2009年1月11日日曜日

僕はまだこの人生を諦めちゃいない。



生きていても良い事なんて何一つないと解っては居ても、僕はまだ人生を諦めてはいない。毎日ブログを書こうと思っているし、毎日ブログを書こうとしている。テキストエディタを立ち上げて、題名だけついた中身の無いファイルを順番に開いてみたり、ブラウザを立ち上げて、ブログの投稿画面に記事タイトルを打ち込んでみたり。そんな風に、僕はまだこの人生を諦めちゃいない。なんとかしようとしている。頑張っている。希望を捨ててしまってなどいない。

ブログを書こうと思うこと、ブログを書こうとすることが、人生を諦めていないという事実とイコールで繋がる日常に、些かうんざりしているのは事実だ。事実だけれど、事実僕はまだこの人生を諦めちゃいない。僕がもの凄いブログを書けば突然宇宙が大爆発を起こすのではないかという明かな嘘を妄想を、僕は心のどこかで今も本気で信じている。

僕はまだ人生を諦めちゃいない。生きる事を捨てちゃいない。喜びを、希望を、朗らかな気分を、まだ完全に捨て去ってはいない。事実僕は希望に胸溢れているし、未来に心ときめいている。僕は輝いている。きらきらと光り輝いている。凍えて丸くなる夜の寒さが昼によって打ち消される度に外界から聞こえてくる騒音が横薙ぎの豪雨によって打ち消される度に、僕の胸は高鳴り、心に明るさが戻り、また新たな希望を、新たな希望を胸に抱き、そしてそれに向かって脱兎の如く逃げ出すんだ。

ブログを書けば何かが変わる。ブログを書けば良くなるんだ。この5年間僕はずっとそう信じてきた。そして今も信じている。多分明日もそれを捨てない。鈴を鳴らし裾をまくり銅鑼を叩き叱咤激励を繰り返しながらブログの方へと追い立てていく。僕は間違ってなんか居ない。ブログを書けばきっと何かが。ブログを書けばきっと必ず。ブログを書こう。ブログを。僕にしか書けない唯一無比の。そんなものはない。そんなものはない。