2012年6月3日日曜日

貧しさ。

貧しさの中にいる。
出口の無い、貧しさの中に居る。

僕の貧しさは、心の貧しさ。
喜びを、喜べない心の貧しさ。
幸せを、為合はせない心の貧しさ。

どんなものを手に入れても、
これじゃないんだと、文句を言う。

不平を口にして、口をひん曲げて、
頬を釣り上げて、前歯を剥き出しにして、
顎を少し引いて、酷い目で睨み付ける。

6億円を手にしても、
美しい人に好かれても、
才能のゲームで遊んでも、
素晴しい人達に愛されても、
懸命に手を伸ばし、
掴んで握りしめてから、
それじゃないんだと、文句を言う。

どんなものにも手を出して、
どんなものにも満足しない。

僕の貧しさは、心の貧しさ。
欲望の貧しさ。夢の貧しさ。

心の底から喜べる未来を、
無くしてしまった心の貧しさ。

心はこぼれてどこかに消えた。
僕の幸せは、僕の幸せではない。
僕の喜びはもう、僕の喜びではない。

何をしてもからっぽ。
何を得てもからっぽ。

からっぽの人生のからっぽの余生。
僕の貧しさは心の貧しさ。
喜びを無くした人生の貧しさ。

なぜ人生はこんなにもつまらないのか。

たのしいことがない。何をやっても楽しくない。確かあれをすれば楽しかったはずだと懸命に過去の記憶を辿って、むかしは楽しかった事を一生懸命こなそうとしても、ぜんぜんたのしくない。思い切りが足りないんだとか、やる気が足りないんだとか、自分を励ましてたのしそうなことをしてみても、ぜんぜん...