目を閉じて

目を閉じて自らの中に潜む憎しみを手探りで感じれば、そこにはまるで憎しみなどないようで、自分は素晴らしい人生を送っている充実した人間であるかのように錯覚する。目を開けてパソコンの電源を入れて、ウェブブラウザを立ち上げれば、憎悪を喚起する世界が広がる。インターネットがなくなれば僕は少し平和になるし、僕以外の全てがいなくなれば世界はもっとよくなる。けれども事実はその逆で、書きたい物を書けばいい。