2006年10月20日金曜日

1メアド1アカという方針のWEBサービスはGmailの機能を使えば簡単に1メアドで複数アカウントが取得出来てしまう問題の対策を。



「1メールアドレスにつき1アカウントという方針のWEBサービスはGmailの機能を使えば簡単に1メールアドレスで複数アカウントが取得出来てしまう問題の対策を行わないと意味が無いと思う。」という表題にしたかったのだけれど、文字数制限にひっかかってしまった。





Gmailには、メールアドレス中に「.」を入れても同じメールアドレスとして扱われるという機能がある。

sinseihikikomorihankakueisuu@gmail.com
sinseihikikomori.hankakueisuu@gmail.com
s.i.n.s.e.i.h.i.k.i.k.o.m.o.r.i.hankaku.eisuu@gmail.com
上記3つは全て同じアドレスに届く。




1メアド1アカ、というのは、行過ぎた複数アカウントを抑止するという点では、こんな時代になったとはいえ、未だに多少の効果を見込める施策だと思う。

けれども、Gmailでの登録を許可している限り、それは完全にと書いても過言ではないくらいに無効化されてしまう。なぜならば、上記のように「.」を入れるだけで、事実上、無限に複数のアカウントを取得出来てしまうからだ。たとえばはてなとかネトゲとか。

だからと言って、WEBメールのデファクトスタンダードとしての地位を完全に確立しているGmailのメールアドレスを拒否する、というのは賢明な選択ではないだろうけど。