明るく楽しく朗らかに。



明るさを取り戻さねばならぬ、楽しさを取り戻さねばならぬ、朗らかさを取り戻さねばならぬと、念仏のように唱え続けては、吸ったり吐いたりを繰り返しているのだけれど、一向に明るさは戻らない。戻らないというからには、かつてそれは存在していたのだろう。いや、本当にそんなものが存在していたのか?ただ自分が馬鹿で阿呆でまぬけだっただけではないのか。事実を誤認していただけではないのか。現実から目を背け涎を垂らしながら踊っていただけではないのか。