DOTA AUTO CHESS wikiに投稿予定のハンター6のガイドです。qihlより。
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人を撃つのは好きですか?
撃つのと撃たれるの、どちらが好きですか?
弓で射るのは好きですか?
射るのと射られるの、どちらが好きですか?
大惨事は好きですか?
陥るのと、陥れるの、どちらが好きですか?
そうですね。
ハンターです。
みんな大好きハンターです。
皆さん、オートチェスで一番強い駒をご存じですか?
タイドハンターです。
タイドハンターって何か知っていますか?
そうですね。
ハンターです。
みんな大好きハンターです。
皆さん、オートチェスで2番目に強い駒をご存じですか?
メデューサです。
メデューサって何か知ってますか?
そうですね。
ハンターです。
みんな大好きハンターです。
ハンターをやりましょう。
今日はハンターをやりましょう。
1や2ではありません。
6です。
ハンター6です。
ハンター6のガイドです。
オートチェスというスキルが強いゲームにおいて、ハンターは独自の道を歩みます。スキルが強い駒によってではなく、スキルが弱い駒によって過酷な中盤戦を勝ち抜かなければなりません。それは少し不安定で、それは少し脆弱です。ハンターで勝つには知識が必要です。けれども、ハンター6には知るに値するだけの十分な強さがあります。桜舞い散る春だから、ハンター6やってみません?
*ハンターの長所
**完璧に完成したハンター6は全てを兼ね備えています。
オートチェスで一番強いタイドハンターと、オートチェスで2番目に強いメデューサを内包しているのだから、それは当然の話です。どのような相手をも粉砕する事が出来ます。相手を射貫いて倒せます。射貫いてというか石化しちゃって大惨事です。
**エルフ、メイジ、アサシンなど、体力の低い相手に勝てます。
相手がスキルを使う前に物理で射貫いて溶かすのがハンターの強みです。
体力が低い相手に対して、ほとんどの場合大きな有利がつきます。
*ハンターの弱点
ちょっとむずかしいです。
*ハンターの駒一覧
不死の射手
1goldは所詮1goldです。
2goldには見劣りします。
3goldには劣ります。
4goldには叶いません。
5goldとは比較対象にもなりません。
★2にしても2goldです。
★3にしても所詮は1goldです。
けれども、不死の射手は違います。
世界でたった一つの特別な1goldです。
1goldを笑うものを泣かせる事の出来る1goldです。
泣きなさい。笑いなさい。泣くのは誰か。笑うのはあなたです。
不死の射手はアンデッドです。
ゲーム中でもっとも価値の高い種族です。
ミラーナ
ミラーナが弱いのは事実です。
残念なスキルを持っています。
けれどもミラーナはエルフで、ハンターです。
将来的にタイドハンターによって置き換えられるにしても、
ハンター6の為に、エルフ3の為に、大切な駒の1つです。
ビーストマスター
私達のティンバーソーです。
わたしたちのピエールです。
あ、ピエールというのはドラクエ5の、そうですね、
今の若い人にも伝わるように妖怪ウォッチでたとえると、
たとえると……。えっと、ビーストマスターの話をします。
「参考にならなかった」に一票入れておいてください。
ビーストマスターは私達のティンバーソーです。
ティンバーソーとの最大の違いはかわいさです。
ティンバーソーは醜いですが、ビーストマスターはかわいいです。
脆弱な射撃ユニットを中心にして構築される序盤~中盤のハンターにおいて、
ビーストマスターの耐久力と強烈なスキル性能は、ハンターに必要不可欠なものです。
エルフの射手
素晴らしい攻撃速度を持ちますし、当たれば強いスキルを持ちます。
スキルを外すシーンがあまりにも強烈すぎるが故に記憶に残るでしょうが、
彼女のパワーショットは十分な強さの平均点を持つダメージスキルです。
★3を目差す価値のあるハンターの要です。
スナイパー
スナイパーはハンターを象徴する性能を持ちます。
射撃は強く、スキルはそれなり。
そして射程は最強です。
メデューサ
ありがとうございます。
ハンターでプレイすべき理由はメデューサがハンターだからです。
★1メデューサは弱い為、ハンター以外の構成でプレイしている際は
序盤から中盤に店頭に並んでも購入を躊躇する存在ですが、
ハンターをプレイしているあなたにとっては違います。
買いましょう。
私達はメデューサを迷わず買う為にハンターをプレイするのです。
タイドハンター
ありがとうございます。
ハンターでプレイすべき理由はタイドハンターがハンターだからです。
オートチェスにおいて攻撃時に溜まるマナの値は与えたダメージに応じて変動します。
ハンターボーナスによって与えるダメージが上昇したハンター6のタイドハンターは、
相手のタイドハンターよりも少しだけ早く100マナを溜められるでしょう。
少しだけはやく?
いいえ、違います。
先に大惨事を放ちさえすれば、あなたのハンター6は
相手のタイドハンターを溶かして消し去る事が出来ます。
*ハンターの序盤戦
ゴブリン3による超強化。
ウォリアー3によるアーマー上昇。
オーク2によるHP上昇。
ナイト2によるシールドの力。
それらシナジーの成立は、序盤の勝率を大きく上げます。
けれどもハンター3はそれらとは違います。
ハンター3は序盤戦において信用なりません。
ただし、例外があります。
それは、アンデッドです。
不死の射手と不死の騎士王によるアンデッド2の効果があれば、
序盤のハンター3はほとんど全てのシナジーを乗り越える事が出来ます。
アンデッド2は相手のアーマーを4下げるものですが、
これは味方全員の攻撃力が約19%増えるのに相当します。
「アンデッド2は決して裏切らない」
とまで言われる、最も信頼のおけるシナジーです。
即ち、です。
ハンターでプレイするきっかけは自ずから見えてきます。
*ハンターでプレイするきっかけ
「★2不死の射手」
「★2ビーストマスター」
このどちらかこそが、ハンターでプレイするきっかけです。
★2ビーストマスターはこのゲーム最強の2goldです。
ティンバーなんて、ゴブリン属性で盛ってるだけです。
*ハンターの中盤戦
★2ビーストマスターかアンデッド2に頼って勝ち進むあなたは壁にぶつかります。
ハンター6は強いのですが、ハンター6はあまりにも遠いのです。
メデューサは4goldで、タイドハンターは5gold。
そのどちらかが手に入らない限りハンター6は完成しません。
それだけではありません。
強いスキルを持つユニットが範囲ダメージで戦場を支配し始めます。
脆弱な遠隔攻撃ユニットによって構成されているハンター3は冬の時代です。
★2メデューサとタイドハンターが完成して初めて、
「全てに対して有利がつく」
というハンターの時代が訪れます。
それは遠く、果てない道です。
ハンター6の時代が訪れるまでにあなたがやるべきことは、
ダメージコントロールです。受けるダメージを少しでも低く抑えて下さい。
その為に必要なものは多くの場合、無理のあるハンター6ではないでしょう。
それはエルフ3を発生させたトレントの護り手であり、ローンドルイドです。
あるいはドゥームデーモンであり、海賊王クンカです。
ハンター6には「★2メデューサを作らなければならない」という命題が存在するだけではなく、
「タイドハンターを引き当てるまでの間を凌ぎきらなければならない」という命題も存在します。
それ故に、4goldに強く依存します。
ローンドルイド。
海賊王クンカ。
ドゥームデーモン。
そして3体のメデューサ。
それらを引き当てる為にレベルを8まで上げる必要があります。
ハンターにとって冬の時代が続きます。
「★2メデューサが強いからハンターは強い」
けれども★2メデューサは居ません。
「タイドハンターが強いからハンターは強い」
けれどもタイドハンターは居ません。
堪えて下さい。
春はもうすぐそこです。
★1メデューサを無理して組み込まないでください。
★1メデューサでハンター6を達成しようとしないでください。
スキルを使えないメデューサはただの弓をもった兵士です。
メデューサの評価が高いのはスキルが強いからです。
*ハンターの終盤戦
生きてますか?
死んでますか?
生きてますか?
ならば勝ちです。
瀕死じゃなければあなたの勝ちです。
ハンター6の終盤戦は簡単です。
ハンターを6種類出せばいいだけです。
★2メデューサとタイドハンターという、
オートチェスの一位&二位を包するハンター6は、
盤上にただ並べるだけで、全ての構成に打ち勝てます。
ハンターが6体。
不死の射手と遂になるアンデッド(不死のネクロ)が1体。
中盤の為に用いていた壁役(理想は★3ローンドルイド)を1体。
これでハンターは完成です。
残り2枠は自由枠です。
ハンターの天敵とも言えるナイトに対しては謎のエレメンタルが、
メイジやアサシンなどの体力の低い相手に苦しんでいるならば地雷工作員が有効です。
もしもタイドハンターを引けずに魔法ダメージに苦しむならば、
前衛としてスラーダーを採用する事を検討してください。
*ハンターの配置TIPS。
ハンターの基本的な布陣は、左下3×3の範囲に全軍を配置し、
向かってくる敵を1体づつ排除していく事で数的有利を作ることです。
「ビーストマスターは端に置く」
ビーストマスターのスキルダメージを最大化する為に、
ビーストマスターは端に置いてください。
「ハンターの攻撃が同じ目標に当たる事を狙う」
ハンター6は敵の駒がスキルを使う前に溶かしきる事を狙う構成です。
あなたが作り上げた高い攻撃力を持つ★2や★3の駒の理想の配置は
縦一列に並べて、前から来る相手を1体づつ溶かしてゆくことです。
もちろん、理想と現実は違いますから、
多少の工夫は必要ですが、理念として頭の片隅に置いておいて下さい。
「範囲スキルに負ける場合は3カ所に分散させる」
左下の3*3の範囲を中心として狭い位置に陣取るという
ハンターの理想の布陣は、範囲スキルに対して脆弱です。
相手の構成によっては範囲スキルで一網打尽にされてしまいます。
どうしても駄目なときは、左下と右下に射程を持つ駒を分散させて配置し、
前面に壁役を配置するという布陣をお試し下さい。
*ハンター6をプレイする為のポイント
・アンデッドはハンターのベストパートナーです。
・★2ビーストマスターが居るならばハンターは簡単に選択出来る魅力的な選択肢です。
・メデューサ+タイドハンターが完成するまでのハンターは時として不確かです。
中盤戦を凌ぐため、★1から単独で強いタイプの高価格な駒を積極的に採用してください。 (海賊王クンカ、ドゥームデーモン、ローンドルイドなど)
・7体目のハンターに固執しないでください。タイドハンターを手に入れたならば、ミラーナを外したハンター6を完成させ、ミラーナをスキルの強い高価格の駒に置き換える事を目差して下さい。
*ハンター6は現在(2019/04/18)も非常に有力な構成の1つです。
★2ビーストマスターを含むハンター3+アンデッド2による序盤戦。
タイドハンター&メデューサというゲーム中屈指の強駒による終盤戦。
この2つの時期に大きな強みがあります。
けれども、ナイト6やゴブリン6に対しては、
謎のエレメンタルが必要になってしまうケースも少なくありません。
最後の最後で優勝を逃しても、ハンター6を見捨てないでください。
オートチェスにおいて安定して優勝出来る構成は存在しません。
安定して上位を目指せるハンター6は非常に強力な構成です。
ハンター6、一度ためしてみませんか?
このガイドはqihl.ggの許可を得てこちらのガイドから翻訳しています。
qihl.ggはTeamLiquidの運営するDota Auto Chessの攻略サイトで、同じランクの相手と遊べるマッチングシステムもあります。
この記事はオートチェス攻略wikiに投稿予定です。