2005年10月1日土曜日

おもしれえなあ、内田樹ってのはよお。



あー、汚ねえ。
汚すぎて反吐が出る。
というか、真性の馬鹿か電波なだけじゃねえか、とすら思えてしまう。





左翼の政論家がよく理想として語る高福祉国家北欧諸国の人口はそのような規模ではない。
スウェーデン898万人、フィンランド521万人、デンマーク512万人、ノルウェー457万人である。
つまりスウェーデンが神奈川県、フィンランド、デンマークが福岡県、ノルウェーは静岡県(380万)と世田谷(80万)を足したくらいの人口サイズなのである。



いや、だから、徳保も内田もなんでフランスを第一に書かないんだよ。
最も成功していると言える国は、北欧じゃ無いだろ。フランスだろ。
都合の悪いデータはごっそり放置か、どいつもこいつも流石だな。


しかも「左」という現代日本において最も反感同意を得られるキーワードを使ってレッテル貼って印象操作。やってくれるね、まったくもって。ただのDQNのやり口じゃねえか。






はっきり申し上げるが、高負担高福祉というような社会政策は「おたがいの顔が見えるサイズの社会」でしか実現できないのである。私の払う高額の税金は「この人たち」を支えるために費消されているのだということが実感される規模の共同体でなければ、高負担高福祉のようなことはできない。
そういうことは国の規模が小さいからこそ可能なのである。
日本のような大きな社会であれば、いくら税金を払っても、それが「困っている人たち」の手元に届く前に、介在する無数の官僚機構や特殊法人や中間組織によって費消されてしまう。
その不合理に日本人はうんざりし始めている。



おお、おお、おお、面白いな。
じゃあ、韓国は、シンガポールは、台湾は、どうなんだよ(笑)
北欧で最も出生率の高いノルウェーと、我が国よりも出生率の低いシンガポールの人口はほぼ同規模だぞ、おい。どうなってんだ。説明しろよ。出生率の高い国は人口の少ないところばかり取り出して、出生率の低い国は唯一1億2000万の我が国のみか。



6000万の仏国は「国の規模が小さいからこそ可能」なんだよな。
おもしれえなあ、一体境界線は何千万人なんだ?6500万か?7000万か?







日本のような大きな社会であれば、いくら税金を払っても、それが「困っている人たち」の手元に届く前に、介在する無数の官僚機構や特殊法人や中間組織によって費消されてしまう。



いやー、凄いな。
ここまでやられると呆れるを通り越す。



我が国にだって、「困っている人たち」にきちんと届けた偉大な政治家が大勢いるじゃねえか。関越自動車道は困っている人達にきちんと届いただろう。上越新幹線は困っている人達にきちんと届いたじゃねえか。空港だらけ、道だらけになっただろ。きちんと届いてるじゃねえか。


我が国のGDPにおける土木事業の占める割合は知ってるよな?
他国と比して異常なまでに高いってのは万人衆知の事実だよな。


それを選んだのが日本人だろ。
それに乗っかって成長してきたのが日本だろ。


その事実は無視か。
功どころか、罪まで無視か。
コンピューター付きブルドーザーは初めから無かったってか。めでてえな。







仮に土木予算が仏国と同規模であったなら、大学卒業までにかかる学費は1/10に出来たわけだ。保育も育児休業も浸透させられたわけだ。そのような政治家は支持されなかったどころか存在すらも許されず、道路を敷き巡らす目に見える箱物利益誘導の政治家ばかりを50年間当選させ続けてきた、それだけの話だろ。たかだが400万の人口しか持たない四国に橋が何本架かったか数えてみろよ。お前の論で行くと、「四国三橋を支えるための費用を日本人は支持した」って事になるんだよな。あー、毒電波。おてんとさまがないてらあ。





我が国の子育て支援予算はGNP比で0.5%。
米国でも3倍、仏国フランスは5倍だ。


我が国の教育関連予算は3%強。
フランスは5%強、フィンランドは6%だ。
ご存じの通り大学卒業までに必要な学費は日本の場合全て国公立でも700万。対して2倍規模の予算を投じているフィンランドは学費は無料、教科書なども無料貸与だ。




じゃあ、我が国は土木にどれくらい使ってきたかって話だよな。
数え方にもよるが、20~30%。
先進諸外国の倍、あるいはそれ以上だ。







日本人は少子化を支持も不支持もしてねーよ。
そもそも少子化を論点化した政治家がいないに等しかったってだけだ。





だからこそ、「大きい政府にノー」という決断をこのたびの総選挙で有権者は下した。
どの評論家もそう評価している。
私も同感である。
ではなぜ少子化という趨勢が「大きな国にノー」という国民の審判であるとはお考えになれないのか?
それが私にはわからない。
民意というのは投票によってのみ示されるものではない。
日常の生活態度そのものを通じて民意は日々示されている。
日本国民は総意として「ダウン・サイジング」を選択した。
私はそう理解している。
少子化は「問題」ではなく「民意」である。
どうしてフランスやドイツ程度のサイズの国になることが未曾有の国難のように騒がれるのか、私には理解が届かないのである。



おいおいおい。
大きい政府vs小さい政府なんて選挙がいつあったんだよ(笑)
何年何月何日何時何秒にそんな選挙があったんだ。
何年何月何日何時何秒に小さな政府を主張する政党が勝利したんだ。
教えてクレヨン。





そもそも、我が国には少子化なんて問題も民意も存在していない。
少子化という事象は未だ国民と政治家に発見されていないのだから。














私の払う高額の税金は



何かと思えば高額納税自慢と、その愚痴か。
それでよくぞ、ここまでの糞文章を垂れ流せたもんだな。褒めてやるよ。