2006年1月25日水曜日

雑記



・4K grubby インタビュー邦訳
強くなるために必要な事と少しの誇張で主題として取り上げたプロゲーマー4K grubbyのインタビュー邦訳がall-gamersにUPされています。




・4K grubby近影
4K^grubbyと4K^zeus。
強そうな方がgrubbyで弱そうな方がzeus。
事実強い方がgrubbyで事実弱い方がzeus。




・WarCraft3を買う。
在庫有り(英語版)
在庫無し(英語版)、取り寄せですが最安(楽天内)


購入後はWarCraft3雑記の初心者講座や、ヒーロー技の日本語解説などがゲームを理解するのに便利です。最新のプロゲーム事情やリプレイ情報についてはall-gamersが秀逸であり、便利です。


日本語版は倍ほどしますし、邦訳が酷いのでネット対戦を前提とするならばお勧め出来ません。ネット対戦はボタンを押すだけで似た実力を持つ相手と自動でマッチアップしてくれますので変な気苦労は不要です。




・WarCraft3のプロゲーマー


WarCraft3のプロゲーマーについて、上記のインタビューにも名前が出てくるクラスの有名な人について、少しだけ書いておきます。


・「4K^grubby」
2003年、RTSプロゲーマーオブザイヤー
(プロゲーマーオブザイヤーは伝説のアンデッドmadfrag)
2004年、プロゲーマーオブザイヤー
2005年、RTSプロゲーマーオブザイヤー
(プロゲーマーオブザイヤーはFatal1ty、grubbyを抑えて賞金だけで2000万円ほど稼いだらしい、ペインキラーのVoO)


転んでも転んでも立ち上がってくる物凄い人。




・「sprit_moon」


「WarCraft3には種族が5つ存在する。ヒューマン、オーク、ナイトエルフ、アンデッド、そしてsprit_moonだ。」と言われている位に特別なプレイヤー。(使用種族はナイトエルフ)


あまりにも異常すぎる戦法を次から次へと披露し、強烈な個性を醸し出すと共に「プロにしか出来ない事」を体現し続ける唯一の存在。ゲーム中盤までは凄まじい嫌がらせを続けて相手を消耗させ、必死に足掻く相手にフルアップグレードの生産上限一杯の軍隊をぶつけて蹂躙する様には対戦相手が可愛そうになる。ただし、戦法があまりにも極端すぎるので、嫌う人も多い。


grubbyが究極のオーソドックスであるのとは対象的な存在であり、「世界最強はsprit_moonではなかろうか?」と言われ続けてきた。にもかかわらず彼が世界最強であると認められていないのは、韓国のWarCraft3のレベルがあまりにも高すぎて、国際大会の国内予選を満足に突破できていない、という点にある。


といっても内弁慶というわけではなく、世界中が注目したgrubbyとの対戦では3-2で何度目かの絶頂期にあったgrubbyを下し、あの悪童grubbyに「grats moon」と言わせたのは記憶に新しい所。




・「WE.sky」


「最弱種族を最強種族に変えた男」それがWE.sky。


対戦格闘ゲームをプレイした経験がある方は、ゲーム内のキャラクターに明らかな強弱というものが存在する事をよくご存じだろう。WarCraft3にも明らかな弱種族というものが存在しており、それはつい半年前まで「ヒューマン」であった。


その認識は世界中で完全に共通しており、ヒューマンを扱うプロゲーマーは「弱い種族で頑張っている素晴らしい精神を持っている」という賞賛を受けたし、ヒューマンを扱うプロゲーマーも「ヒューマンが一番弱い、けれども私はヒューマンが好きだから、また世界中のヒューマンプレイヤーに希望を与える為にヒューマンで戦い続けるよ」といった受け答えをあちらこちらでしていた。


決定的なゲームで惜しくも敗れたプロゲーマー達は「ヒューマンを強化して欲しい」「今のバランスは悪い」と言い続けてきたし、我々プロゲームファンだって、「その通りだ」と思っていた。


開発元のブリザードエンタテイメントが最新のパッチでヒューマンを弱体化された時には「ブリザードはWC3を3種族のゲームにしたいのか」と酷い罵りを受けた程である。


ところが、WE.skyは想像を絶する事をやってのけた。


国際的にはまだ凡百無名のプロゲーマーだったWE.skyは、最弱種族ヒューマンを操り、世界中から集結した名だたる強豪達を尽く破り、巨大な大会の巨大なタイトルを立て続けに2つ取って見せた。


そしてWE.skyがそこで見せた平凡でありながら練り込まれたアグレッシブな戦術と、体力の低いヒューマンユニットをゲーム開始から終了まで繊細に扱い続けるその姿は人々に衝撃を与え、世界中でヒューマンに対する再評価が行われた。


結果、誰もが認めるゲーム内最弱種族であったヒューマンは今ではゲーム内最強種族と呼ばれるまでになった。長く最弱と呼ばれていた頃よりも、パッチによって弱体化しているにもかかわらず、である。




先日行われた国別対抗戦(中国vs韓国vsEU)StarWarsIIでは、直前のゲームで敗北を喫したInsomniaを下した上に、4K^Tod、4K^grubby、4K^grubbyと怒濤の4連勝を圧倒的な技量で生み出しスコアは6-5。中国に奇跡の逆転勝利をもたらした中国の英雄である。


(韓国-中国は6-0で韓国の勝利、韓国-EUは6-3で韓国の勝利。)




最弱とされていた種族が1人のプレイヤーによって最強と呼ばれるようになる、という異常な事態を生み出すだけのバランス調整を行ったブリザードエンタテイメント社の凄さにも、僕は敬意を表したい。




・誇張というより記憶違い。


GrubbyがZadに3-0で勝ったのってどの試合だっけ。
このイメージにぴったりだったのは
WCG04の決勝だと思うがアレはビハインドからの2-1だったしなあ。
あの時は誰しも調子の落としていたGrubbyが優勝するわけないと思っていたから、本当に驚かされた。
madfrog戦も、ハラスで当時最強だったUDプレイやを倒すなんて信じられんよな。
commented b