2013年10月13日日曜日

さようなら夏

苦しみと希望が乖離してゆく。体は二つに引き裂かれそれぞれいびつに羽ばたいてゆく。人生はつらく苦しく、また悲しく耐えがたく、それでいて希望に満ち溢れている。少しおいしいものを食べると、幸せな人生の中で幸せな人とこれを食べれば楽しかったろうにという未練でも惨めさでもない空虚な感情が僕の中に広がって、僅かに残った外皮を侵食し全ての輪郭を失わせてゆく。消えてゆく僕が消えてゆくあの夏も、またあの夏も消えてゆく。

椅子から落ちた。

一段落したので、椅子の上で背伸びをしたら、バランスを崩して椅子ごと倒れた。衝撃でしばらく身動きが取れずそのまま寝ていた。どうにかして転がり起きてしばらくたったけれど、胴体が中から痛くて気が重い。あまりのばかばかしさに滑稽だなと思うけれど、笑う気力無し。