2010年3月30日火曜日

真性引き篭もり : 結局の所、クラックを自負するプッペイはクラックではなかった。

ただの上手い人。
lodaとkurokyは文句なしのクラック。

メリーニは全ラウンド(結果を伴ったかどうかは別として、プレイングは)全然駄目、ミザリーは(結果を伴ったかどうかは別として)プレイングは幼いけれど、メリーニとは次元が違う。三人目の前衛プレイヤーの実力にこれだけ差があると、bo3では厳しい。bo5やダブルイミテーションならさらに厳しい。再三書いている事だけれど、ニルヴァーナはデーモンを(あるいはプッペイを)前に出した方が好かったと思う。「チームとして自信のあるプレイヤー2人」を後衛に下げるのは、「3人目の前衛」が計算出来る場合にする事であって、ミザリー:メリーニほどの差がついてしまうと相当後衛が当たらないと中盤以降厳しくなる。

MVPは3本目プレイしなかったミラクル。2本目あれだけ綺麗に立ち上がったkurokyがルーンほぼ全て取ってこれ以上ない展開だったにも関わらず完全に止まったのは、ミラクルの奇跡的な立ち回りのおかげ。ドゥッキーもよくやった。あの目も当てられない酷い立ち上がりから戻ってくるlodaもloda。この2人は(少なくとも欧州では)完全に抜けている。イメージ的にだけれど、二番手集団の力を10とすれば20はあるのではないか。

結局北米では評判の高かったフィアーですら、「自分より強い相手と戦った時にどうなるか」という点においては全然で、光るところがほとんど無かった。フィアーとazen、フィアーとパジャキャット、フィアーとpgg、フィアーと13baby、正直平凡すぎる程に平凡な前衛プレイヤーだな、というレベル。それも当然だよね。実際にkurokyと合体するまではなんてことない「有名で強いその他大勢」にすぎなかったんだから。ミザリーは前評判通り、不安定でも有り、同時に強さもありとしっかり仕事した。ミザリー:フィアーはほぼ五分と見る事も可能かもしれないけれど、これはプレイスタイルの好みの問題かな。

nvは全てのラウンドでlodaをkurokyで潰しに行き、2ゲームは完全にlodaの立ち上がりを潰し、残る1ゲームも有利に立ち上げていた。それでも、フィアーにネクロあたりを振ってsoloをさせていた方が好かったような気がする。「チームメイトを見る能力」とか「臆病さ」あるいは「空気を読む力」にかけては圧倒的にkuroky。

stormでフィアーが仕事をし、残る2ラウンドはstormでミザリーが仕事をした。「そういうプレイヤー」に「そういうヒーロー」を振ってあげられなかった方が負ける。このレベルの戦いで、フィアーにplは少し重かったような気がする。kurokyは確かにその自尊心で誇り高くlodaを止めたけれど、チームゲームである以上lodaの立ち上がりを止めたところで他が駄目ならどうしようもない。何度書いているかもうわからないくらい書いたけれど、やはりメリーニを後ろに下げてデーモンかプッペイを前に出した方が良かったと思う。

一応、pDcトーナメントが残っているので、修正の機会はすぐに訪れるわけだけれど、果たして。