出来る限り人間である事を忘れて過ごしたい。



「ああ、なんで僕はいつも不機嫌なんやろう」
と思わず声に出して呟いてしまい、後悔して泣いた。




自分が人間であるという事を認識してしまうと、悲しくなるし、面白くない。もしも僕が人間ならば、毎日が苦しみばかりで、喜びなんて全くないだろう。きっと、辛いばかりだろう。だから、可能な限り人間である事を忘れて過ごす事にしているのだけれど、夏と頭痛がそうさせてくれない。痛い。暑い。