2009年11月29日日曜日

真性引き篭もり : 風はfunaticに。

sGtyは、予選から3 carryを徹底していた。
おそらく、これだけを練習し続けていたんだろう。

WC3で「orc は BMの1オーダーだけ練習すればいいんだから楽でいいよな」というToD(ら)の愚痴を体現するような、一本槍の3 carry+2 潰れ役だった。3 carry + 2 潰れ役から外れたpickは、1ゲームとして無く、プレイヤーもほぼ固定。pickがシンプルすぎるせいで、pick負けban負けが存在せず、これひょっとして流行るんじゃないか、というくらい強かった。特にGrand final2本目のpickはStunが Tide の ult しか無くnuker無しという、正に今大会のsGtyのワンパな強さが最大限に発揮された良ゲームであったと思う。sGtyのpickは、現在のメタでは野試合でも見る事の出来ない異色のpick。ここに来て gang 全否定、 アホcarry 全肯定、killの意志なくfarmだけをし続けるチームがこれほど見事に勝ちきってしまうとは。

losersに回った一敗は、潰し役に gt をpickして4v5になってしまうという完全なpickミスだったので、実質1戦術で全勝くらいのインパクト。その負けを除けば一見すると拮抗しているかに見えた展開でも完全にメタ勝ちしており、危ないゲームすら無かった完全優勝。これ下手したら欧州再編まであるかも。

strom、bat、rk、ursa等、来るのではないかと予想されていたヒーローは全然で、sGtyの大黒柱はここはpubかと突っ込みたくなるくらいの問答無用のsfでした。というか、Loda missry miracleって、あんなに色々悩まずに素直にこれをやれば良かったんじゃ……。あれ?これひょっとして、funatic行けるんじゃ……。