2013年10月14日月曜日

大団円は遠い。

最後の最後でfun1無双!naviの補強が遂に結実!まともなバランスのまともなゲームであれば大団円なのだけれど、バランス調整が完全に終わってる糞ゲーによって作られる萎えるシーンという現代dota alllstarsに対する冷めたテンションだけが残る。tauren、troll、SBといった元々一定の強さを持っていたヒーローを意味不明なほど強化し続けてさらに強化して、結果としてそれをpickしたチームが勝ちましたみたいな展開を見て一体誰が得をするんでしょうか。pubのダイヤの統計を見るとwispですら勝率60%近いし、sbなんか勝率60%超えてるんですが。こんなバランス調整面で完全に崩壊しているゲームでeSportsがどうのこうのと言ってもね、というのが正直なところ。とりあえずEGM、dendi、kuroky、akke、xboct、ppyといった主要プレイヤーが見せ場を作り、fun1とアドブルという2名の現代を代表するside soloはともに素晴らしいプレイを残した上で、最終的にはpickerであるppyのpick勝ちという、現代シーンの頂点に相応しいグランドファイナルだった。ウイナーズファイナルはLodaで取ったと言っても過言ではないくらいLoda良かったし。ロシアの観客の比較的フェアな観戦マナーも含めて、現段階では今年一番の大会であり、今年一番の対戦であったと断言できるクオリティでした。

事前に書いていたように、ti3以降のnaviはアライエンスごときに負けるようなチームではないと書かざるをえない程に強いチームに変貌しているので、この結果は当然のこと、それよりもそのnaviを一度は2-1で倒し、さらにグランドファイナルでも1本取り、最終戦でもあわやという展開を作ったアライエンスは強かった。




さて。
年内にもう1つ一番大きなのが残っている。

Novemberの22ということはちょうど一月後。
fnatic、新生EG、さらにアライエンス、navi、DK。

変態王iceiceiceさん、fnaticのプリンスera、熊先生、EGM、dendi、Loda、KuroKy、そしてold man fearからシンガーソングjeyoにワンマンDPSバーニング、そして最も過小評価されているプレイヤーから最も課題評価されているプレイヤーへと変貌した"世界最高のsolo mid player"mushiまで、ポストti3の全てを回収する巨大な大会が待ち受けている。ti3以降のnaviの圧倒的な強さを見てるとDKより上だと思うけど、こればかりはわからない。新生DKも数字の上では無敗だし。

アライエンスはmidがs4なのがどうしても厳しいけれど、こればかりは仕方がない。s4がコーチに転じてパジャをmidに、なんてことを言いたくなる場面も多々あるものの、s4はs4で素晴らしいチームプレイヤーだし、何よりppyに次ぐ優秀なpickerだから替えが聞かないというどうしようもない事情もある。今回はnaviホームだし、DHWをアライエンスに勝って取ればリベンジ完遂で大団円と言いたいところだけれど今のdota allstarsはバランス調整を放棄してる糞ゲーだからなぁ……。とりあえず現段階で実現可能な最高の内容だった。