眩しい夜の朝は長い。

この世界で一番長いのは朝で、逆に一番短いのは昼であると主張した昨日の僕は、夜に揉まれて自らに対する期待を失い、いそいで眠らなければあの夏がまた訪れ、そしてまた去って行くという恐怖に怯えながらも、横になることも出来ず、左手で右の指を捕まえて煌々と白く光り続けるfirefoxのスタートページを眺めている。この眩しさの向こうに人の生きる世界があるというのは間違いで、人の生きる世界は背中の後ろ背後に迫る大きな暗闇と静寂の中にある。