これには議論の余地がない。
はっきりしている。
成し遂げる為には、「成し遂げられるまで行い続ける」だけでよい。
ただ、のんべんくらりと行い続ければいいだけである。
なんの決断も努力も必要とはされない。
成るも成らぬも八卦である。
一方で、諦めるのは困難を極める。
諦めるべきかどうか考えねばならないし、成し遂げられる見込みがあるかどうか予測せねばならない。これまでの成果を切り捨てねばならないし、自らの心を裏切り決別せねばならない。諦めた先どうするかの計画を建て直さねばならぬし、諦めるということを完璧に成し遂げ完遂ねばならない。
ところが、諦めずに生きるのは不可能に等しいくらい困難である。
つまりは強制二択である。
毎秒々単純な二択を強いられ続ける、それだけの事だ。
諦めるか、諦めずに生きるか。右も左も茨道。
どちらを選ぶも、その人の勝手である。
選択できない?
ならば、死ね。