言葉を燃やして前へと進む。

頭の中で何かを考える度に、言葉が失われて行く。強い言葉から選ばれて、強い言葉から使われて、使い出のない、無価値な言葉だけが残っていく。残された言葉を懸命に繋ぎ合わせて自分の心を確かめてみても、まるで現実とは違う嘘っぱちの自分。あくる日はもっと違う。明後日はもっと違う。どんどん自分は遠くへ消える。それでもわたしはここに居る。正体不明の何かとなって。