2004年10月23日土曜日

サイレンサー



どうしようもない位に非力なヒーローである。
究極のサイレンサーは2、3、4秒間スペルを封じるもので、meleeや並のレンジヒーローがが持っていれば非常に強力なのだが、射程が短く、弾足が非常に遅いサイレンサーでは、当たる前に撃たれる、あるいは殺される、というのが実情である。
ドロウレンジャーやバンシーなどのサイレンスが押した瞬間に広範囲を対象として長時間効果が発揮される通常スキルであるのと比較して、残念ながら悲惨なまでに無力な究極スキルであり、全ヒーローを見渡しても、少なくともLv1の時点では最下位なのは間違いないだろう。

スタンを伴うインフェルノ召還も悲惨である。
インフェルノは倒したときに得られる資金と経験値が非常に大きく、スタン目当てでおいそれと撃てるようなものではなく、クールダウンは究極並に長い。
Lv3以上であれば、使う場所とタイミングを間違えなければ十分な性能を発揮してくれるので、決して駄目スキルというわけではなく、良いスキルではあるのだが。

また、ダメージスキルである隕石落下も悲惨である。
射程が400程度と短く、モーションが非常に大きい。
完遂まで、5秒ほど必要で、その間は当然攻撃も移動もできず、スタンで阻止されるし、meleeヒーローで回避しきるのは困難なものの、レンジヒーローであれば近づいてくるのを見てからの回避も容易である。
おまけに、隕石が発生してから落ちてくるまでの間にブーツを所持した上で直線に移動していれば回避する事が出切る。

マナ消費量がLv4で140と抑えられており、また隕石にはターゲットの周囲の敵へもダメージが設定されている為、運に恵まれれば複数の隕石ダメージを相手に入れる事が出来、予想以上の効果をもたらす事もあるのだが、これは完全に事故という感じで狙えるものではない。

マナ効率、1マナ当たりのダメージ率は非常に優れている点は評価出切るが、単純に攻撃スペルとしての性能は悪い。


残るヒーリングウェーブだけは非常に強力で、サイレンサーはヒーリングウェーブを撃てる人、という位置づけをするのが最も適当な評価であろう。


サイレンサーがメインとするべきスキルはヒール、インフェルノ召還のいずれかである。

守勢に回りそうならば、メインにヒールを据え、サブに隕石。
攻め込めそうならば、メインにインフェルノを据え、サブにヒール。

ヒールはLv4を急ぐのではなく、状況を見て先に隕石かインフェルのをLv4にする。
隕石を早い時間帯にLv4にしてしまうのは、敵ヒーローに当てて行動を制限し、あわよくば殺す為であり、決して雑魚相手に連発するようなものではない。しっかりとマナを貯めておき、相手ヒーローにしっかり当てる事を意識して使う。

インフェルノを使うのはLv3以上になってからで、
Lv3でも下手に使うと経験値と資金を与えるだけになるので注意する事。
インフェルノの体力が半分以下になった場合はきちんと退避させるように。

また、攻撃速度が非常に遅く、究極であるサイレンスもLv1では役に立たないので、
先に通常スキルをLv4*2にしてしまってから、ゆっくりと取ってゆけばよい。

アイテムは、healerとして生きる為に、またインフェルノでsiegeをする為にブーツオブトラベルは必須。
あとは戦局を見ながらという事になるが、好みに応じて取ればよい。

アイオブスカージ等のエフェクト持ちのアイテムはサイレンスが優先されてしまう為、取っても無駄であるので注意する事。
もし攻撃力型のアイテムを揃えるという事になると、攻撃速度を上げておかなければ意味が無いので少し苦しいかもしれない。