心にもないこと

心にもないことを適当にでっち上げて、心にもないことを適当に書けば、心にもないことで適当に開拓された、一反ぶんの畑になって、耕さられず植えられず、ただの一度も目を向けられず、打ち棄てられて荒れ果てた、人目に付かぬその場所で、遠く忘れた時を経て、困難さの遠い先祖が息吹いて芽生えて生い茂り、蟻を纏い鳥を纏い、そよ風で巻き起こる巨大なざわめきをまとい、先へと、先へと、新緑の初々しさを武器に侵略してゆく。