星人もまた優れた敵であった。

人は「いつか私自身がソ連になるかもしれない」という恐怖を抱く事なく純粋にソビエト連邦を敵として扱う事が出来た。火星人も同じである。「いつか私が火星人になるかもしれない」なんて気にかけながら宇宙戦争を観ていた人なんていなかった。




ソビエト連邦は、ある点では火星人より優れており、ある点では劣っていた。

ソ連には「自分自身がソビエト連邦に生まれていた可能性」という弱点があった。
類稀なる想像力を持つ人は、スクリーンの中のソ連を純粋悪敵としては見れなかった。

一方、火星人にはその心配は無かった。「自分自身が火星人に生まれていた可能性」なんてものを思い浮かべる人達はいなかったからだ。類稀なる想像力を持つ人は往々にして賢明であり、懸命な人は火星人なんていないって事くらい知っていたからだ。

その点、即ち「自分自身が敵そのものになってしまう可能性/なってしまっていた可能性」という点で、火星人はソ連よりも優れた、素晴らしく理想的な「敵」だった。




けれども、火星人という「敵」にだって、弱点があった。




「リアリティ」である。

火星人は完璧な悪役であり、見事な敵であったが、
誰一人として実際に火星人の息吹を感じた者はいなかった。

火星人は敵としては、あまりにも現実感が無かった。「米国が秘密を握って隠しているんだ」なんて言う人もいたけれど、そりゃあ、もう、うさんくさくて、酷いもんだった。




その点、ソ連は完璧だった。
ソ連には大統領がいて、書記長がいて、テレビがそれを映し出した。ミサイルがあって、潜水艦があって、100万人の兵士が居た。ミサイルどころか存在そのものが無い火星人を恐れたり憎んだりするのはかなり困難な事だったけれど、ソ連を憎み恨み恐れ怯え、あらゆる悪の枢軸として思い込むのは簡単な事だった。

「世界の悪の原因は全てソ連のせいだ!」って具合に。








ところが生憎運悪い事に、21世紀を迎えた人は、1つの不幸に遭遇した。

ソ連はいない。
ナチスもいない。
火星人なんて居やしない。

他の敵を探し始めた。
ソ連のようにリアリティがある敵を。
火星人のように「自分自身が成り得ない」敵を。

インターネットを、彷徨って。














例えば、電通。

電通とは何か。

超一流企業だ。

理想の、敵だ。




電通は、なぜ、敵として優れているのか。
それは、リアリティだ。
電通は火星人のようなものではない。
実際に存在していて、我々のすぐ近くに居る。
今の日本の人民にとっての電通は大変身近な存在なのだ。
あの頃のキューバを挟んだソビエトのように。いや、それ以上に。

そして、「自分自身が成り得ない」という点でも電通は完璧である。
データが指し示すように金持ちはネットサーフィンなどしない。ネットサーフィンは世界から取り残された貧者の娯楽なのである。ニュースサイトやはてなブックマークも同じように貧者の娯楽である。電通叩きに群がった彼らの中に、即ち電通叩きに涎垂らして群がったインターネッターの中に「電通社員に成りえる可能性」なんてものが存在している人が一体どれだけいるだろうか。


いない。
一人としていない。
あるいはそれに等しい。


彼らは貧民であり、貧困層であり、知的弱者である。
学歴社会就職戦争という1つのレースの敗者、いやそれどころか努力する事すら投げ出して逃げ出した完全な臆病者である。彼らが電通社員になる可能性なんて物心ついた時にはもう既にゼロパーセントだったし、これから先も永遠に0%である。故に彼らは心置きなく電通を純然たる敵として扱う事が出来るのである。





電通だけではない。
2007年のインターネットに存在する他の敵にしても同じである。



「女」
「韓国人」
「中国人」
「全国紙の記者」
「TV局の社員」
そして電通。

どれも、彼らインターネッターが今後決して成りえる事の無い存在である。
彼らは男であるからして、女には成り得ないし、女に好かれる可能性も無い。
彼らは日本人であるからして、韓国人や中国人には決して成り得ない。
彼らは全国紙の記者にも、TV局や電通社の社員にもなれない。
それどころか正社員にすらなれないような落ちこぼれである。

そのような人達が、自分自身を隠蔽してくれるウェブサイト、自分自身について考える時間を潰してくれるウェブサイトに入り浸っているのである。即ちたとえばそれは2ちゃんねるやかとゆー家の断絶やはてなブックマーク(あるいはyoutube)といったような、とにかく時間を潰す事の出来るサイトに入り浸り、1つの潮流を作り出しているのである。







即ち、そのような流れの中で、彼らは敵を探す。
何故敵を探さねばならないのか。
それは、言うまでもない。








本当の敵とは何か。

人は、経験でそれを知っている。
人は、本能でそれを知っている。




本当の敵。
それは堕落である。

本当の敵。
それは己の弱さである。



その、己の弱さ、堕落、即ち自分自身の人生心というものと向き合うには、膨大な労力が必要となる。自らの弱き心という巨大で強大な敵に立ち向かう術は唯一つ、努力である。自分自身の可能性を信じ、広い多様な全世界が提供する幾多幾億の堕落という甘い囁きに敢然と立ち向かい、一切耳を貸さず、目を向けず、嫉妬や憧れや慢心に打ち勝ち、負けぬよう、逃げずに戦う事である。



そんなこと、今更僕が書かなくても、みんな知っている。
誰だって、自分の一番の敵は自分自身だって事くらい、知っているのだ。


本当の敵。
それが堕落である事を。

経験から。


本当の敵。
それが己の心の弱さである事を。

本能から。








その、本当の敵を忘れる為に、人は敵を探すのである。
本当の敵、即ち自分の弱さではなく、もっと他の別のものを憎むために。

自らを断罪せぬために。
己からの責め苦から逃れる為に。







故に、彼らは、敵を探し求めて見つけては、群がり殺到するのである。
「なんとまあ恐ろしい!」と囁き叫びたてるのである。

彼らは、自分自身を善良な市民として定義しようとする。
失われた一億層中流社会の中での中流として定義づけようとする。
「一人じゃないんだ」と安心しようとする。みんなで団結し戦おうとする。
その為、即ち自らを善良な中流市民と位置づける為に彼らは、まず「下」を造る。

彼らの定義における「下」は、彼らのインターネットに居ない人々である。
より正確に言うならばそれは「TVを見る人」であり、「新聞を読む人」である。
あるいは、「韓国人」であり、「中国人」である。時としてそれは「犯罪者」である。
彼らから見れば「下」とは即ち、彼らから見て愚かな人達や、彼らから見て馬鹿な人達である。「下」という敵を作り出す事により自らの精神の安定を図り、優越感を得ているのである。




次に彼らは「上」を造る。
彼らの定義における「上」は、自らが決して成り得ない存在である。既存の概念での勝ち組である。即ち、TV、新聞、電通、政治家、といった人達である。それら彼らが住処とするインターネットにおける少数派(あるいは無数派)を巨悪と定めて決める。




つまり、彼らは「彼ら自身が住みかとするインターネットでの多数派」に所属する事で自分自身を巨大化させ、一体感から安心と精神の安定を享受し、その集団に帰属意識を持ち、集団として群れとして「自分達ではない」「自分達が決して成り得ない」敵を捜し求めてインターネットをさ迷い、それら溜まり溜まったうねりの波が、ありとあらゆるブログの場所で暴徒となって地表へと噴き上がるのである。

それら、自らの妄想と思い込みによって作り出された都合の良い敵に群がり殺到するう事によって、彼らは「自分自身の弱さと戦う」逃れると同時に、「戦って勝利したい」という根源的な欲望を満たしているのである。全く戦ってなどいないのにも関わらず。








一方、電通を叩く側の人、というのは少し違う。
彼らは、変質者である。
負け犬である。

この広い世界の全人類の、幾らか少なくない割合の人が「話を聞いてもらいたい」という欲望を持っている。リアル現実の世界では、まともに話を聞いてくれる人もいない。同僚には無視され、呑み友達こそおれど、まともな友人はろくにいない。それでも話を聞いてもらいたい。世の中に存在するそういう根暗な野望を持った人達が、ブログを書いているのである。所謂ブロガーと呼ばれる人達である。

彼らは世間の注目を集める為ならばなんだってする。嘘偽りは日常茶飯事ブログの世界じゃ当たり前だし、権威に媚びたかと思うと権威に歯向かうロンリーオンリーファイターを演じもする。そういう人達が、ただ人の注目を得たいが為だけに、新聞を叩き、TVを叩き、電通を叩いているのである。そして、それに群がる人の群れを見て「俺って凄い」とご満悦、ニヤニヤ笑っているのである。




つまりは、需要と供給である。
事実真実その類、そういった物は問題ではない。
彼らは新聞TV電通を叩く事で「耳讃を得る」という利益を受け取り、
同じく彼らは新聞TV電通叩きに群がる事で「敵を憎む」という利益を受け取る。

それは電通が行う「利益の為の行動」と非常に良く似ている。
唯一の違いがあるとすれば、電通は弛まぬ努力でそれを行っているのに対して、連中はリンクをクリックするだけ、はてなブックマークのaddボタンを押すだけ、妄信的に読み憎むだけの、努力労力苦労苦心を伴わぬ形で「利益の為の行動」を行っている点である。





それはグーグルアドセンスや、アマゾンアソシエイトのちょっとした最適化テクニックを紹介する記事に対する、彼らインターネッターの反応を見ればよくわかる。彼らは電通が企業としての利益の為に積み重ねてきた努力に対しては、それを否定し、敵として定義し、巨悪として認識しているのに対し、自らの利益となる「グーグルアドセンスのちょっとした知識やテクニック」については[やくにたつ]やら[ためになる]などと有り難がり、誰もそれを否定しようとはしない。

自らのブログウェブサイトに、グーグルアドセンスを張っているという事は、グーグルアドセンスの広告の中には反社会的な企業が存在するという事や、明らかに社会悪である企業の広告が存在する事に目を瞑り、またグーグル社の悪しき局面をなあなあ適当にスルーして、自らの利益の為に、他のあらゆるものを踏みにじり、自らの利益の為に目を瞑っている事に他ならない。

グーグルアドセンスを自らのブログウェブサイトに設置する事自体が悪しき行為であるか、という所までは僕には判断しかねるけれども、少なくとも、グーグルアドセンスに表示される広告の中には明らかに反社会的な広告が存在するという事実がある以上、電通叩きに熱を上げるならば同じようにグーグルを叩きに熱を上げねばならぬはずである。




ところが、彼らはそれを行わない。
当たり前である。




彼らは上で述べたように「自らの利益」の為に電通叩きに群がっているのであり、「自らに利益をもたらす可能性のあるグーグル/グーグルアドセンスを叩く訳が無いのである。

故に、電通叩き、マスコミ叩きを行うブロガー達のほとんどは、グーグルを一切非難しない。アマゾンを一切叩かない。何故ならば、彼らのの目的、彼らの利益とはインターネッターの注目を集める事であり、自己顕示欲を満たす事だからである。その為に、彼らはインターネッターの求める「敵」を最適化し、それを造り出して書きたてるのである。

くだんのエントリーにしても、「俺はワルだぜちょっと違うぜ」にはじまり、間髪入れずに「友達自慢」続いて「リアル自慢」へとつなぎ、「恐怖を煽って自らを隠蔽する」という、既視感漂う黄金パターンを踏襲した、実績のある実によく見るパターンである。道具として時事ネタを書き下し用いているに過ぎない、くだらないものである。
















自らが決して成り得ない者達に、「金の為ならなんでもやる連中」というレッテルを張り、それを非難し、否定し、悪の根源として扱い、恐怖を煽り、団結と闘争を訴える。

中身は無い。

残念な事だけれどもそれは、両者に利益を齎すたいへんに有効な手口なのだ。
半世紀以上もの昔の前の、ドイツの過去が指し示すように。


2007年4月10日火曜日

「さようなら、twitter。こんにちは、DooViiChat」は、DooViiChatの紹介などではなく、実は陰湿な嫌味。



さようなら、twitter。こんにちは、DooViiChat」というエントリーは、一見するとDooViiChatを紹介しているキューティーでポッピーなエントリーであるが、実は違う。騙されてはいけない。これは、ネチネチと陰湿な嫌味を言わせたら右に出る者はいないとその筋では定評のあるブロガーの手による陰湿な嫌味であり皮肉なのである。




>さようなら、twitter。
twitterは簡単にアカウントを削除する事が出来ます。

>こんにちは、DooViiChat
一方DooViiChatは一度登録したら最後、アカウントを削除する事は出来ません。過ぎ去った幸せな日々はもう二度と戻りません。奈落の底への片道切符です。ようこそ地獄へ。奈落の底へ。果て無き闇夜よ、こんにちは。

これが真だ。
隠された真の意味だ。
騙されず見事見抜いた僕はやはり天才の名に相応しいと思う。


金輪際あらゆるものを疑うのをやめることにした。



人と人との間の上で何が一番苦しいかというとそれは僕が知る限り疑われる事だ。疑われたという事は、これまでに疑われてしまうだけの行いをしてきたという事であり、大雑把に言えば全過去の否定評価である上に、たとえその疑いを晴らす事に成功したとしても、疑われたという事実は消えずに重く圧し掛かる。蟠りが残るとかそういう生易しいものではなくて、疑われてしまった/疑わせてしまった(疑わせるだけの行いをしてきた/疑心という最大級の苦痛を強いた)という苦しさ。

そのような苦しみを生み出さない為に、そのような苦しみを誰かに強いない為の最良の方法は、あらゆるものを一切疑わずただひたむきに全てを信じる事である、という結論に達したので、僕は今後ありとあらゆる全てのものを一切疑わず信じる。

無論己と己のこの信念をも。


id:notonobuharu八分



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2007年4月9日月曜日

空を自由に飛ぶために必要なものと、少しの誇張。

世の人は言う。
「WarCraft3を完成させたのは、彼だ。」と。

けれども、彼はプログラマーではない。
デザイナーでもなければ、プロデューサーでもない。
グラフィッカーでもなければ、マネージャーでもない。

ただの、1人の、ゲーマーだった。
少なくとも、シンガポールのあの夜までは。
















その日、WarCraft3は死んだ。
いや、死んだのではない。
殺されたのである。

eSports Player of the Year 2006をはじめ、世界中のタイトルというタイトルをその手に収めた、プロゲーマーの中のプロゲーマー、歩く4K.GrubbyことManuel "4K.Grubby" Schenkhuizenの手によって、累計1000万本のセールスを記録した歴史上最も重要なリアルタイムストラテジーゲームであるWarCraft3はその体温を失い、ゆっくりと、静かに、大地へと飲み込まれ、そして消えていった。











そんなに遠くではないけれど、過ぎ去ってしまった古きよき時代。
まだ、Asiaと世界が繋がらず、別々に存在していた時代。
あの頃、WarCraft3は、生きていた。


アンデッド、オーク、ナイトエルフ、そしてヒューマン。

まったく違う特性を備えた4つの種族が、絶妙なバランスで共存していた。どの種族もうまくやれば他の種族を出し抜けるだけの潜在能力があると考えられていた。それぞれの種族には個性的なトッププレイヤーがいて、世界中のWarCraft3プレイヤー達は自らが扱う種族のスタープレイヤーに入れ込み、追いかけては、その結果に一喜一憂していた。


アンデッドには、2004年のeSports Player of the Yearにして、最初で最後のスーパースター、伝説の空飛ぶアンデッド、MaDFroGが。

オークには、今やWC3シーンそのものと呼ばれるまでになったプロゲーマーの中のプロゲーマー、歩く4K.Grubbyこと4K.Grubbyが居た。

ナイトエルフには、元マップハッカーという経歴を持つシーン最大の悪役、ロシアの犯罪者"The maphacker"deadmanが居て。

ヒューマンには、シーンで最も尊敬を集める男であり、模範的プロゲーマー、世界で2番目に有名なブルガリア人、Insomniaが居た。






そして、その日、事件は起こった。

欧州最強クラン、いや、世界最強クランSK-Gamingのエースプレイヤーであり、欧州最強ヒューマン、いや、世界最強ヒューマンであったSK.Insomniaと、4K.Grubbyが戦ったのである。




けれども、それは普通のありふれた対戦ではなかった。
世界最強オークと、世界最強ヒューマンの決戦ではなかった。

何が違ったのか?
それは、Grubbyの選択した種族である。




WarCraft3には、前述の通り4つの種族が存在している。
けれども、実は、もう1つあった。

「random」
で、ある。



用意された数多くの個性的なマップで、それぞれの戦術や戦略を相手に応じて用意し、一分の狂いもなく繰り出さねばならないプロゲームの世界で、ゲーム開始まで自分の操る種族がわからないという「random」を選択する事は、当時としては自殺行為だと思われていたし、今でも自殺行為だと思われている。それは、シーンに未だ誰一人として、「random」を操るプロゲーマーが存在していないという事実からもよくわかる。




ところが、Grubbyはプロゲームの大会という1つの舞台で、世界最強ヒューマンを向こうに回して、「random」を選択したのである。

あのGrubbyがオークを使わなかった。
それは、確かに驚くべきことだった。





でも、本当の問題は、そんな事ではなかった。
世界の関心は、もっと深刻で、もっと重大な2つの事件に向いていたからである。





1つは決戦を前にGrubbyが放った言葉。
「Human suck」

そしてもう一つは、決戦の結果。
Grubbyは、一度も自らの種族であるオークを引き当てる事なく、SK.Insomniaを圧倒し、完膚なきまでに叩きのめし、葬った。いや、正確に言うと違う。4K.Grubbyがその日叩きのめしたものは世界で2番目に有名なブルガリア人SK.Insomniaではなく、"ヒューマン"という種族そのものだった。4K.Grubbyがその日破壊したものは、世界最強クランの看板エースのプライドなどではなく、WarCraft3そのものだった。




その日、WarCraft3は、静かに死んだ。

誰かが言った。
「WarCraft3のバランスは糞だ。」
もはや、誰も反論する事は出来なかった。

4つの種族が用意されていて、4つの選択肢があるはずだった。
それぞれの種族に強さがあり、それぞれの種族にファンが居た。
けれども、そんな時代は、この日、終わった。




Grubbyが看破し見出し先鞭をつけた対ヒューマン必勝法は、あっという間に世界中に広まってしまった。駆け出しの新人プレイヤーレベルから、トッププロに至るまで、全てのレベルでヒューマンは鴨にされ、いびられた。話にならない弱小種族として弄ばれた。同じ腕前のプレイヤー同士の対戦でヒューマンを選択しようものなら、もうその時点で負けたも同然だった。

「ヒューマンが相手だと負ける気がしないので楽しい」という声があらゆるレベルで漏れ始めたが、それはすぐに「ヒューマン相手のゲームは勝ったも同然なのでつまらない」という声へと変わって行った。




誰かが言った。
「WarCraft3は糞だ。」
誰も反論する事は出来なかった。

「ブリザードエンタテイメントはなにをやっているんだ!」
罵声が世界を駆け巡り覆った。
どうしてヒューマンを強化しない!
なぜ最弱種族を放置したままにしているのだ!

返事は無かった。
まるで屍のようだった。




一人、また一人とヒューマンプレイヤーが他の種族に転向して行った。韓国で行われた世界大会の予選では、上位64名の中にヒューマンプレイヤーは1人も居ないという惨状だった。その昔最強プレイヤーの一人と目されていた北欧の雄はヒューマンに拘り続けた結果スタメン落ちし、やがて解雇され消えていった。最強ヒューマンであったSK.Insomniaまでもがスタメン落ちし、トップシーンから転落していった。ヒューマンはもはや、存在しないも同然だった。

もちろん、世界中のヒューマンを代表するプロ達が何の手も打たずに消えていったわけではない。世界中のヒューマンプレイヤー達は、なんとかしてゲームを成立させようと、自らの町に山のように防御塔を建てて陣地を構築し、引き篭もって守り、相手の失策を待ち続けた。

「負ける気がしないので楽しい」から「勝ったも同然なのでつまらない」へと遷移していたWarCraft3プレイヤー達のヒューマンという種族に対する素朴な感想はやがて、「引き篭もるしか脳の無い連中を相手にするのは退屈だ」というものへと移り変わっていった。








誰かが言った。
「WarCraft3は糞だ。」
もう、誰も反論する事は出来なかった。

「ブリザードエンタテイメントはなにをやっているんだ!」
罵声が世界を駆け巡り覆った。
どうしてなぜヒューマンを強化しないんだ!
なぜブリザードは最弱種族を放置したままにしているのだ!

返事は無かった。
まるで屍のようだった。
事実、屍みたいなものだった。






「もう、終わったんだ。」誰かがつぶやいた。

親会社の経営失敗に端を発したお家騒動で、ブリザードエンタテイメント社はボロボロだった。Diablo、StarCraft、WarCraft、World of Warcraftといった、ビデオゲームの歴史に渾然と輝く名作を世に送り出した鬼才ビル・ローパーを始めとして、「100万本売れないゲームは作らない」というテーゼを抱えてそれを実行し続けてきた世界最強のゲームデベロッパーであったブリザードエンタテイメント社の中核を成した人々のほとんどがブリザード社を去り、誰も知らないどこか遠くの奥の方へと、飲み込まれるようにして消えていった。

「もう、みんな終わっちゃったんだよ。」
誰かが吐き捨てるように、そう言って席を立った。




それは、些細な出来事だった。
些細だけれど、深刻な事件だった。

ロシアの犯罪者、ナイトエルフのdeadmanを葬ったヒーローが最強ヒューマンを打ち破った事自体は、何の問題も無かった。伝説の空飛ぶアンデッド、最初で最後のスーパースターmad frogを前後不覚に陥るまでに叩きのめし引退に追い込んだ最強オークが、最強ヒューマンを打ち破った事自体は、何の問題も無かった。




けれども「Human suck」のあまりにも真実を貫きすぎた一言と、「randomに負けた最強ヒューマン」という事実は、WarCraft3の終わりの始まりだった。歩く4K.Grubbyこと、4K.Grubbyが見つけたヒューマンという種族の穴は、やがて大きな穴となり、WarCraft3そのものを飲み込んで、終わりに向けて、押し流し始めた。

かつてオランダの名も無き少年が、堤防に見つけた小さな穴に自らの腕を差し込んで決壊を防ぎ国を守ったのとはちょうど真逆に、オランダの悪童Grubbyは自らが見つけ出した小さな穴にその腕を差込み、こじ開け、シーンそのものを崩壊させて行った。









かつて、誰もがその勇気と技術に裏打ちされた斬新な戦略に驚き憧れたSK.Insomniaは防御塔を建てては引き篭もり、負け続けた。「私はヒューマンを決して捨てずに戦い続けるよ。世界中のヒューマンプレイヤーの為にね。」insomniaはそう言ったけれど、それは絵空事だった。彼がヒューマンを選択し続けていたのは事実だけれど、戦い続けてはいなかった。ただ、プライドだけを胸に、引き篭もっては惨めに負け続けていただけだった。

圧倒的に繊細な操作と革命的なテクニックでナポレオンとまで称された新時代のヒューマンプレイヤーであるToDは、負ける度にこう言い続けた。「俺は世界で一番上手い。俺は世界で一番強い。俺は世界で一番美しい。」それは確かに、事実であった。世界がそれに同意した。ToDは圧倒的に上手かったし、圧倒的に強く、そして圧倒的に美しかった。

「世界で一番上手い俺が負けるのはブリザードのせいだ。」確かに、そうとしか思えなかった。「世界で一番強いはずの俺が負けは俺の敗北ではなく、ブリザードエンタテイメントそのものの敗北だ。」それは紛れも無い事実だった。ToDは自らが敗れる度に、とてもここじゃあ書けないような暴言ワードで満たされた罵詈雑言でブリザード社を罵り続けた。世界中の、未だWarCraft3を見捨てられずにいる人達が彼を支持した。よくぞ言ってくれた、ToDは正しい、bliz(ブリザードエンタテイメント社の略称)は糞だ、と。



「ブリザードは何をしているんだ!」
皆が叫んだ。
誰もが懸命に叫んだ。
叫んだけれど、返事は無かった。
そこにあったものは、ただ屍だけだった。
かつて歴史上最も偉大だったリアルタイムストラテジーゲームの屍だけだった。かつてゲームの歴史の流れの中で最も重要なゲームデベロッパーの1つだった、ブリザードエンタテイメント社の屍だけだった。









世の中は不公平で、世界は不平等だ。
人であろうとする限り、未来なんてものは来やしない。
野蛮な奴らと、死んだ目をした奴ら、暗いところでこそこそやっている腐った老いぼれども。勝ち目なんて端から無いんだ。そんなふうに出来ているんだ。そういう仕組みなんだ。もう諦めて、どこか遠くへ行こうじゃないか。パーティは終わったんだよ。




一人、また一人と人はWarCraft3を見捨てて、他の知らない何処かへと旅立って行った。ヒューマンの弱さにうんざりとして。
バランスの崩壊した糞ゲーに見切りをつけて。

新天地を求めて。

ある者はWarCraft3を切り捨てて大学生になり、ある者はWarCraft3に見切りをつけてプロポーカープレイヤーになった。ある者はWarCraft3と決別してPerlHackerになり、ある者はWarCraft3を投げ捨ててブロガーになった。

ヒューマンの弱さを改善するパッチをブリザードエンタテイメント社に期待している人なんて、もうどこにも居なかった。世の中は不公平で、世界は不平等。そういうもんだと、みんなが諦め、去っていった。重たく冷たい現実と向き合う事に、嫌気がさして逃げ出して。

















World Cyber Games 2005 Singapore。
dead or aliveで日本人選手が優勝した大会、と言えば、わかる人はわかるかもしれないし、2002年度にはhalenが優勝した大会と書けば、伝わる人には伝わるかもしれない。




彼はそこに居た。
WE.Skyその人である。

誰も彼の事なんて気にしては居なかった。
World Cyber Games 2005には、Grubbyが居て、deadmanが居た。世界中から綺羅星の如き名手達が集っていた。古い人、新しい人、旬の人。それは最高のメンバーだった。最弱種族のヒューマンを操るプレイヤーに興味を持つ人なんて一人もいなかった。ヒューマンが予選を勝ち抜けるなんて、中国のWC3はレベルが低すぎると、人々は彼の存在自体を馬鹿にした。だが、それは束の間であった。

決勝の舞台。
彼はそこに居た。
WE.Skyその人である。




そして、起こった。
遠い昔に死んだはずのWarCraft3が、突如として息を吹き返したのである。

WE.skyに相対するは4K.Grubbyを破って決勝に進んで来た米国代表のShotround。GrubbyとToDの2人を軸に世界最強クランへと成り上がっていた4K(team four-kings)への入団が囁かれる程に、油の乗ったプレイヤーだった。その彼が、10分と持たなかった。何も出来なかった。見せ場の1つも作れなかった。戦う事すら許されなかった。skyは圧倒的だった。そして完璧だった。誰もが予測する事の出来なかった瞬間に、想像を絶するタイミングで現れた新手無傷の銃兵部隊の矢玉の雨に、世界中が絶句した。声を失なった大観衆の大声援が、次の瞬間会場を沸騰させ、Shotroundはマウスを静かに置いた。




何が今起こり、何が起ころうとしているのか。
何故、こんな事になっているのか。
もう、どうでも良かった。

死んではいなかったのだから。
それは、確かに、生きていたのだから。




「well played」
Shortroundは、最後に一言消え入るようにそう言って消えた。


世界中が彼を馬鹿にした。
「well playedてwwww」と、彼を笑った。
けれども、それを笑えない人達が、世界には存在していた。

負けても負けても負け続ける事自体が存在価値と化してしまっていたSK.insomnia。Skyの登場によって、insomniaが耐え忍んだ長く苦しい屈辱の日々は、一夜にしてただの道化となってしまった。

そして、もう一人。







でもそれは、まだ、フロックだと思われていた。
多くの人達が、そう受け止めていた。トーナメントの組み合わせの妙で生じたまぐれだと思っていた。事実、skyはその名声を確定させていたような世界的名手と一度も戦う事なく、楽な組み合わせを勝ち上がり優勝していたのである。

「skyはトッププレイヤーと当たらなかったから優勝出来た」
きっとそうだと、多くの人が考えた。




そんな僕らに、現実が突きつけられる日はすぐに訪れた。

WCG2005から間をおかずに開催された世界規模の大会で、skyはまたしても決勝に進んだ。決勝の相手は、プロゲームシーンから隔離されたアメリカの選手などではなかった。本物のGOSUプレイヤーだった。圧倒的な操作量と状況判断能力と知性で全ての種族を完璧なまでに使いこなし、「勝つ為に最強種族であるナイトエルフを選択した」と公言して憚らない"Master of WarCraft"の異名を持つプロゲーム先進国韓国が誇る最強ナイトエルフ、達人remindその人である。




remindはskyが繰り出してくるであろう戦術の全てを頭に入れ、それらそれぞれの戦術に対して100%の対策を立ててきていた。remindに、負ける要素は1つも無いように思えた。「ヒューマンに負けるremindの姿」どころか、remindの負ける姿そのものが想像出来ないくらいに、あの頃のremindは完璧だった。

ゲームはremindで始まった。
remindの操るヒーローはマップ中を所狭しと飛び回り、skyの出足挫き、その立ち上がりを完璧に封じた。ヒーローのレベルも、内政面でも兵力でも、remindは大きなリードを奪い、見事にゲームを支配していた。最激戦区の韓国予選を勝ち抜いた、達人の名は伊達ではなかった。中国と韓国では、あまりにレベルが違いすぎた。




ところが、remindがナイトエルフの最強ユニットである熊をそろえ始めた頃、なにか、奇妙な事が起こり始めていた。肉弾戦最強ユニットである熊を出されたならば、ヒューマンの側もナイトを出し、プリースト/ソーサレス/モルタルチームで後方から支援しなければヒューマンに勝ち目はない、というのがそれまでのヒューマンvsナイトエルフの常識だった。




ところが、skyはその常識を完全に放棄した。

skyが選択したユニットは、ナイトではなく、プリーストでもなく、モルタルチームでもなく、ヒューマンの最強Airユニットであるグリフォンライダーでもなかった。

skyが選択したそれは、「ライフルマン」だった。
skyはただ只管に、銃兵を生産し続けていた。




「skyは馬鹿だ」
世界中がそう思った。熊を相手にライフルマンを出すというのは、まったく馬鹿げた事のように思えたし、事実その日その時までは、確かに馬鹿げた事だった。いや、今でもそれは馬鹿げた事なのだ。けれども、その日、その瞬間、その場所でだけは違っていた。

銃兵隊を揃えたskyは敵陣へと猛進し、決戦を挑んだ。戦況は圧倒的に不利だった。序盤を完全に支配されたskyの勝算は0に等しく見えた。それは、やけっぱちのpushにしか見えなかった。

自陣を防衛すべく迎え撃った万全のremindの大軍勢は、skyのpushを事もなげに押し返し、skyに撤退を強いた。

自陣へ向けて一目散に逃げ出したskyの銃兵隊は時々足を止め、立ち止まっては斉射を行い、その射撃モーションが終わると同時にまた背を向けて逃げ始めた。skyの銃兵隊が足を止める度に、remindの軍勢がライフルマンに肉薄し、襲い掛かり、痛打を加えた。skyが立ち止まる度に、skyが斉射を行う度に、remindの勝利が近づきつつあった。最強肉弾ユニットである熊に追い立てられた間接攻撃ユニットのライフルマンは、紙切れのように脆く切り裂かれて行った。

remindは万全の精度でそれを行った。逃げ遅れたライフルマンを巧みに包囲し、退路を断ち、一人一人止めを刺していった。skyの銃兵隊はremindの猛追によって5時の方向と11時の方向に分断され、あとは各個劇はされるだけ、という局面であった。

「skyはよくやったよ」誰かが言った。
確かに、skyはよく戦った。あのremindを向こうに回し、見事に見せ場を作っていた。会場を盛り上げ、シーンを盛り上げるだけの戦いを見せた。勇敢に全軍総出の決戦を挑み、引き撃ち(退却しながら攻撃する)という自らが選択した戦術を、完璧なまでにやってのけていた。けれども、相手が悪かったのだ。達人remindに序盤を支配されて、勝てる人間なんてどこにもいないのだ。




次の瞬間、skyが反転した。
彼は「引き撃ち」を完全に放棄した。

右下5時の方向から分断された一翼が、左上11時の方向から分断された本体が、skyの本拠地がある左下7時の方向からは(Shortroundを葬ったあの時と同じように)新手無傷の銃兵部隊が突如として現れ迫り、remindの全てを包み込んだ。

全ての方角から銃弾がremindのヒーローに突き刺さり、remindはヒーローを立て続けに失った。あっという間の出来事だった。軍隊の核であるヒーローを失ったremindは、あと一歩で止めをさして壊滅させる事の出来る大量の瀕死のライフルマンを目の前にしながら、もはや退却するしか術は無かった。




remindは、「傷ついた兵は退却させて温存し、回復させて戦わせるものだ」というWarCraft3の常識に基づき、傷ついた自らの兵を繊細な操作で少し離れた位置に退避させて休ませていたり、より安全な戦線へと再配置をしたりしていた。瀕死の兵は丁寧に、本陣に退却させて回復し、敵に殺されて相手ヒーローの経験値に化けてしまう事を避けていた。それは教科書通りの完璧な操作だった。達人の名に相応しかった。

その誰よりも完璧な達人remindの「完璧さ」をskyは突いたのである。

「傷ついた兵は退却させて温存し、回復させて戦わせるものだ」というWarCraft3の常識を放棄し、ライフルマンという鈍足で脆く経験値の多いユニットを囮として意図的に使い捨てにしながらremindの戦線を引き伸ばし、戦力密度を拡散させた。

skyの兵にきっちりと止めを刺し経験値に変えていたremindのヒーローは、Lvアップを繰り返していた。

その軍隊の中核であったハイレベルなヒーローが僅かに突出した瞬間を見逃さず、skyは反転したのである。remindは慌てて熊を集め、ヒーローの退路を切り開こうとしたけれど、それはもう手遅れだった。何もかもが遅かった。skyの掌の上だった。remindのヒーローは皆、skyのヒーローの経験値となり、戦局は一変した。

skyはそこからも、常識を打ち破り、瀕死のライフルマンをほうぼうで囮として使い捨て、見殺しにしながらremindの陣地を壊滅させた。一見すると素人のプレイかと見まごうような、下品で乱雑な責めだった。中にはそのプロゲーマーとは思えないような"雑さ"即ち"下手糞さ"を馬鹿にする人もいた。けれども、それが幾多の理論と練習に裏付けられた彼のスタイルだったという事は、今では世界の知るところである。

remindは1ゲーム目を落とし、2ゲーム目も全く同じ手法で負けた。
remindが悪かったのではない。
skyが良かったのである。









もはや、それは、まぐれではなかった。
紛れも無い、現実であった。

insomniaは笑って言った。
「もう私の試合なんて見る必要なんてないよ。」
ヒューマンを見たいのならば、WE.skyを見ればいいんだ、と。









けれども、広い世界にただ一人だけ、その現実を受け入れる事を頑なに拒み続けている男が居た。年齢不詳の真実の口。フランスが生んだ物言うナポレオン。
"世界で一番上手い男"、4K.ToDである。





skyの登場に最もショックを受けたのは他ならぬToDだった。

「こんなにも上手い俺が負けるWC3のバランスはおかしい」というToDの考え事実真実本当のことが一夜にして崩れ去ってしまったのである。

世界は手のひらを返した。
ToDに対する評価の針は、端から端へと振り切れた。

「勇敢に物怖じすることなく、WarCraft3の問題点を歯に衣着せぬ物言いでブリザード社に突きつけ続ける全人民の代弁者」であり、正しくシーン最大の英雄であったToDは、skyの登場によって「醜い言い訳を繰り返す負け犬」になってしまった。

たった一人の男の登場によって。





「こんなにも上手い俺が負けたのはヒューマンが弱いせいだ」
「こんなにも強い俺が負けたのはヒューマンが弱いせいだ」
「こんなにも美しい俺が負けるのは全てblizの責任だ。」
ToDが繰り返してきた主張は全て、「sky」の一語で覆された。「コイツ何言ってんの?」「フランス人は口だけだな。」世界中から笑いものにされたToDは、やがて、言葉を失い沈黙した。




ToDは言葉を失った。
ToDは支持を失った。
ToDは逃げ場を失った。
けれども、ToDは消えなかった。

ToDに必要だったもの。
それは皮肉な事に、skyの存在そのものだった。
見果てぬ闇夜を切り開き常識を破壊する勇敢さを持った道先案内人だった。そして、その革命児が「WE.sky」であった事は、ToDにとって何よりの希望の源だった。




なぜならば、skyは「下手」だったからである。
そして、ToDは、世界で一番上手かった。

ToDはskyが切り開いた道を必死で辿って猛進した。ToDの強さはあっという間にskyに追いつき、そしてあっという間に追い抜いてしまった。

skyの全てを研究し、skyの全てをコピーし、skyの全てを進化させ、ToDは宇宙で一番上手いプロゲーマーとなって蘇り、シーンへと帰ってきた。

世界的な大会の決勝戦で、それまで一度として勝つ事の出来なかった、4K.Grubbyを打ち破って。





そして、ToDは言った。

「俺がGrubbyに勝てたのはヒューマンが強いからなどではなく、俺が圧倒的に上手く、強く、美しい、完全無欠のプロゲーマーだからだ。」「ヒューマンは明らかに弱すぎる。優勝した俺が言うのだから間違いない。」「ブリザードエンタテイメントは糞だ。」「WarCraft3のバランスは糞だ。」

そして、ToDは、こう言った。
「最弱種族を操りGrubbyを倒した俺を称えよ!」
「ブリザードエンタテイメントは糞だ。」
「WarCraft3のバランスは糞だ。」



不思議な事に、おかしなことに、4K.Grubbyを打ち破って世界タイトルを勝ち取ったToDを賞賛する声は、世界中どこを探して一つも聞こえてこなかった。








誰よりも上手く、誰よりも強く、誰よりも美しい、最も完成されたプロゲーマーである自らを、誰一人として賞賛せぬという理不尽。ToDはその理由を捜し求め、そして見つけた。その理由を。その男を。そして誓った。消し去る事を。



彼は中国に居た。
WE.Skyその人である。




ToDはskyより強い。
世界はぼんやりとその事実に気がついてしまっていた。中国のレベルは非常に低く、skyの練習相手のレベルも自ずから低かった。一方のToDには、世界最強オーク4K.Grubby、世界最強アンデアッド"名勝負製造機"4K.FoV、欧州最強ナイトエルフ"欧州の未来"creoplsという、鬼のようなチームメイトが居た。彼らはToDの練習相手であり、またブレインでもあった。問答無用の最強面子と切磋琢磨し続けた結果、ToDの上手さは異次元へと突入しようとしていた。

ToDはskyより上手い。
それは紛れも無い事実だった。

ToDはskyより美しい。
それは紛れも無い事実だった。

ToDはskyより強い。
それも残念な事に、事実であった。

誰よりも上手いToDは、常人では決して行えないようなリスクを背負い、その自ら作り出したピンチを圧倒的な上手さで切り抜けるというプレイスタイルで、見る者全てを魅了した。そんな人々の心を捉えて離さない芸術的な試合を繰り返し続けるToDを賞賛する声が世界中どこを探して駆け回っても一切聞こえてこなかった理由については、皆様の想像にお任せしようと思う。




そして、ToDは、中国へ飛んだ。
WE.skyを打ち破るべく。
万全を期して。




大蛇に四肢を書き入れて天高く舞わせた男、WE.IGE.sky。
宇宙で一番上手い奴、Grubbyの金魚の糞、4Kの汚物4K.ToD。

2本先取。
言い訳不能、逃げ場無し。
敵地中国に乗り込んで、ToD背水の決戦だった。




その、大事な1ゲーム目を、ToDは落とした。
WarCraft3には、プレイヤー以外の勢力(中立モンスター)が存在し、それを倒すとアイテムと経験値を手に入れる事が出来る。その落とすアイテム運によって、ゲームの流れが大きく傾く事がある。このゲームが、それであった。圧倒的な運で良アイテムを手に入れたskyを相手に回して、ToDに出来る事は何も無かった。

もしもその場でToDにインタビューすれば、きっとこう言っただろう。「ブリザードエンタテイメントは糞だ。」「WarCraft3のバランスは糞だ。」と。




けれども、まだ終わってはいなかった。
ToDには勝算があった。

WarCraft3にはアイテム運によって流れが変わるマップと、アイテム運くらいでは流れの変わらないマップが存在する。そして、残り2ゲームは後者であった。運の介入する余地の無いマップであった。

そして迎えた2ゲーム目。
ToDは中国全土を沈黙させた。
ToDを馬鹿にしていた世界中の人々までをも黙らせた。

ToDは圧倒的に上手く、圧倒的に強く、圧倒的に美しかった。
他のトッププロと比較しても、段違いに上手かった。
skyなど、比較対象にならぬくらいに上手かった。

ToDの操るヒューマンは、まるで別の生き物のようにぬるぬると動き、skyの全てのプレイングはその美しさの引き立て役にしかなっていなかった。もはや試合ではなかった。それはToDのプレゼンテーションだった。その異次元の強さは、ToDがこれまで放ってきたどんな言葉よりも雄弁に、ToDの素晴らしさを物語っていた。反論の余地は無かった。こんなものを見せ付けられては、もはやToDの凄さを認め称える以外に道は無かった。全人類が、ToDにひれ伏そうとしていた。




けれども、そこには運悪く、あの男が居た。
WE.Skyその人である。





最後のゲームとなった3ゲーム目。
泣いても笑っても最後のゲーム。
それは、ToDのゲームだった。

最初の農民がready 2 workと声を上げた瞬間からもう、ToDは美しく強かった。全く同じ事を行うにしても、ToDはskyよりも遥かに正確にそれを行う事が出来たし、はるかに素早く行う事が出来た。最初の1分で生み出されたたった5秒のアドバンテージは、鼠算式に膨らんで、ToDはskyの5分先を行き、あらゆる局面で圧倒し始めていた。一方的な、ワンサイドだった。あとはskyにggと言わせて負けを認めさせれば良いだけだった。それはToDにとって、あまりにもeasyなミッションだった。




そんな時、skyが旅立った。

全ての農民を引き連れて、自陣を完全に空にして、skyは遥か遠くを目指した。ToDは見事な偵察力でそれを捕らえ、行軍するskyの軍勢に襲い掛かった。農民を狩り、兵を狩り、召喚ユニットを消し去り、道行くskyをボロボロにしていった。

skyは、一切応戦する事無く、それを無視した。「俺を無視するな」と襲い来るToDを完全に無視した。「さあ戦え!そして敗れ去れ!」と叫ぶToDを、放置したままで歩き続けた。ToDなどという人は、地球上に存在していないかのように振舞った。

そして、出発時の半分以下になった大量の農民を含むskyの全部隊は、ToDの本拠地へと辿り着いた。skyの農民はToDの本拠地をまるで自らの本拠地であるかのように振舞いだした。防御塔を建て、陣地を構築し、ToDの生産拠点を次々と封鎖していった。もう、何もかもが手遅れだった。






ヒューマンの最強ユニットであるナイト。
回復を担当するヒーローであるパラディン。
瀕死の味方を本拠地にテレポートで退避させる事の出来る杖。

この3つを揃えたToDは無敵だった。
ToDのヒーローを倒そうと攻撃を集中させると、パラディンのヒールで回復させられ、パラディン自体を倒そうにも、パラディンが持つ無敵化のスキルのおかげでダメージを与える事すら出来ない。ToDのナイトを殺そうとして攻撃して瀕死に追い込んでも、退避の杖でテレポートさせられ、止めを刺す事が出来ない。

「それを揃えさせない為にどうすればいいか」
というのが、ToDへの唯一の対抗策だった。




ところが、skyはその常識を覆した。skyはToDの無敵モードを発動を許した。いや、許したのではなく、意図的にToDの無敵モードを引き出した。あとは、ToDの美しいショータイムが訪れ終わるだけだった。

ところが、ToDは、無視された。
「パラディン」「杖」「ナイト」という、ありとあらゆる戦闘での勝利を確約してくれるはずの三種の神器を揃えたToDは、skyに完全に無視された。

ToDは、呆然と立ち尽くした。
逆にskyの本陣を襲うという手もあった。

しかし、skyは農民をToDの本陣(資源地帯)へと到達させていた一方で、ToDの農民はskyの構築した鼠一匹漏らさぬまでの塔の壁に阻まれ、外へ出る事が出来なかった。

仮にskyの本陣を壊滅させた所で、それを奪う事が出来なければ、ToDの本陣を乗っ取ったskyの資金力の前に消耗を余儀なくされ、あとは敗れるだけだった。




ToDは、瞬時にそれを理解した。
もう、何もかもが手遅れだった。

自らがskyに敗れた理由を。
世界が己ではなくskyを認める理由を。




ToDはそれから10分もの間、「パラディン」「杖」「ナイト」という三種の神器を揃えた本隊を、何をするでもなく、ただ右往左往させ続けた。ToDの本拠地を乗っ取ったskyの農民達が新しい建物を次々と建てて行く様を、何も出来ずにただ見ていた。

普通ならば、負けを認めて投了する場面であった。けれども、ToDはそれをせず、自らの最後の建物がToDの攻撃により破壊されるまで、芸術的な上手さでskyに嫌がらせをしたり、中立モンスターを狩ったりと、示威行動を繰り返しては、skyに無視され続けた。ToDは惨めだった。ToDは哀れだった。ToDは孤独だった。

そして、宇宙で一番上手い男は負けた。
中国で最も勇敢な男に。










それでも、まだ、そういう人達は居た。
skyを嫌う人達である。

彼らは、ToDに心酔していた過去を忘れる事が出来なかった。
insomniaを称えていた過去を捨て去る事が出来なかった。
思い出にしがみ付き、skyを否定し続けた。
頼るべき論拠は幾つか在った。



skyは確かに世界規模の大会で立て続けに2つのタイトルを取った。skyは確かに世界で最も上手く、世界で最も強く、世界で最も美しいToDを叩きのめして打ち破った。けれども、それらは全てskyのホームグラウンドで行われた大会であり、イベントであった。

シンガポール、上海、そして北京。中国で行われた大会で中国人が勝っただけ。遥々彼方の遠くから、遠征してきた相手にホームでちょこっと勝つくらい、レクレアティーボにだって出来る。一部の人達はそう思い、skyを決して認めなかった。

そしてなにより僕らには、あの男が居た。






圧倒的な前評判を覆し伝説の空飛ぶアンデッドを引退に追い込んだあの男。ロシアの犯罪者を完膚なきまでに打ち破り英雄となったあの男。"Grubby2.0"と称えられていたプロゲーマーを打ち破りその看板を自らの手で剥ぎ取って"Grubby 1/10"と名付けたあの男。"Grubby killer"とまで言われていたWarCraft3第五の種族を操る異才を、2v2でも1v1でも完封し「4K死すともGrubby死せず」と世界に衝撃を与えたあの男。あの日「Human suck」の一言で、WarCraft3の息の根を止めたあの男。





"one word"!
"歩く4K.Grubby"!
そう、Manuel Schenkhuizen!

4K.Grubbyその人が。







舞台は、すぐそこにあった。
欧州最高、いや世界最高のプロゲームリーグ戦、WC3Lである。

その大舞台に初参戦した、skyの初戦。
彼は、名も無き相手に0-2で負けた。
何も出来ず、惨めに敗れた。
見せ場も無く、退屈に。
つまらない負け方で。

世界が、活気付いた。




「skyが何だって言うんだ?ホームで勝っていただけの事だろ。」「こんなつまらない負け方をする奴の試合なんてもう二度と見たくねえ。中国に引き篭もってろ。」「結局skyがWC3Lに持ち込んだものは、戦術でも、戦略でも、新風でもなんでもなくて、欧州の大会のウェブサイトに中国語でコメントをする迷惑な中国人だけだよね。」これまで、溜まりに溜まっていた世界中のアンチskyの鬱憤がうねりを無し、skyへと殺到した。

それにskyは応えて言った。
「僕は世界で最も優れたプレイヤーではないし、世界で最も強いプレイヤーでもない。うまくいく事もあるけれど、うまくいかない事もある。少しでも期待に応えられるように努力するよ。」と。
女々しい台詞に皆が集った。
侮蔑嘲笑罵詈雑言が、世界中から集まった。








WC3Lシーズン9。
skyは初戦を除く全ての試合で勝利した。
驚くべき事に、たったの1ゲームも落とすことなく。
その勝利の中には、4K.Grubbyに対する勝利も含まれていた。

sky十八番のソーサレス/プリーストを打ち破るべくGrubbyが密かに用意した大戦車部隊が自陣を発ったその瞬間にskyの空軍がそれを襲い、対空能力を持たないGrubbyの大戦車部隊は、skyの軍勢に砲弾の一発も打ち込めぬまま、全滅した。











世の人は言う。
「WarCraft3を完成させたのは、彼だ。」と。









昨年末に行われたワールドカップのベスト8は、オークが1人、アンデッドが1人、ナイトエルフが1人、残る5人はヒューマンだった。あのinsomniaもそこにいた。蘇ったinsomniaはいつの間にか、再び欧州最強クランSK-gamingのエース格へと復活を遂げ、純粋な名声を再び得るまでに成っていた。




現状を見て、世の人は言う。
「ヒューマンはちょっと強すぎるんじゃないか?」と。

現実を見ず、ToDは言う。
「ヒューマンは弱すぎるけど、まあ、ぎりぎり許容範囲かな。」と。




ブリザードはゲーム内最弱種族だったヒューマンを、パッチの度に弱体化させてきていた。その頃、ToDはこう言っていた。「ブリザードはWarCraft3を殺す気だ。」と。あれは、一体、何だったんだろう。ToDはあの頃からもうずっと、世界最強のプレイヤーになれるだけの力があったのに、どうしてToDじゃなくてskyだったんだろうかと。




skyと他の誰かとの違い。
それは、結局の所、ほんの少しの事だったんだと思う。




>>?了,高?,?了,也高?。

>勝って、喜んで、敗けて、うれしいです。

僕らに足りなかったものは、一体なんなんだったんだろう。




insmniaはメランコリックにヒーローを装ってばかりで自分を信じる事が出来ていなかったし、ToDは荒を探してはケチばかりつけていた。そんな事をしても何も変わりやしないんだって、知っていたはずなのに。そうしている間中も、WE.skyは、世界から、遠く離れた黄色い大地で、自分を信じて突き進んでいた。多分、物事は単純で、僕らもそうすればいいんじゃないかな。




>>失?了,从中受到了挫折,吸取了??,
>>?了自己更大的?斗?力与目?,
>>?了?个?斗的?力?也???之喜?。

>失敗して、中から挫折を受けて、経験を吸収して、
>自分にもっと大きい奮闘の動力と目標をあげて、
>この奮闘の動力のためにもこのために言うことを喜ぶべきです。

僕らはいったい、何を恐れているんだろう。
どうしてそんなに臆病になる必要があるんだろう。















もう随分と眠ったじゃないか。
そんな夜を繰り返しても何も変わらないよ。

さあNOW、PCの電源を落として(もしくは、本を閉じて)、くだらないものにしがみ付くのをやめて、全てゴミ箱に放り込んで投げ捨てて。空を自由に飛ぶ為に必要なものを取り戻しに行こうじゃないか。自分を信じる心と努力。簡単な事だろう。そうすれば誰だって空を飛べるし、そうすれば誰だって自由になれる。どうせ失って困るものなんて実はそんなにないんだから。ToDみたいな事してないで、hemanみたいになっちまう前にさ。

行こうじゃないか、僕達も。
WE.skyに随分と遅れて。
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sky(wikipedia)
中文引用元(WE.IGE.Sky的BLOG)
WC3L今シーズン(シーズン11)個人成績

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やってしまった。

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2007年4月7日土曜日

梅田望夫を信じるな。梅田望夫を疑え。梅田望夫を罵れ。梅田望夫の荒を探し全身全霊を持って叩け。



自らの主張を浸透させるには、その内容と対象を選別し、遮蔽に遮蔽を重ねて、その範囲を可能な限り狭めた上で、その極限まで小さく絞り狭めた偏狭的な範囲の中で最大限に大風呂敷を広げるに限る。常識である。少なくとも僕の中では遥か彼方の昔からブロガーとして生きる中でこの身で知り渡えた常識である。




主張というものを、本当の意味で万民に浸透させ、その等身大の姿を、偽り無く伝えるには、莫大な労力が必要となる。伝えようとすればする程に、考証が行われ、反論が行われ、主張はあらゆる角度から丸裸にされ、攻撃される。聞く耳持たぬ無関心がセガなんてだっせえよなと周囲を巻き込み、私達には関係の無い事だと笑い、周囲の潜在的主張の支持者達をも巻き込んで、彼方へと連れ去ってしまう。

その範囲対象を暗黙のうちに切り捨て制限し遮蔽せねば、100億人100億色全人類という巨大な底なしの多様性プールに全てのものが飲み込まれ、1足す1の答えが2すら、通らずその声はかき消されてしまうのである。

巨人も、柏戸も、玉子焼きも、全ては過ぎ去った古き良き時代の産物である。万民が声を持たず、徒党を組む術を持たず、結び繋がれる事なく、まとまる事なく存在していた時代の産物である。

それらが終わり過ぎ去った時代の典型として、自らの主張を浸透させる為に、強引に押し通すために、言うならば信徒を獲得するが為に、反論の余地が無くなるまでにその内容と対象を選別し、その主張を理解しようとしない人間を「わたしたちとは別の生き物」として隔離見下せる域にまで遮蔽に遮蔽を重ね内容と対象を選別するというテクニックが、世の中にまかり通っている。

1人に1を伝えて100%の支持を得るよりも、100人に100を伝えて1%の支持を得る方が難しいのである。その為の遮蔽である。99と99を存在しないものとして扱い、その残る僅かな1の中の1の中で最大限の大風呂敷を広げるという、全く持って小手先の卑怯さこそが、自らの主張を盲目的に浸透させるために必要なテクニックなのである。





例えば僕が今ここで、"欧州の今"ことロシアの冷たく輝く息吹、mouz.GeIL.Happyの素晴らしさと偉大さを主張し押し通そうとしたならば、その目論見は用意に達成されるだろう。地球上全人類の人という人が僕の主張の前にひれ伏すだろう。何人も、それに異議を唱える事は出来ないだろう。誰一人として僕に歯向かう事は出来ないだろう。

けれども僕は決してそのような事をしたりはしない。

何故ならば、mouz.GeIL.Happyの素晴らしさや偉大さを称える事に、なんの価値も見出せないからである。そんな事には、何の意味も無いと考えるからである。なぜならば、僕が今仮に、ここでそれを行ったならば、世界が受け取るのはmouz.GeIL.Happyの素晴らしさではなく、mouz.GeIL.Happyについて熱く美しく生き生きと語る事の出来る僕の凄さ素晴らしさであるからだ。

つまり、仮に今ここで僕がmouz.GeIL.Happyの素晴らしさを延々に称えたならば、それはmouz.GeIL.Happyの素晴らしさを称え伝えたいからではなく、mouz.GeIL.Happyの素晴らしさを称える事の出来る僕自身の素晴らしさを称え伝えたいからに他ならぬのである。




そんな悪趣味な事は僕はやらない。まず第一に、あいにくそのような気分ではない。自らの素晴らしさを称え伝えたい気分ではない。そしで第二に、そんな事は嫌いだ。大嫌いだ。何者かの素晴らしさを称え、賞賛し、如何に偉大であるかを書き綴るなどという悪趣味な事は命尽き果てても決してやらない。嫌いだからだ。大嫌いだからだ。

そして第三に、僕は「称えられた側の人間」がどのような感情を抱くかを知っているからだ。「賞賛された側の人間」がどのような感情を抱くかを知っているからだ。「褒められた側の人間」がどのような感情を抱くかを知っているからだ。悪い気はしないのだ。
そう、「悪い気はしない」のである。




そんな風に回っていく世界はうんざりごめんだ。お互いの良い所を褒め称え、お互いの良い所を見、お互いに決して触れられたくない箇所には決して触れず、暗黙のruleの中で、申し訳程度に当たり障りのないように責め、お互いの良い所を褒め称え、お互いの良い所を見、お互いに決して触れられたくない箇所には決して触れず、全てが丸く治まり、本音はなく、それどころか嘘すらなく、軽薄な好感の交換のみで円滑に進んでいく人と人との関係などというものは、うんざりごめんのである。笑顔と笑顔で回る世界などうんざりごめんなのである。

ネガティブな感情が真実や本当の姿を押し殺しかき消してしまう事以上に、好都合な他人は本当の自分を完膚なきまでに破壊してしまう。乗せられ、おだてられ、乗せ返し、おだてかえし、ぼんやりとした春の柔らかな日差しの中で本物の心は死ぬのだ。沈黙し、やがて死に、その死にカスすらいずれ消え去るのだ。

そう。
そうなのである。
誰かを褒め称え、その素晴らしさを賞賛する事は、自らを褒め称え、自らの素晴らしさを賞賛する事に他ならない。「自分で自分を褒める」というのは極めて困難な作居だ。何故ならば、地球上全人類の人々は、自らの汚さや自らの醜さについて、他の誰よりも詳しく知っているからだ。

誰にだって思い出したくない過去があるし、誰にだって思い出したくない汚点がある。消してしまいたい過去があり、消してしまいたい記憶がある。それら、己の汚点というものを、第三者即ち世界から無かったものとして扱ってもらう為に、彼らは第三者即ち世界の汚点から目をそらし、美しさだけを摘み出して、褒め称えるのである。即ち彼らは第三者を褒めているのではなく、第三者を用いて自らを褒めているのである。道具として利用しているのである。松坂大輔を褒めるふりをして、梅田望夫を称えるふりをして、スティーブジョブスを賛美するを装って、ただ自らを褒め称え、美化しているのである。

汚らわしいことに。
まったくもって汚らわしいことに。
故に即ち、僕は決してmouz.GeIL.Happyを褒め称えたりはせぬのである。




逆に仮に僕が今ここで、何者かの醜悪さを罵り、忌み嫌い、罵倒したならばそれは一体何であるだろうか。一体それは何であろうか。

例えば仮に僕が今ここで、全くの無関係である何者か、例えば1日2万PVの人気ブロガーの醜悪さを心から全力で憎み忌み嫌いその薄汚さを完全なまでに罵ったならばそれは何であろうか。そう、YES。

それは自らの悪に対する憎しみであり、自らの汚さに対する罵りであり、自らに対する真のメッセージに他ならない。世界の汚さから目をそらさないという事は、世界の汚さを許さず、放置せず、スルーしないという事は、自ずから、自らの汚さ醜さを許さず放置せず決して忘れず、見過ごさず、それを汚さとして認め、それを憎み、その醜さ汚さを全否定するものに他ならないのである。

僕という人間は、醜さも、汚さも、邪さも臆病さも、それら全てを包括しているからこそ僕自身なのであり、例えば僕が自らの醜さ汚さ邪さ臆病さといった所謂ネガティブさを全て完全に忘れ去り存在しないものとして扱い生きたとしたならば、それはもはや僕自身とは呼べぬ代物なのである。

同じように、全ての地上に存在する全てものは、醜さも、汚さも、邪さも臆病さも、それら全てのものを含めて世界なのであり、それら、あらゆる汚点を見過ごし、忘れ、素晴らしさのみに視線を向けて、美しき世を美しく生きるなどは、言語道断の所業なのである。

もしも僕がこの地球上に存在する全ての汚点から目をそらし、それら全てを存在せぬものとして扱ったならば、世界もまた同じように僕の汚点から目をそらし、存在せぬものとして扱ってくれるだろう。

それが都合が良いものである事は確かだ。それが居心地の良い生き良い世界であるのは紛れも無い事実である。けれども、そのようなものを僕は決して受け入れはしないのである。

汚さを汚さとして、醜さを醜さとして扱い、全身全霊を注ぎ込み全てを尽くしてその汚さ醜さを語らねば、美しさがが美しさとして全身全霊を注ぎ込み死力を尽くして認められる日は来ないのである。




即ち、人間というものは、ブロガーというものは、テクニックとして、技法として、道具として他人を褒め、他人を賞賛し、他人を称え、他人を愛する生き物であるという事を、我々は知り肝に銘じておくべきである。エントリーの裏に巧妙に隠された真意を見抜くリテラシーというものを持つべきなのである。ブロガーなる生き物は皆が皆大本営発表を繰り返すだけの卑怯者に過ぎぬという事をしっかりと前もって記憶しておくべきなのである。




例えば、仮に「人を褒めろ」とブログにて公言する人間がいたならば、それは「俺を褒めろ」と言っている事に他ならない。

例えば、もし仮に「人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」とブログにて公言する人間がいたならば、それは「私の粗探しをしないでください」と言っている事に他ならない。




思い出してみるが良い。

そういった類の人々が、本当の、全身全霊を注ぎ込んだ全力の非難に対し、真意に向き合い、人として、一人の人間として、まともに対処した事が、たった一度でも在ったかどうかを。

そして気がつくべきである。そういった類の人々が、正真正銘本物の、全身全霊を注ぎ込んだ全力の非難をあざ笑い、くだらないものとして無視し続けてきたという歴史が指し示す紛れも無き事実に。

奴らは何時だって自分に都合のいいブログのみを取り上げ、自分に都合のいい批判のみに応え、自分に都合のよい声ばかりを選別してきたではないか。




彼らは、褒めと褒めとのネットワーク、即ち身内との馴れ合いに逃げ込み、他人を褒め、同僚を褒め、部下を褒め、同じ社内の人間を褒め、仕事で付き合いのある人間を褒め、そしてその対価として、褒めたポジティブな評価の対価として褒めポジティブな評価を受け取り、自らの権威を高め、自らをひな壇へと祭り上げ、「このような高い場所にいる私はそんな低い場所にいる人たちの粗探しに真っ当に答える義務などない」と他人を評価し褒め称える事によって作り上げた権威を用いて自らへの非難を存在せぬも同然のものとして扱い、他人を評価し褒め称える事によって作り上げた権威を用いて暴利を貪るのである。




例えば、もしも仮に「己を信じろ」とブログにて公言する人間がいたならば、それは「俺を信じろ」と言っている事に他ならない。

悪いところを探すな、汚点から目をそらせ、矛盾を突くな、と。
奴らはそのように言うのである。まるで他人事のように。

金の為に。
権威の為に。
私利私欲の為に。
まるで他人事のように。

















人は誰しもが皆、よい人生を送りたいと思う。
苦悩から遠く離れ、健やかな日常を過ごしたいと思うのである。
素晴らしさを称えられたいと思うし、美しさを褒められたいと思うものなのである。

それは当たり前の事なのである。
しかし、その当たり前の事を、間違った風に理解している人間が幾らか存在しているのが2007年の桜舞い散る極寒の春でありこれは由々しき事態である。

例えば、あなたがどこかで誰かに、その日つけていた香水の匂いを称えられ、褒められたとする。その際に、それを自ら己に対する賞賛であると受け止めては、決していけないのである。

それは、ただ単純に、香水の匂いが称えられ、褒められただけに過ぎないのである。幾らか譲歩し歩み寄ったとしても、その香水を身に着ける事の出切るだけの優雅な身分や、その香りを選択したセンスを褒められたにすぎず、人そのものを褒められたのでは決して無いのである。

ところが、世の人は、そういった、表層のたまり醤油とはかけ離れた賞賛の声に耳を貸し、心奪われ、思わず笑みをもらし、幸福感に浸り、満足満悦ご満悦を謳歌してしまっているのである。

これは間違いである。誤りである。
敗北であり、死そのものである




そのようなくだらない賞賛は、賞賛などではない。そのようなくだらない賛美は、賛美などではない。それらは、偽意である。偽者であり、偽りの世界である。真意とは、全ての汚点を汚点として扱い、全ての欠点を欠点として扱い、全ての醜さを醜さとして全力で非難し、全ての卑怯さを罵倒し、罵り、たったの1つ蟻一匹も見逃すこと無く糾弾し、否定し尽くした上で、その上で、素晴らしさを素晴らしさとして扱い称え、美しさを美しさとして扱い賛じた後に、前者の否定的な評価と後者の肯定的な評価を包括した上で、一心「好きだ」を貫き貫かれる事こそが、我々人類にとって真の救いであり、たどり着くべき境地であり、掴み取るべき未来なのである。





故に、僕は、そういった類の人々、即ち安易に人を褒める人、安易に人に褒めろと言う人々を、全身全霊を持って否定し、非難し、臆病ものとして罵るのである。そう、「人の粗探しをするな」と宣う人は、粗探しをされたくないという一念に基づきそう言う卑怯者であり、「人を褒めろ」と宣う人は、人に嫌われたくないといだけの臆病者である。このサバイバルたる混沌のインターネットに耐え切れず、惨めに震え、馴れ合いのネットワークに逃げ込み、ぬくぬくと生きたいだけのCHICKENなのである。それどころか、そう素直に言う事すら出来ず、ありとあらゆる手を用い、狡猾に、悪質に、それを成し遂げようとする、純然たる悪なのである。

僕はそのような臆病者ではない。卑怯者ではない。故に、僕は決して何者かを賞賛するエントリーなどというものを書いたりはしないし、決して前向きでポジティブなエントリーなどというものを書いたりはしないのである。ブログにて他人を褒めるブロガーなどというものは褒められたいだけの安い人間であり、ブログにて他人を称えるブロガーなどというものは、他人から称えられたいだけの安い偽者の偽りの評するに値しない腐った奴らなのでる。
















思い出してみようではないか。

ブロガーと呼ばれる人達がマスコミについて、どのように評してきたかを。ブロガーと呼ばれる人たちが、マスコミについて、即ちわが国を覆う汚染された既得権益者達を、どのように罵ってきたかを。そして、梅田望夫が何と言ったのかを。




「マスコミには自浄作用が無い。」
思い出すべきである。

「マスコミは身内に都合の悪い事を報じない。」
その台詞を。その糾弾を。その嘲笑を。




そして今、ブロガーでもないのにブロガーを騙るわが国のインターネットにおける最大にして最悪の老害既得権益者たる梅田望夫が何と言ったかを。

奴は、のたまうたのだ。
こう、のたまうたのだ。

「褒めろ、粗探しをするな」と。








世界は等しい。
均等であり、均一である。
猫も、鰯も、秋刀魚も象も、同じように腐る。
違って見える物でも全て、全くにして同じに腐る。

誰がそうさせるのか。
権益者がそうさせるのである。
隠蔽し、遮蔽し、誤魔化し、腐らせるのだ。

テレビによって暴利を貪った人達がテレビを腐らせたように。
新聞によって暴利を貪った人達が新聞を腐らせたように。
政治によって暴利を貪った人たちが政治を腐らせたように。

地球上に存在する全てのものと、地球上に存在しない全てのものが、そういった人々の手に堕ち、貪られ、食い尽くされ、見るも無残に腐らされて行ったのである。その魔の手が今ブログに及んでいるのである。即ち。ブログによって暴利を貪る輩がそれを腐らせようとしているのだ。懸命に、自らの既得権益を守りぬく為にのたまうたのだ。奴は、のたまうたのだ。こう、のたまうたのだ。「褒めろ、粗探しをするな」と。


2007年4月4日水曜日

何かを始めれば変われるという幻想と何かを止めれば変われるという幻想をこうたいごうたいに投げ捨てて



貫き通した強い意志と誰にも負けない強い力でしっかりと掴んでいた現実の詰まった空き缶を握り締める事に飽き果てて、ゆっくりとその握りを解いてみると、空き缶は地面に向けて落ちて行き、乾いた音を響かせたけれど、その中にあった現実は、微動だにせずに中空に、浮かんだままでそこにある。

僕があんなにも懸命に、両腕拳に力を込めて握り締めていたものは一体何だったんだろうかと考えた所で答えは出ない。出ない答えに呆然としながら、落ち転がった空き缶を右足シューズのつま先で器用に立てて思いっきり蹴飛ばすと、それは乾いた音を立て、防波堤から飛び立って、カルフォルニアへと流れていった。

夜また夜を迎える度に春やら夏が近づいて、僕を勇敢な気分にさせる。咲き乱れるにはまだ遅くない、僕は変われるまだやれるって。これまでずっとそうして来たし、これから先もそうだろう。始めればだとか、止めればでなく、続ければ変われるという幻想を胸に抱けていたならば、僕はどんな風になっていたのだろう。もっと愚かに、錆付いてたのかな。

何かを始めれば変われるという幻想と何かを止めれば変われるという幻想をこうたいごうたいに投げ捨てて、こうたいごうたいに拾い集める。地獄のような気分の続く詰んだ人生の泥濘の中で踊る心が我憎い。Altqqどれも同じさ。Altqqどうせ同じさ。

夜だ、冬だ、ブログを書こう。
朝だ、春だ、ブログを書かねば。


2007年4月3日火曜日

ありがとう、本当にありがとう。



夢を見た。

誕生日だと言うので、手紙を書いた。
橋本龍太郎は「ありがとう、本当にありがとう」と返事の手紙を寄越してきた。
始めは同じ名前の他の誰かからだと思ったよと、思いの外に喜んでくれた。僕以外に真性引き篭もりhankakueisuuなんて名前の人がいるわけないのに、そんな事すらわからない橋本龍太郎は馬鹿だと思った。私はこの先もう長くはないと書いていた。

橋本龍太郎がありがとうと言ってくれたから、僕は生きようと思った。