ネットで自分の子供の話をするろくでもないブロガーどもを見て、「こんな糞みたいな連中の子供に生まれなくて良かった」とか「親がこれなんだから子はろくな大人にならんだろうな」とか人並みに思うわけだけれど、冷静になって考えてみると、ほとんどの吐瀉すべきくだらないブロガーでも自分の親よりはマシだろうという事実。「こんな親の子供がかわいそう」なんていう罵倒語は結局のところ、良識をロールプレイしていい気持ちになったくだらない人達が、かわいそうだなんて微塵も思っていない中で無責任に放り投げる、ただの罵詈雑言でしかないのである。小さな頃、工作用のハサミで大根の葉を切ってよくわからないが逆鱗に触れどつき回された上に、「あんたも昔は精子だったのよ」と罵られた事がある。人ではなくプリンにでも生まれていれば、仕事帰りの冴えない女を喜ばせる事くらい出来たのに、僕はあいにく人間であり、誰かを幸せにするブログなど書く力が無い。コンスターチの力で固まった、3つで120円のプリンほどの力も無い。プリンにさえ生まれていればトウモロコシを誇りに生きれたろう。