2005年2月25日金曜日

SOS、助けてください。



真性引き篭もりがピンチです。
ブロガーがブログで発言するなんてかっこ悪い。
時々、そう思っています。
ノートパッド.exeで語れと。

しかし、そのような事を言っておられぬ状況です。
恥を忍んで、馬鹿を承知で。
中略働けmyself。
以上。











以下。
http://www.triangleservice.co.jp/html/trizeal/sos/en.html
トライジールに何が起きているのかを確認すべく、片っ端から読んで回ったのだけれど、読めば読むほど悲しくなった。
なにが悲しいって、まず文章が面白すぎる。
本物には勝てないのだという迫力をまざまざと見せ付けられた。
それはさておき、本当に悲しい。
シューティング脳は悲しい。





売れないゲームソフトの製作者が、そのソフトを売る為に「SOS、助けてください」とやったというのがあらましであり、そこからして悲しいのだけれど、本当に悲しいのはその周辺である。

該当シューティングゲームであるトライジールの評判を調べまわってみた所、ほぼその全てが悪評であった。
いや、それにも例外はあって、例えばファミコン通信.comなどでは、


>縦スクロールシューティングの復権! 『トライジール』
>●久しぶりに熱くなる!!
>こりゃやるしかねぇ!!

とまあ、このような有様であるのだけれど、こういう例外を除いてはほぼ全てのシューティンガーが芳しくないという評価を下している。

シューティングゲーム中毒者達は、シューティングゲームを守りたいと思っているのは確実である。買い支えて、遊んで、次回作が出るように100円でも貢献したいと考えているようである。





けれども、トライジールというシューティングゲームと、その続編にあたるだろう未来のソフトウェアを守りたいと考えている人はほとんどいないというのが実情である。

にもかかわらず、この記事に触れたシューターの方々は、助けよう!買おう!という方向で進んでいる。



トライアングルソフトウェアがやるべきだったのは、
「SOS、買って下さい」ではなくて、
「面白いです、買って下さい」だったはずである。
面白さを裏づけするムービーを出し、体験版を出し、どのようなゲームであるのかの説明を出して訴えるというのが正しい道であり、本当はそうするべきだったのだ。

結局の所、「面白いです」と書けないシューティングを作ってしまったトライアングルソフトウェアに残された手は「SOS」しか無かったのだという事なのだと思う。
そのようなゲームとゲーム会社は淘汰され消え行くのが当然であり、定めである。

面白いシューティングゲームと、力量のあるシューティングゲーム製作会社のみが生き残った方が、シューティングゲーム界隈にとっても有益であると思う。
トライアングルソフトウェアが生き残る事により何人のユーザーが幸せになるのかという事を想像しても、絶望に近い数字が浮かぶ。
より強く言うと、淘汰され消えるべきである。
初めて店頭で手に取ったシューティングゲームが糞ゲーだったというよりも、面白いゲームであったという方がゲーマーにとってもジャンルにとっても良い事なのだから。





けれども、この「SOS」の本当は、そういう事ではないのだ。
「SOS、助けてください」の主語に来るものは、トライアングル・サービスでも、トライジールでも、トゥエルブスタッグ・リミテッドでも、プロジェクトラムダでもない。

一人のシューティング脳患者、である。
シューティングゲームというものに見入られ、ロマンを感じた人間にとって、この能力不足で時勢を読むにも事欠いたドリームな一人のシューティング脳患者から発せられる「SOS」は他人事では無いのだと思う。

会社を辞めて借金をして、戻れぬ道へ立ち入ってしまった一人のシューティング脳患者の姿は、淘汰され消えるのが正しい姿、などとは口が裂けても言えない位に身につまされるもので、同じ病を抱えた人間ならば、予約せずにはおられぬだろう。





SOS文に爆笑し、トライジールというシューティングゲームがもっと凄い面白いものだと思って、これは面白いぞと嗅ぎ回った僕としては「見なければよかった」という悪評の山と「見なければよかった」という惨状と「見なければよかった」というあまり明るくない文章を書くに至ってしまい、まことに不本意である。
もっとHAPPYでのほほんでほんわかな話だと思ったのに。
まったく、当てが外れた。






もう、正直見てられん。
こうなったら、僕が立ち上がるしかない。
はっきり具体的なものを書いてやると決意して、
「300万本売れるシューティングゲームの作り方」
という投稿を行おうと思ったのだけれど、トライアングルソフトウェアのウェブサイトで公開されているムービーを2Dシューティングのものだと思ってクリックしたら、最も苦手なタイプの3Dシューティングであった為に、ぐりんぐりんに酔っては頭痛を誘発してしまい、とてもじゃないが書けるコンディションではなくなってしまったので、まことに無念ではあるが、「300万本売れるシューティングゲームの作り方」を書いて投稿するのは明日にしようと横になる。

よって、明日の投稿は「300万本売れるシューティングゲームの作り方」なので、シューティングゲームに興味の無い読者さんは明日アクセスしないでください。
よろしくお願いします。




真性引き篭もりがピンチです。
頭痛と吐き気が共鳴します。
おやすみなさい。さようなら。