2005年12月29日木曜日

失われた、失われた記憶の記憶。



まるで眼球が2つあるかのように世界が歪んで見える。
まるで鼻腔が2つあるかのように空気が熱く突き刺さる。

いったい僕はいつ笑い、いつ泣くのだろう。
そしていつ、ブログの投稿ボタンを押すのだろう。

存在しない虚空に時間が吸い込まれてゆく。
アスファルトを踏みならす帰郷の音。
失われた、失われた記憶の記憶。
動かない指先凍り付く空気。
なんだこの苦痛。

またぞろの冬。
ブログを書こう。