2013年6月14日金曜日

言葉を燃やして前へと進む。

頭の中で何かを考える度に、言葉が失われて行く。強い言葉から選ばれて、強い言葉から使われて、使い出のない、無価値な言葉だけが残っていく。残された言葉を懸命に繋ぎ合わせて自分の心を確かめてみても、まるで現実とは違う嘘っぱちの自分。あくる日はもっと違う。明後日はもっと違う。どんどん自分は遠くへ消える。それでもわたしはここに居る。正体不明の何かとなって。

泳ぐのに情熱はいらない。

泳ぐのに必要なものは、水と筋肉である。水と筋肉があれば人は自ずから泳ぎ出す。そこには意志も情熱もいらない。僕はこんな人生に陥って尚、少しでも前に進みたい。米を炊く体力を失って豆腐をすすり、シャワーを浴びる気力を失って汗を摘まむ。ここにあるのは死体だ。腐っていないだけの死体だ。異臭...