2005年4月27日水曜日
荒らしを笑うキングダムと荒らしを恐れる一般ブログ。
数日前から俺様キングダムで馬鹿が暴れている。
馬鹿というか、正確に書くとキチガイだ。
日本で最もアクセスのあるブログといっても過言ではないサイトで馬鹿が暴れているのに、その事実がブログ界隈に広がる様子は無い。
各地で馬鹿が暴れるという形では知られているのだが、1つの出来事ニュースとして広がってはいない。
それは何故か。
答えは簡単である。
真面目なウェブサイトを運営する人間にとって、俺様キングダム~切込隊長~山本一郎というのは絶対に触れる事が出来ない危険な存在、即ちアンタッチャブルなインターネットだからである。
まともなウェブサイトを崩壊に追い込むのは簡単である。
掲示板があって、1人の荒らしがいればよい。
少人数であっても適当に荒らし続ければ、スクラムなど無くてもウェブサイトは簡単に崩壊する。それは歴史が示している。
それを阻止するには、掲示板を撤去するか、徹底的に投稿自体を削除をし続けるかだ。「掲示板=コメント欄」の撤去はブログの死を意味する。
よって、荒らしと管理人の気力勝負、体力勝負となる。
荒らしは大きく分けて2種類に分類出来る。
「刃物を持った馬鹿」
即ち、インターネットを手に入れた馬鹿が天然で暴れるもの。
「匿名集団2ちゃんねらー」
顔がおかしい、容姿がおかしい、頭がおかしい、趣味がおかしい、言論がおかしいといった粗の有るサイトが発見され、2ちゃんねるから操られた悪意と嘲笑を持った人間が殺到する、とういうものである。彼らは容赦しない。老人であろうと小学生であろうと実名のインターネット初心者だろうと構わず荒らす。
どちらにしろ、個人サイトは致命的なダメージを受ける。
真面目に運営されているウェブサイトを破壊するにはキチガイが数人いれば事足りるのである。山本一郎の言葉を借りれば「誤差の世界で計測不能」な人数で十分なのだ。
ブルーベリーうどんのギャグにすらなっていない馬鹿っぷりからも見て取れるように、俺様キングダムで数日前から暴れているのはキチガイである。
いわゆる、荒らしである。
匿名集団2ちゃんねらーである。
少し前、誰も知らないような小さなサイトがちょこっと荒れて荒んだだけで、その事実は瞬く間にインターネットを駆け巡った。それと比べれば日本で最も有名なブログで馬鹿が暴れているというのは大きな出来事であり、ニュースバリューとしては十分な価値を持つものだ。にもかかわらず、その事実はウェブ上に拡散していない。今後も無いだろう。
それは何故か。
恐れているのだ。
まともなブログを真面目に運営されている普通の人達は、荒らしを恐れているのである。
匿名集団2ちゃんねらーを恐れているのである。
それは当然の事である。
一部で、2ちゃんねるは荒らしの本拠地としての力を失ったと言われて久しい。
では、それはどこに移ったのか。
ブログである。
その頂点が、俺様キングダムである。
俺様キングダムには、10万人の読者がいる。
刃物を持った馬鹿というのはどこにでも一定の割合でいるもので、100人に1人として1000人、1000人に1人として100人の荒らしが潜んでいる。
彼の言う現状では「100人くらいが暴れている」というのを信じるならば、切込隊長アンチ荒らしの人数は100人程度だろう。しかしそれは同時に、切込隊長派の荒らしはそれ以上にいるという事を示している。
荒らしの中には、アンチも中立もシンパもいる。
彼らは、切込隊長が触れたウェブサイトに殺到し、荒らす。
いわゆる敵意と悪意を持った破壊的荒らしもいれば、流れとは無関係の馬鹿な事を俺ルールで書き込み続けてウェブサイトのルールと空気を滅茶苦茶にするものもいる。
触れる、流れ込む、ウェブサイト的死を迎える。そういう仕組みだ。
ウェブサイト開設者、ブロガーというものはそれを恐れる。
普通に努力して運営してきたサイトを荒らされたくないと考えている。
「アンチ」
「静観派」
「シンパ」
どれを書いても、そのウェブサイトには俺様系の荒らしが流れ込み、間違いなく荒れる。
真面目に運営して作り上げられた巨大なサイトであれば巨大なサイトである程荒れるからして、真面目なサイトは触れる事が出来ない。
それどころか、「触れない」という事で荒らされている。ここ数日、匿名集団2ちゃんねらーが当然匿名で、当然集団で、当然2ちゃんねるから流れ込み、
「何で触れない!」
「何で触れない!」
「お前おかしい!」
といくつかのブログを荒らしまくっているのを目にされた方は多いだろう。
つまり、この俺様キングダムが荒らされている、という事実は、アンチ投稿も静観投稿もシンパ投稿も出来ないからして、それどころか触れない事すら許されないくらいに荒らしが暴れる事柄であるからして、まともなインターネット上に広まる事はないのである。
触れる事が出来るのは匿名の2ちゃんねらーだけである。
今回の騒動は、「切込隊長さんもキチガイ集団に粘着されて大変だね~」という一般認識が広まり、匿名集団2ちゃんねらーの馬鹿さがより一層世間に浸透するだけで終わる。
山本一郎がブルーベリーうどんを超越する馬鹿さを披露したという事実が記録される事はなく、キチガイ集団によるキチガイ集団の為のキチガイ祭りという事実だけが記録に残る。
キチガイ集団が必死になって広めようとしている事実がインターネット上に拡散しないのは、そのキチガイ匿名集団2ちゃんねらーそのものが切込隊長という不可侵性を作り上げているからなのである。
滑稽な事に皮肉にも、匿名集団から切込隊長を守っているのは匿名集団自身の存在なのだ。
それだけであれば「悪いのは匿名集団2ちゃんねらーだ」というだけだ。
しかし、事はそう単純ではない。
それは、山本一郎~切込隊長自身が、匿名集団2ちゃんねらーであるからだ。
過去に、山本一郎~切込隊長は自身のブログにおいて、
>鼻歌気分でいい具合に燃やしに逝ったら見事炎上した。
>全焼したそれを眺めつつキャッキャと喜んでいたら
と書いている事や、ライブドア野球チームの名称アンケートにおいて、彼自身が匿名で2ちゃんねるにスレッドを作成扇動し、仙台ジェンキンスを持ってアンケートを荒らした事などからも明らかである。
過去のインターネットにおいて、荒らしは相手にされず無視され消えて行くった。
ところが、現在のインターネットにおいて最も力を持っているのは、匿名で荒らし行為を行った事を誇らしげに投稿する者である。
某弾道ブロガーの匿名コメントは各地で揶揄され笑われるのに、トラックバックの隠蔽化やコメントの削除が取り上げ揶揄られる事は無いし、真性小倉馬鹿秀夫の件でもわかるように、俺様キングダムからリンクされて荒らしが流れ込めば、その匿名集団2ちゃんねらーは永遠に居座り続ける。かとゆーの10倍の力を持っているし、匿名2ちゃんねらー荒らしの割合においては比較にもならないくらいの人数を持っているのだ。
「しばらくして残るのは粘着質な100人だけ」とあるように、リンクされた糞ブログに居座り続けるのは、真性の敵意を持った匿名の荒らしのみであり、それは3人どころか1人であったとしても、ウェブサイトを崩壊に追い込むくらいの力はあるのだ。全体の数が減り、粘着馬鹿だけが残り、その比重は増す。誤差の範囲で十分なのである。
小倉秀夫と山本一郎とのバトルにおいて、山本一郎の「匿名で荒らし行為を行った」というモラル崩壊、誠実さの欠如が表立って非難される事はなく、小倉秀夫の馬鹿っぷりだけが非難され笑われ続けた。
少し昔の健全なインターネットであれば、匿名での荒らし行為を行うような人間は批判され相手にされなかっただろう。彼は、作り上げられた巨大なアクセス数と、取り込んだブロガーの力により、特別な存在へと成り上がった。
信者らだけではなく、傍観者までもが小倉秀夫の馬鹿さを笑い、彼のサイトを訪れ居座った"誤差の世界で計測不能"な数人の人間は小倉秀夫の息の根を止めた。小倉秀夫は死んだ。もう永遠に息を吹き返す事は無い。
無数の信徒に守られた真鍋かをりを葬ったのが誤差の世界で計測不能な人数であったように、まともな精神を持った普通の個人サイトを葬るには、誤差の世界で計測不能な人数で十分なのである。
その、まともな神経を持った普通の人間を葬る力を「誤差の範囲」と嘲笑する事が出来るのは、彼か無数の荒らしと信者とアクセスに守られた存在であり、尚且つ荒らしに笑い勝てるだけの能力を所持し、粛々と処理すると脅せる技術力を所持しているからなのである。
また、切込隊長~山本一郎が支持を集める理由の1つが、
「2ちゃんねらーだから」
「匿名で荒らしとかするから」
といった、過去のインターネットでは蔑まされてきた事実だというのは驚きである。
大昔は蔑まれ無視される存在であった匿名掲示板集団はいつの間にか大衆化してしまい、匿名で個人のウェブサイト荒らす行為が非難される事は無くなった。
特に匿名の荒らし行為は、ブログ数の増加とコメントスパムの横行などといったその他の要因も重なった事もあり、本当に当たり前に許されるようになった。
モラル崩壊の極みである。
俺様キングダムがアクセス数を分配する、くだらない話を馬鹿にして笑い書く、という需要が発生する時においては放置される事なく崇めたてられる。アフィリエイトをしている人間からすれば正しく福音そのももである。ありがたや。ありがたや。
その一方で、山本一郎が100万荒らしを一手に率いる荒らしの王でなければ瞬く間に広まっていたであろう出来事は「荒らしは放置で」というルールの下で放置される。
誰もが、俺様キングダムが抱える荒らしが暴れに来るのを恐れているのである。
まともなサイトであれば、まともなサイトである程触れられぬのだ。
格闘ゲームに強キャラというのが存在するように、ブログ開設者にも強キャラというのは存在する。それは、荒らしだ。アクセス数を持つ荒らしだ。アクセス数を持つ荒らしを攻撃出来るブログ運営者は苫米地や小倉のような真性キチガイくらいのものである。
なにより、山本一郎その人自身がその道のプロである。
弁が立ち、2ちゃんねらーの仮面を被り匿名化してとして煽り馬鹿にし失墜させる技術を持っており、隙を見せずとも馬鹿にし笑い燃やす事など造作無い、プロ荒らしだ。
山本一郎~切込隊長がその気になれば破壊出来ないブログは存在しないと言っても良い。1月後、半年後、1年後といった忘れた頃に匿名で荒らしに現れて、破壊されぬという保障は無いのだ。
誰もがそれを恐れ、言葉に出来ぬ恐怖に怯えているのである。
だからして、山本一郎~切込隊長はブログ界の最強キャラである。
そのおかしさが表に出る事もなければ、批判的な認識が広まる事も無い。
巨万のアクセスと巨千の荒らしを抱える裸のブログの鋼鉄の人である。
触れた者は誰であろうと殺されるのだ。