2010年7月1日木曜日

真性引き篭もり : ESWCはじまる。

遂に始った。現地レポート読んだり写真見たりしているといやがおうにもテンションが高まる。MUFCは返す返す残念だけれど、こればかりはどうしようもないので諦めよう。dDreamだって、旅費は自費なくらいだから、マレーシアでスポンサーから旅費をとなると、MUFCの実績では厳しかったんだろう。ニルヴァーナ.myは言ってもニルヴァーナだからスポンサー強めだし。

注目のプレイヤーは、パジャキャット。(シルバークロス・・・)
最強の在野プレイヤーが、遂におもて舞台に登場。それも欧州最強チームの三本柱という完璧な形。インタビューとblogを読んでる限り、どうやらpajkkatを前に出してミラクルを下げるか、両者を中衛として使う形になりそうだ。dDreamは5人目のプレイヤーさえ居れば上位も狙えたんだけれど、惜しい。

注目のチームは、MYM。
13babyが加入してどう変わるか。13baby無しでDTSと五分なんだから、「DTSが優勝候補」とか「DTSが欧州トップ格」なんて口が裂けても言えないはず。もちろん、DTSはLANイベントに自信がある、というのはプラスポイントではあるけれど、MYMの方が上だと思う。正直なところ、dDreamは5人目のプレイヤーが明らかに劣っているので、13babyが加入したMYMよりも下なのではないかと思っている。13babyに振るヒーローとしては、SF以外にDR、cocoなどもあるので、アジアのチームと言えども1つ歯車が狂えばMYMにも可能性が残されていると思う。

注目の前衛ヒーローはアルケミスト。
アルケミストは、3 carryが敗れ去ったという結果を踏まえたアジアにおいて、「1人で3 carryをする」という目的の為に選ばれたヒーロー。mid soloをして、last hit全部取って、さらに、3 carryでは基本的に後衛の役目だった「ルーンを拾う」、「攻守の為にgang」といった役割も1人でこなし、さらに3carryの最も強い時間であった16~17分から27~30分の間に、1人で無双をするという、正しく1人3 carry的な役割を託され、幾つかのゲームではそれに成功している希有なヒーロー。ただ、それをこの大部隊のトーナメントで実戦できるチームがあるとすればEHomeとysの2チームだけ。ニルヴァーナマレーシアも、出戻ったsharkyならやれるかもしれないけれど、ニルヴァーナマレーシアは伝統的に保守的なチームプレイを持ち味としているので、アルケミスト pick は無いだろう。アルケミストを使う可能性のあるプレイヤーは、EHomeのkingj(820)か、ysのhyhyくらいか。他にもブートキャンプでまさかまさかのmid solo alcを練習しているチームがあれば面白いのだけれど・・・。

注目後衛は、visage。
ただし、基本的にはbanされるはず。スペックだけで見ればファミリアが鬼のように強い後衛。さらに3rdスキルで驚きの堅さ。おまけに長射程ノーモーションnuke、長距離瞬間詠唱slowと全て揃っている。注目後衛というよりも、ban枠問題に分類されるヒーローか。


ban枠。

◆確定BAN
・BM
確定全banはBMのみ。BM放置するなら、ファーストpickでBMを取る以外の選択肢は考えられない。BMで1枠とすると、残るBAN枠は7つ。

◆真carry。
・DR
BKB mantaさえ揃えば悪いヒーロー。たった1ゲームのリプレイで評価されたヒーローと言っても過言ではないので、真価が問われる大会になるはず。一応、託されたゲームでは一定の結果を残しているけれど、絶対的な成績ではない。鳥無き島の蝙蝠と言うよりは、バランス調整に次ぐバランス調整によってついに産まれた鬼子。

・medusa
こちらは鳥無き島の蝙蝠。medusaを含む全てのcarryがnelfされた結果、1人だけぎりぎりの地位に踏みとどまったヒーロー。中でもmedusaとspecはnelfに次ぐnelfを受けたのに、medusaだけはアイテムの恩恵を受けて生き残った。リンキン&マンタ時代を象徴するcarry。僕がこのブログで「medusaはおかしい、medusaはおかしい」と書き続けていた頃は、7 ターゲット100%dmgだった。時代が変わってまた浮上。

・pl
plがcarryであるかどうかは別として、とりあえずこのカテゴリーに。真carryに必要なのは、「2つ以上の適合アイテム」。育てて、稼がせて、ぴったりと合うアイテムを買い続ける事が出来るのが、現代の真carry。plの場合は、vang、rad、db、manta、heart、butter。DRの場合はBKB、manta、stanic、birz、butter。medusaの場合はlinkin、manta、eos、bkb、butter。specの場合はvang、rad、db、manta、bm。他に「carry」の一部として扱われているヒーローは、この4人と比べれば合うアイテムの数で明らかに劣る。伝説のステ全降り820 plが東西決戦で見られるかどうか・・・。

◆後衛
・lion
シンプルで悪い。

・vs
なにかと酷い。

・tide
ultが広い。

・visage
全て酷い。ファミリアのポテンシャルが高すぎる。

◆ゲームクラッシャー
・db
1クリックで数的有利。ずるい。最強サイレンス兼即死。
もちろん、それだけじゃない前衛ゲームクラッシャー。

・wd
エース目掛けて1クリックでHP半分。
凶悪な後衛ゲームクラッシャー。

・pugna
最強AOE nukeでsiegeも出来て、アンチ詠唱。
lodaとkurokyが使うintはこれくらいか。

・CM
ゲームクラッシャーオーラ。マナ回復。
居ると居ないとでは序盤が全然違う。
本人もそれなりに頑張れる性能。

◆特定プレイヤー。
・storm
主にミザリーなど。渡すと面倒。

・morp
主にlodaなど。渡すと面倒。

・sf
主に13babyなど。渡すと面倒。

・alc
kingJ限定とまでは言わないけれど、使えるチームはEHomeくらいか。それでも、「alcにsoloをさせてどうやって勝つか」が一応知れ渡っている現在のシーンでは、ブートキャンプで徹底的に練習しているチームが無いとは言えず、「どうせ使っては来ないだろう」と放置しておくとやっかいな事になる可能性がある。




今のシーンからすると、daggerヒーローは全員BAN漏れするはず。2150を工面しなきゃならないというのは、弱点でしかない。panda、sg、es、puck、sand、mag、cw、tp、あるいはnaix、trollなどはpickし放題。結果として、daggar場になる可能性はあるけれど、真carry>daggerなので、dagger重視は危険すぎる選択。

なんとなく、「ESWCはじまる」というわくわく感だけでここまで書いてしまったけれど、ESWCを万全の体調で見る為に少し休むので、とりあえず終了。注目のアイテムはbaji。詰めてるチームは3bajiとか普通にありそう。もしも3bajiスタートが見られれば、それだけで「ガチの国際大会ってこういう事なのだ」と満足出来る。2年ぶりの東西決戦。いよいよだ。