2010年5月31日月曜日

真性引き篭もり : eswc中国予選は今日明日だった

一日勘違いしていた。

dts対eg(もはやニルヴァーナ.intではない)の5ゲーム目がビデオキャストであったから見てみたんだけれど、最後酷いね。昨年11月(SMMとMYM.KuroKy)からのdotaシーンはクラックが想像力で飛び回る時代ではなく、「事前に想像した勝ちを練習に基づき完遂する能力」の時代なわけで、俄仕立てのチームと「弱いソビエト」として固定メンバーで戦い続けてきたDTSが戦えば、こういう結果は容易に予想出来る。

なぜこうなったかというと、pickからプレイングから、egは夢を見てばかりだった。「こうすればこうなるかもしれない」とか「こうすればこうなった事がある」といった、経験や思い込みに基づいて、夢見てリターン取りに行ってリターン取れずに負けていた。

一方のDTSは「ソビエト対ソビエトが世界最強決定戦だった時代」、「ソビエト最強という失われた幻想ばかり追いかけていた時代」、「最強幻想を諦め、極端な戦術でハメ勝ちアップセットを狙い続けていた時代」という3つの時代をくぐり抜けて、やっと身の丈にあったチームになった。

結局5人目のプレイヤーが「世界最強」とまで目されていた人であるチームと、5人目のプレイヤーがkuroky離脱後の数合せにすぎないチームとでは、これだけの差が付いて当然。DTSは単純に、EGがpickで冒険して勝てる相手じゃなかったという事。今ヨーロッパで世界の舞台に出して恥ずかしくないチームはDTSだけだ。他は4人目、5人目が酷くて、チームとしての体を成していない。(まあアジアも下位は似たようなものだけど。)

あと、血みどろビゴスがアクティブになった?本当にアクティブになるとしたら、どうするんだろう。
lodaもkurokyもazenも5人目が足りてないので、そこを埋めればアジア8強下位となら戦えそう。
起きたばかりだけれど空腹に叩き起こされただけなので、何か口に入れて寝よう。DTSが七面八臂の大活躍で何事もなかったかのようにSGtyが優勝するのが一番誰もが幸せになる結末かな。今のこの状況でSGtyが負けてしまったら、それは無いよね、って感じがしてしまう。昨年末から半年間、もの凄い勢いでチーム戦術を刷新しつづけて、尚かつ勝ち続けてきたのに。