どうすればいいんだ、どうすればいいんだ、と同じ文言が頭の中で何度も何度も再生され続けているけれど、どうしようもないものはどうしようもない。人間というものは苦しみを乗り越えて成長し、大きくなっていくものだなどとご高説を垂れ流そうにも、苦しいばかりの日常を経て辿り着いたのが今の僕だ。成長の跡は全く見られない。アラスカの山中で最も遭遇したくないほ乳類がヒグマで、ヒマラヤの密林で最も遭遇したくないほ乳類がアムールトラであるならば、21世紀の我が国で最も遭遇したくないほ乳類は十中八九僕であろう。世の中にはどうにもならんことというものがある、などとしたり顔で達観ぶってみても、どうにもならなくなるまで放置した当人が言うのだから説得力がない。目標が無いから毎日が辛いのだ、と悪魔にでも縋り付きたくなるような息苦しさの原因を捏造し、被はてブが360万になったらXbox360を買おうと思い立つも、そんなくだらないおもちゃでこの日々がどうにかなるわけもなし。被はてブが1000万になったらヘロインでも買って打とう。それなら少しはどうにかなるだろう。ああ、くだらない。くだらない。どうすればいいのかわからない。ポジティブに。ポジティブに未来志向で。