2008年3月16日日曜日
個人ニュースサイトで取り上げられても全然嬉しくない。
少し世俗的な興味のある題材があって、その事柄についていろいろ知りたいと、インターネットサーフィンをして片っ端から見て回っている最中に、僕のブログのエントリーが個人ニュースサイトに取り上げられているのを発見してしまい、やった!超嬉しい!これで僕も一人前のブロガーだ!いくぜ!ブログ下克上!人生始まった!明日のかをりん目指して頑張るぜ!みたいな気分になった。
どうやら、 DONTAKT -> 読みゲー -> DEEP BLUE -> かーずSP という流れらしい。凄い。これは凄い。奇跡と言ってもよい。狭き門×4timesである。よく生き残れたもんだ。「ご、、ご無事でしたか!」って感じである。まさしく快挙だ。僕は凄い。そして偉い。カエルで言うとトノサマガエルに匹敵するくらい凄い。そして偉い。
当ブログにはアクセス解析もリンク元記録も存在しないので、個人ニュースサイトに取り上げられても全然気がつかないから、こうして偶然見つけてしまうと尚更嬉しさが増す的サプライズ。もう、「戻るで文章が飛んだのは天恵」くらいの勢いで嬉しい。
・・・のだけれど、よくよく考えてみると、個人ニュースサイトにリンクされても、全然嬉しくない。むしろ、逆に言うと、リンクされない方が嬉しいんじゃない?くらいの勢いである。
何故かというと、個人ニュースサイトは、ウェブサイトにリンクを貼るサイトだからである。個人ニュースサイトの運営者はリンクを張るという行為を生業として営んでおり、リンクを張るのが当たり前だからである。
つまり、個人ニュースサイトからリンクを張られるという事は、お好み焼き屋さんでお好み焼き定食を頼んだら、白米とお好み焼きがセットになって出てきた、くらいの勢いで炭水化物なのだ。深呼吸をしたら肺に酸素が入ってきました、くらいの勢いで嬉しくないのである。
ならば、一人のブロガーとして、どんな事が嬉しいかというと、「これまで一度として他サイトにリンクを貼った事が無かった自分メモなサイトに、初めて貼られたリンクが僕のエントリー」みたいなのが、とても嬉しいのである。処女性とまでは言わないけれど、「滅多な事では他人に言及しないサイトで言及される」みたいなの方が良いのだ。
といった事を考えていたら、「個人ニュースサイトで取り上げられて嬉しい」というケースも存在している事に気がついた。それは、「その個人ニュースサイトが、これまで一度として取り上げた事の無いジャンルのエントリーを取り上げる」という、ブレインスルー的な取り上げ方である。
即ち、僕は、「ゆんゆんな2行詩で動画ファイルナビゲーターからリンクされる」という偉業を成し遂げるべく、故郷のミシガン州で「自分を愛している!自らを信じている!自分の才能を信じている!僕の2行詩が動ナビでも通用すると信じている!」とマイク片手にまくしたて、苦難に満ちた2行詩道を今ここに、おぼつかない足取りで、全速力で駆け出したのである。ロムニーか。