2005年5月9日月曜日
人間の価値
人がケンタウロスに射抜かれるのを見た。
半人半馬、ケンタウロス、とても強い。
非常に優れた生き物だ。
人間の比ではない。
人などゴミだ。
ケンタウロスは上半身が人間であり下半身が馬である。
馬のように駆け、人の知性を持ち、弓を引く事が可能でありかっこいい。
これが逆であると実に奇怪な生き物。
上半身が馬で下半身が人間。
ケンタウロスの存在によって定義されたケンタウロスの上半身は首から上であるからして、逆ケンタウロスには腕が無い。キーボード叩けない。人間の下半身からサイズ的にちぐはぐな首だけがにょきっと伸びた生き物である。
更に酷い事に、人間の下半身には胃が無く、ケンタウロスの上半身にも胃が無い。
即ち胃が無い。
垂直落下式食事。
全然かっこよくない。
肺も無いので、いななけない喋れない。
即ちケンタウロスとはいいとこ取りである。
人間のいい所と馬のいい所を合体させた生き物である。
馬の上半身は悪く、それと同じくらいに人間の下半身は悪い。
まったくもって無価値である。逆ケンタウロスは悪い悪い劣悪生物である。
人間の価値は上半身にある。人の価値は上半身で決まる。
けれども、僕は人間の下半身が好きだ。
上半身か下半身かと問われたら迷わず下半身を選ぶ。
良し悪しじゃない。
価値なんて無くてもいい。
価値が無い方が好きだ。
下半身が好きだ。
下半身が好きだ。
下半身が好きだ。
人間の下半身が好きだ。
若い人間の下半身が好きだ。
この際だからもうどちらでもいいが、どちらかというと穴は多い方がいい。穴だらけの下半身とよろしくやりたい。上半身はいらないからよろしくやりたい。下半身だけどっかから拾ってきて今すぐにでもよろしくやりたい。
可能であるのならばばトレードがしたい。
上半身を差し出すから下半身を頂戴したい。
下半身×2のデッキを組みたい。通称下半身デッキ。うまいことはめ込むの。上半身は苦手だけれど、下半身同士ならきっとうまい事やれると思う。人間の価値は上半身にあるからして、下半身と引き換えに上半身が手に入るというのはおいしい話。上半身あげるから下半身ちょうだい。たれかー、たれかー。少数派。
人間の価値は上半身。
僕が好きなのは下半身。
価値なんて、どうでもよい。
良し悪しなんて気にしない。