また眠たさで目が覚める。

憎悪と恐怖で目が覚める。もう何年もずっとそうだったはずだけれど、あまりのことに記憶も消えてゆく。ただ1日だけ安らかに過ごせればいいと願うばかりで1日は来ない。目は乾いて眠たい。脳味噌が薄れてゆく。人の心があったはずの場所には得体の知れない何かがある。こんな人は嫌だ、こんな人は嫌だ。また眠たさで目が覚める。