2008年11月3日月曜日

初心者に勧めるネットを考える。



初心者に勧めるオフ会は2人でホテルでセックスに決まりだけれど、初心者に勧めるネットってどこなんだろう。

ネットでは「特定の事柄に興味を持って集まってきたユーザー同士が交流する場」という体裁を取ったウェブサイトが実は「寂しいだけの人達が毛繕いをして馴れ合う場」だったりするのでインターネットはどこへ行っても地獄絵図。

ソーシャルなものを全力で露骨に拒否って来た自分としてはオートマッチングでゲームをし続けるだけというbattle.netこそがネットの理想系であると考えていたのだけれど、いつの間にかXboxやらwiiやらがほとんどそれと同じになっていたようだ。

ソーシャルな方向をサポートしながらそちらへと邁進しているように見えるXbox Liveよりも、現時点ではソーシャルなんてものにあまり色気を見せていない任天堂の方が初心者には優しそうな感じだ。

リア充どもがゲームをダシに異性を漁っているだけなのが実情のXbox liveなんかより、チャットもボイスも認めまずに定型文だけ用意して(時にはそれすらも用意せず)、ただ対戦相手とプレイヤーとを結びつける為だけにネットを利用している任天堂の方が遙かにゲームに誠実であると言える。

必要なのはゲームであって人間ではない。人間はすぐに裏切るけれどゲームは決して裏切らない。人はすぐ嘘をつくけど画面は決して嘘をつかない。ネットにコミニケーションなんて要らないのだ。ゲームさえあればそれでいい。必要なのはゲームである。もう僕を救ってくれるものがあるとすればそれはゲームしかない。そしてゲームは僕を救ってはくれない。だがしかし別に救われたくもないのでそんなの気にするまでもない。