寒い寒いとても寒い。

寒すぎるから起きていようという甘ったるい考えは寒さによって壊されて、寒すぎるから寝ていようという考えもまた寒さによって壊された。冬になれば暑さの実在を信じることが出来ず、夏になれば寒さの存在を信じることが出来ない。同じようにこの一生の中では愛の存在を信じることなく憎しみの中で呪いながら死んで行く。