2008年1月18日金曜日

タイピング雑記。



Lengthを
[L]右人差し指
[e]左中指
[n]右人差し指
[g]右人差し指
[t]左人差し指
[h]右人差し指
と打つ人間にとっての「優れた配列」と、セミコロンやEnterを小指で叩く人にとっての「優れた配列」は違うのだ、という事に最近になってやっと気がついた。




いわゆる「正しい指使い」というものを習得すべく、少し練習してみたのだけれど全然駄目であった。そもそも小指でタイピングするとすぐに第二関節が痛くなってしまう。「すぐに」というのは誇張ではなくて、3打鍵とか、5打鍵とか、その程度で痛くなる。極端に言うと一打鍵で駄目になる。小指でセミコロンやエンターキーを叩く人が存在するという事すら信じられない。

[g]より右のキーは、全て右手の中指と人差し指で打っている。けれども、完璧にタッチタイピングである。ピアニストと同じで、ホームポジションなんて無くても、静止した鍵盤さえあればタッチタイピングは出来るのだ。

fps方面のwasdな人の中にも「左手で[g]を叩けない症候群」な人は大勢いると思う。少なくとも僕等にとってのキーボードというものは、「文字入力用のデバイス」ではなく、「文字入力も可能なゲームコントローラ」でしかないのだから。

それに、手首は指よりも強い。まず太さからして全然違う。ちょっとやそっとの事では痛くならない。大きな付加にも耐えうるし、結構頑丈である。その上に案外器用である。同じ事をやるならば、指でやるよりも手首でやった方が、より迅速に力強く確実に出来る。

右手の薬指に関しては、それなりに使う。
それなりに使うけれど、人差し指や中指で打つ事の方が多い。

たとえば[lol]の正しい指使いは
[l]右薬指
[o]右薬指
[l]右薬指
だけれど、

[l]右人差し指
[o]右中指
[l]右人差し指
とした方が早くて快適なのは自明である。

結論から言ってしまえば、「左右問わず小指の使用を前提に作られた配列」及び「[g]を左手で打鍵する配列」というのは、僕には向いていないじゃないだろうか、という事に気がつき始めた。さらに、「右手首の自由な動きを妨げる配列」も駄目だという事に気がついてしまった。右手親指を拘束されてしまうと、手首の動きが拘束されてしまい、どうも打鍵感がよくない上にミスタイプが増えてしまう。

こうなったらもはや配列を作るしかない、みたいな悪いムードが漂いだしてしまったので、忘るように努めながら、なるべくローマ字配列で打つようにしているのだけれど、そうすると今度は「これ小梅だったら快適に打てる単語なのにめんどくさいなあ」みたいな事が間々あり、思考が乱れて非常によくない。