五里霧中

悪さの中に居ると、悪いのは悪さのせいなので、自らの悪さについては認識できない。素晴らしさの中に居ると、素晴らしいのは素晴らしいせいなのに、自分が素晴らしいと思い込む。今日も自分は何かの中に居て、何かを思っているはず。それが何かはわからない。夢の中に居れば、誰かの野心に取り込まれるし、希望を追いかけ続ければ、生きた心を見失う。