2010年6月1日火曜日

真性引き篭もり : 中国予選一日目終了。

ehome 2-0 CH
SGty 2-1 Nirvana.cn

順当に強い所が勝った。
内容は見ていないけれど、CHはlongddがvoidを連続pickでehomeに肉薄。「時を止めて有無を言わさず皆殺し」を狙い、一応はそれを実戦する一般ゲーマーにとっては最もロマンのあるプレイヤーだけれど、時止めは最強であると同時に対処が容易だから、4人目5人目のプレイヤーの質で劣ると難しい。

なにしろ、ehomeは820が後ろをやるという、もう滅茶苦茶な状況。なんで中国が誇るcarryが前をやってるんだ・・・と思ったら、AAAを前に出して820を後ろに下げたのか。両者劣らぬプレイヤーだけれど、ここ最近のehomeの負けは全て「後衛担当のAAAで負けた」と言っても過言ではないくらい、在りし日のAAAを知っている人間からすれば複雑なものだったので、より頭が良く、より上手い820を後ろに下げてAAAを前に出したたのは正解か。

それにしても、中国最強クラスのプレイヤー同士が後衛と前衛を入れ替え合うというのは、ヨーロッパじゃ考えられない。820がクリスタルメイデンとか、考えられない。酷すぎる。弱い相手を向こうに回して大活躍は、誰でも出来る。けれども、同じくらい強いチームに勝ち続けるにはこれだけの前進が必要だという事。中国最強cheeseであった、820のpl砲を封印して結果を出すとか素晴らしすぎる。中国一強時代はこんな試行錯誤によってさらに踏み固められていくんだろう。



SGty戦はスコアボードも見ていない段階だけれど、決勝は順当にSGty対EHome。これでもしもEHomeが勝てば、それは「理由のある勝利」なので納得せざるを得ない。SGtyの6ヶ月の天下を、「チーム最強プレイヤーを後衛に回す」という大胆と呼ぶにはあまりにも大胆すぎる作戦で打ち破ったEHome、という構図。

それでも僕はSGtyに勝って欲しいが・・・。