2005年9月22日木曜日

筋肉痛



痛い。痛い。体が痛い。

頭が痛いとか脳が痛いとか内蔵が痛いとか胃、食道が痛いとか、あるいはブログのエントリーがイタイとか、そういうものにはもう慣れた。けれども体、それも肉が痛いとなると話は別だ。全身が筋肉痛なのである。

といっても、別段体を動かしたわけではない。椅子と床との往復くらいしかしていない。それなのに全身が筋肉痛なのだ。キーボードを叩く度に背中一面が痛む。息を吸い込む度に胸腹肩腋ちくちく痛む。思い当たる節が無いと言えば嘘になるが、有るというほどのものでもない。以前にも増して寝返りが多いとか、その程度の事である。なのにキーボードを叩く度に関節が軋む。潤滑油が足りていない。頭部の重さを胴体が支えきれていないのかもしれない。あるいは、体の内側から漏れだした痛みが皮膚と骨との間の薄っぺらい空間を汚染しているといった感じである。そもそも、痛んでいる場所が筋肉であるかどうかも疑わしい。よくわからない。とにかく痛い。痛い、痛い、と思いながらも全身に染み渡る多様な痛みが奇妙な一体感をもたらし、とっちらかっていたものが痛みによって一つになってゆく。これはこれでいいのだろう。眠たい。