理由無し、勇気無し。



眠らねばならぬ眠らねばならぬと睡魔に追い詰められながら椅子の上で過ごす時間だけは、無数の良くない事柄の中の幾つかの特別に悪い事柄を、少しは忘れて生きられる。インターネットをする勇気も、インターネットをする理由もないならば、インターネットをせねばよい。同じように、眠る勇気もなく眠る理由もないならば、眠らなければよい。簡単な話だ。そんな簡単なことすら出来ない。そんな単純なことすら出来ない。夏の暑さも一段落して始まった無能な一日が夜明けと共に暮れて行く。