2005年8月5日金曜日

もういない。



時たま、自分自身が本当に存在しているのかどうか自信が持てなくなる。
冬なのに暑い夜とか、春なのに赤い夜とか、秋なのに青い夜とか。
あるいは、今日のように、夏なのに涼しい夜とか。

過ごしやすさと確かさは対極にあり、不快は常に確かである。
つまり、今日のような夜は何もかもが不確かに揺らぐ蝋燭の炎。
虫の1つも飛んで来ない。

今日は数日ぶりにシャワーを浴びたこともあり、素肌や痛みも心地良い。
真横にたなびくのれんの中を、真っ逆さまに落ちるよう。
爽やか。
快適。
過ごしよい。

鈍感に。
ブログに。
真性引き篭もりhankakukeisuuに。
ずん、ずん、ずん。
今日も何かが消えてゆく。
けれども、何が消えてしまったのかはわからない。

憎い。鈍い。もういない。
ようし、ブログを書こう。
ブログを書こう。
ブログを。