2005年3月5日土曜日

300万本売れるシューティングゲームの作り方



マイクロソフト社の次世代OSロングホーンのスタート→プログラム→ゲームに、シューティングゲームを送り込む。
冗談ではなくて。

理屈はいいから、スタート→プログラム→ゲームに、シューティングゲームを3本送り込むんだ。それが一番の近道だ。ゲイツの横っ面を札束でひっぱたいてでも送り込め。ものを言わせろ。物凄くものを言わせろ。




面白いゲームが売れるとは限らない。
面白いゲームであれば売れるというような話ならば、パチスロゲームで50万本ならシドマイヤーズアルファケンタウリなどは8700兆8700億8700万8700千8700本だ。

どれだけ面白いシューティングゲームが存在し、発売されたとしても、ほとんどの人間が買わない。名作だろうが傑作だろうが凡作だろうが駄作だろうが買わない。
ほとんどの人間は、シューティングゲームを知らないからだ。

ゲームを買う人間の9割、あるいはそれ以上の人間がシューティングゲームに思い出も思い入れも無く、面白さも知らず、人によってはその存在すら知らない。
残りの数%の人が発売される度に群がったり散ったりしているわけで、奇跡的なまでに面白いシューティングゲームが登場しても、300万本どころか10万本も怪しい。


今時のポケモンだとかドラクエだとかFFだとか幻想などの一般大衆がSTGに触れる機会はというと、ナムコのローディングくらいのもので、それくらいの袖触れあいで思い入れや思い出を作り、STGというジャンルを認知するに至る人間はほとんどいないであろう。
ほとんどの人はSTGを知らずに生まれてきて、STGを知らないまま死んで行くのだ。
ゼビウスだとかグラディウスだとかいった黄金時代の近くにいた人と、なにか道を間違えてたいへんな事になってしまった大変な人だけがこっそり知るのがSTGなのだ。



売る、あるいはジャンルとしての一定の基盤を確立するには、物凄く真面目にロングホーンのスタート→プログラム→ゲームにシューティングゲームを3本送り込むくらいしか手は無い。
ピンボールやマインスーパがよくてSTGが駄目という道理は無いだろう。多分。


想像してみなよ。
アメリカ人もロシア人もオークランドの人もアフリカ人もパラグアイ人も長崎県民もみんなみんな、泣き喚いてファックとかシットとかオーマイガット。大陸という大陸のウインドウズというウインドウズのスタートメニューのプログラムで世界中の人民という人民が弾、弾、弾の雨あられに悲鳴を上げて逃げ惑う姿を!
最高じゃないか!








実際問題。
シューティングゲーム界の為にそのような飛び道具なロビー活動を行う団体も人間もいないわけで、現段階では馬鹿げた話ではあるのです。けれども、僕が立ち上がるからにはもう大丈夫です。
今からちょっと頑張ってお金とか貯めて、マイクロソフト社とかケツイ社とかアリカ社とかナオミ社とかそういうの全部買い占めて、ロングホーンに斑鳩とボーダーダウント、あと1こなにがいいかとかわからないくらいにシューティングゲーム事情に疎いんだけれど、適当に選んで送り込むので、ロングホーン発売までちょっと待っててください。