2004年11月28日日曜日

81700点



ビヒダスを半分食べてからテトリスをダウンロードし、数度の削除を間に挟んで15時間ほどプレイしていた。

15時間という響きは耐え難いものであるのだけれど、ついこの間まではそれが日常であったのだからたいした数字ではない。それに、なにより、昨日の18時間と比べれば3時間も改善されている。物凄い進歩だ。僕にとっては小さな一歩だけれど、人類にとっては大きな進歩だ。大丈夫、この調子。この調子。これが30時間とかになってしまったら、少し焦ろう。

このような、文章とも呼べぬようなキーボードを叩いている間も、頭の中ではテトリスがドカン、ガシャンと列を並べて消え続けている。

「10万点取ったら金輪際やらない」
という曖昧な誓いに従ってデビルモードをプレイしていたのだけれど、81700点が限界だった。とりあえず、もう金輪際やらぬと心に決めてから、何か食べて眠ろうと思う。目を閉じても目を開けても眼球に焼きついたテトリスが絶え間なく消え続けており、ブログを書くにも苦労する。もうゴミ箱を空にしたし、大丈夫だ。ゴミ箱を空にしたときのグシャっという音は物凄く気持ちがいい。CDを伴わないフリーゲームソフトをテトラポットから投げ捨てる事は出来ないので、デスクトップの右下に表示されたゴミ箱のグラフィックが私立のダーマの神殿だ。
寝よう、もう。

ウインドウズを終了して椅子から立ち上がれば、天井から僕が9人落下してきて、10列揃って拍手喝采、それと同時に十人の真性引き篭もりは跡形も無く消え去り、3000点だけが残るのだ。多分、おそらく、この調子だと。

あー、楽しいな。
ゲームはいいよ。
とてもいい。