2011年12月18日日曜日

kinoさんのブログを荒らしたことについてのお詫び。

kinoさんのブログを荒らしたのは私です。本当にすみませんでした。

文章は多少浮ついていますが、未だに簡単には書き出せないくらいに僕の心の中では未だに重い話なので、そこはご勘弁ください。kinoさんのブログを荒らしていたのは他ならぬ僕なんです、すみませんでした。


僕がどうしてkinoさんのブログのコメント欄に「恥を知れ恥を」などと書き込んだかというと、それは僕が「恥を知れ恥を」という言葉を、日本のWarCraft3ユーザーの中では最も有名なフレーズの1つであり、誰もが知っているもの、少なくともWarCraft3をプレイする人間ならば皆が皆、知っているものだと思い込んでいたからなのです。世界におけるそれが"wp"であるならば、日本におけるそれは"恥を知れ恥を"だと思い込んでいたのです。何を間違えたのか、それが最も有名なフレーズであると信じ込んでいたのです。だからこそ、僕はkinoさんのコメント欄に「恥を知れ恥を」と書き込み投稿ボタンを押した時には、「これは絶対にウケるに違いない」みたいな意味不明な自信があったのです。最高に面白いコメントを書き込んでやった、という自負すらあったのです。ところが、kinoさんは、おそらくだけれど「恥を知れ、恥を。」というバズワードを知らなかったが為に、ムカっとなされたわけです。

いいえ、別にそういう風な弁解をしたいわけではありません。たとえ「恥を知れ、恥を。」というフレーズをご存じであったとしても、自分のハンドルネームすら名乗らずに、匿名でいきなり得体のしれない何物かが、そのようなコメントをブログに書き込むという事は、人として相応しい行いではなく、決して許される行為ではありません。「恥を知れ、恥を。」というフレーズをkinoさんがご存じであったにせよ、ご存じでなかったにせよ、どちらにせよ僕は本当に申し訳ないことをしたと思っており、「恥を知れ、恥を。」と書き込んだその日から、謝らねばならないと思い続けていたのです。

じゃあ「その場ですぐに謝れよ」とか、「もっと早くに謝れよ」みたいなところはあると思うのですが、どうでもいい事はすぐにハイハイと謝れるのに、深刻な事は謝れないタイプの最低な人格の人間なのです。僕自身が自らのブログのコメント欄やらで糞つまらない事を書き込んで行く連中に散々アレして来たという歴史が有り、それ故に、自らが同じような行動をしてしまった事があまりにも大きくて、精神的にパニックになって、まあとてもじゃないけれど謝れるような状態じゃない所まで追い詰められてしまったおかげでそれから逃げていたわけです。


とりあえず、そのバズワードでもなんでもなかった「僕の中だけの勝手なバズワード」がどこから来たかというと、僕の記憶が確かならば、霧意さんです。もしかしたら違うかもしれないのですが、おそらくそうだったと思います。ロストテンプルで、相手はヒューマンでした。当然hum対NEです。相手は即2ndで確か3rdまで確保してのmass tankで、霧意さんは相手の進路上にwispを大量に並べて壁を作るというしっちゃかめっちゃかで破れかぶれな必死すぎる戦法で抵抗していました。その最中に霧意さんの口から発せられた言葉が「恥を知れ恥を」なのです。ですから、たとえばmass tankのリプレイがあれば、そのリプレイに対して「恥を知れ、恥を。」というコメントが「なにものかによって付けられる」のは、もの凄く自然な出来事であり、しかも最高にインターネット的エモーショナルな事象だと、僕は勝手に思い込んでいたのです。「その顔文字は流行らない」とか「well played」とか「汚いなさすが忍者きたない」と同じようなお約束であり、恥を知れ恥をというコメントが付いてこそのマスタンクであり、マスタンクに「恥を知れ恥を」というコメントが付かないのは残念な出来事だとまで、勝手に思い込んでいたのです。もちろん、そんな実態は存在せず、ただの勘違いだったのです。(付け加えるならば、元ネタは七人の侍に登場するフレーズだと思います。)

僕の思い込みの原因としてウォークラフト3界隈では、霧意さんはJリーグで言えば遠藤くらい、kinoさんは本山くらい、よって本山が遠藤を知らないという事はありえないだろう、当然あのリプレイも見ているだろう、当然「恥を知れ、恥を。」というcoolなバズワードだって知っているだろう、と思い込んであのようなコメントをしたのですが、そうではなかった。それは(おそらく)kinoさんが霧意さんをご存じなかったという事ではなく、僕自身がインターネット上に転がっているリプレイというリプレイを見尽くす異常な性癖の持ち主であり、kinoさんはそうではなかった、というだけの所から生まれた誤ちだったのです。

また、なぜ名前も名乗らずに書き込んだのかというと、「名前を名乗る奴は不愉快」というよくわからないニコニコ動画的な思い込みであったり、kinoさんのような人には絶対に近づかない、迷惑をかけたくない人には近づかないようにするべき、という自らの中での方針が有り、ハンドルネームを書いてうまいこと言うとする奴は悪であり、無記名でうまいこと言う奴は善である、という意味不明な価値観やらが組み合わさってそんな事をしたのだと思います。

とにかく自らの行動ではありますが、何故そんな風に思ったのか、どうしてあんな事をしたのか、という事ははっきりしません。ただ事実として、深く考えずに気楽な気持ちの面白半分でkinoさんのブログを(結果的にではなく、道義的に完全な間違った行為として)荒らしてしまったのは他ならぬ私自身であり、その事について本当に申し訳なく思っており、今更ではありますが心より謝りたいです。


本当に申し訳ないことをした、過去に人様のブログに空気の読めない不愉快なコメントを残した経験を持ち、もう二度と人様のブログにコメントを書き込んだりはしないと心に誓い、自らのブログにおいてはそういった人達に不快な気分にさせられ続けながら生きてきたにも関わらず、誰かを不愉快にさせるようなコメントを、しかもよりによってkinoさんのような人を不愉快にさせるコメントを書き込んでしまった事は痛恨の極みであり、沈痛であり、1日もはやく謝らねばならないと思い続けて生きてきたのですが、あまりにも痛恨すぎて心理的に対処が不可能であったのと、さらに私事ではありますが自らの人生が二進も三進もままならぬ程に色々と混乱していたので、少し遅くなってしまいました。遅れてしまいましたが、本当に申し訳ございませんでした。ごめんなさい。色々と不用と思われる御託を並べに並べてしまった事に罪悪感があるのですが、精神的にやっと、kinoさんのブログを荒らしてしまった事に向き合えるようになったので、今更ではありますが、説明と謝罪に変えさせていただきます。言い訳がましいのですが未だに自らの行為に対して動揺しており、ふざけた文章をだらだらと書いてしまって申し訳ありません。kinoさんのブログを荒らしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

それと、この件に関連してお手数をおかけしてしまった方も、謝るべき事を謝れないという自らの性質により、お手を煩わせてしまって本当にすみませんでした。あと、ありがとうございました。