2004年11月17日水曜日
プンペン首相
「首相!首相!どうしてブログを、ブログを書いているのですか?」
などと問われたとする。
仮定である。
そのような質問を僕が受ける事は無いと思うのだけれど、もしも、という事で、「首相!首相!どうしてブログを、ブログを書いているのですか?」と問われたと仮定して、という事を少しだけ書く。
「いやっ……なんとなく」
一行で終わってしまった。
駄目じゃん。
無理やり書き足すとすれば
「暇、、、、だし。。。」
それでも2行か。
朝から朝までゲームをしている人間にとって、「首相!首相!どうしてブログを、ブログを書いているのですか?」という質問から生み出せる文章など、たったの2行しかないのだ。
真性引き篭もりとはそれ程までに薄っぺらく中身の無い人間なのである。のである。
例えば僕が「NPOは宗教だ。能力のあるNPO関係者は高給を得て当然。上手く書けなかったけど、以上。おしまい。」というブログを投稿したとして、世間はそうは読まぬかもしれない。
「世間がそう読み取れるように3行で書ききれ」
というご指摘はごもっともであるのだが、ここで先日首相が記者団に語られた言葉を引用して使わせてもらうと、
>「暇、、、、だし。。。」
という事になる。
そもそも、僕は書きたい事を伝えようとしてキーボードを叩いてはいない。「お願いだから伝わって!」という願いを込めて書いているわけではない。どちらかというと、「お願いだから誤読してください」といったような方向で書いている。
もし、世間に100%伝わるような文章を書いてしまうと、僕自身という人間が極めて薄っぺらく中身の無い人間であるとバレてしまう。伝わらないように書けば、僕が薄っぺらく中身の無い人間であるという事実はばれずにすむ。
僕が何をしている人間かという事を度々書いてきたのだけれど、おそらくはそれらも伝わってはいないだろう。よって世間は「この人の趣味ってなんなんだろう」みたいな空気を持っていて、僕が「お願いだから誤読してください」といった類のブログを投稿し続ける限り、DOTA allstars中毒者であったという過去が白日に晒される事は無いのである。永遠に。
寝る前に何か書いておこうかなと思い、上のような事を書こうかなと思ったのだけれど、このような内容の文章を睡魔とよろしくやりながら書くのはたいへん問題であると判断し、カンボジアについて何かいい方向の、肯定的な、幸せな、希望を込めた、そういう文章を書こうと決意して今に至る。
そこで、そのようなカンボジア賛歌を書くにあたり、カンボジアについて知っているキーワードを全て挙げてみた。
「ポルポト」
「クメールルージュ」
「シアヌーク国王」
「プンペン首相」
4っつか。
片手にも満たない。
困った。これでは書けぬ。
関連するキーワードを思い出せれば何か思い出せるかもしれないと検索エンジンで上の四つのキーワードを検索してみた。
「ポルポト」約14300件
「クメールルージュ」 約6550件
「シアヌーク国王」 約4100件
なるほど。
「プンペン首相」
プンペン首相に該当するページが見つかりませんでした。
ちょっと待て。
いや、大丈夫だ。これは僕のミスだ。
>プ・ンペン首相に該当するページが見つかりませんでした。
>プン・ペン首相に該当するページが見つかりませんでした。
>プンペ・ン首相に該当するページが見つかりませんでした。
ちょっと待て!
まったく、どうかしている。
この国際貢献時代だとかナサだとかアムダだとか国際宇宙事業団だとか、事ある毎に世界と日本との関係の重要さ、国としての形が日本というものに問われている国際化時代21世紀において、プンペン首相を知り、それについてインターネット上で書き綴っている人間が1人もおらぬとはどういう事だ。
僕もプンペン首相についてはあまり詳しくないので、確かな事は何も書けないのだけれど、推測から少しだけプンペン首相について書いてみると、
「エドワード・ニョンカムラック・プンペン」(1937~)
エドワード・ニョンカムラック・プンペンは1937年頃、カンボジア人の父とカンボジア人の母の間に生まれた。エドワードという苗字は植民地時代の名残であるとされているが、その由来の真相は公にはされていない。これについては検索していただければそれについて書かれた文章が見つかると思うので、ここでは、はしょる。
エドワード・ニュカンラムック・プンペン(以下、プンペン首相)は1937年頃、カンボジア人の父とカンボジア人の母の間に生まれ、カンボジア激動の21世紀を駆け抜けた偉大な軍人として、また、西欧との太いバイブを持つ唯一の国際人として、長きに渡ってカンボジア外交を1人で担ってきた政治家として非常に有名である。
17歳までの経歴ははっきりせず、象使いとしての修行を積みながら象糞を堆肥として闇市に流し、華族を養っていたとされているが、これについては本人も語っておらず、真相は闇の中である。当時カンボジアでは象糞は全て国が管理しており、プンペンがやっていた事は当時の法律では犯罪という事になるので、語るに語れないという事情もある。
1993年にチョムラック陸軍中尉が軍事クーデターを起こした際に、精鋭部隊として東アジアにその有名を轟かせていたチョムラック象兵部隊(80象騎兵/170人)の攻撃を大統領宮殿にて二男のエドワード・シャンソンション・プンペンと2人で迎え撃ち、全ての象を手名づけて撃退した事は、プンペン最大の軍事的功績であり、この一件がプンペンの名声を不動のものにした。
この敗戦は東アジア全域、如いては世界全体に衝撃を与え、それを受けた中国が旧式の軍隊組織を大きく見直し、軍隊の近代化を推し進めたエピソードはあまりにも有名であり、東アジアの軍事バランスを大きく変化させる要因となった歴史的金字塔である。
なお、その際に二男のシャンソンション(当時16歳)は象に踏まれて命を落としており、その名前はシャンソンション・プンペン陸軍士官学校としてカンボジア史に刻まれている。
妻である、エドワード・マ・プンペンとの間に4男2女を設けており、子沢山一家としても有名である。その中で最も有名なのはダイムラー自動車会社の強力を得てカンボジア自動車鉄鋼業を起こし、巨万の富を築き上げた長男のマド・プンペンであるのだが、最近は競馬レース観戦旅行にうつつをぬかし、世界中の大きな競馬レースという競馬レースを観戦して回る日々が続いており、カンボジア国民の間では、「マドはもう駄目だ」という見方が広がっているようだ。
しかしながらこれも西側国際情勢研究家の間では違う評価をされており、父、プンペンの外交的パイプをそのまま維持するために、競馬レース名目で世界中を駆け巡る影の外交官としての役割を果たしているとされており、プンペン親子のこの外交力、外交的パイプをうっとおしく思っている中露が、プンペン親子の名声を落とす為にネガティブキャンペーンを張っているという事も、事情通の間ではまことしやかに噂されている。
父プンペン首相の政治的な立場を敬称したのが四男のエドワード・トンドムラック・プンペンであり、現在は内務国家特殊調整議会議長としての職務につき、5年以内には首相職につくのではないか、といった所が西側シンクタンクの予測する所である。
しかし、トンドムラックには黒い噂が無数に付き纏っている。
プンペン21世紀大学に入学した際に、正当な手続きを取らずに父のコネを利用して裏口入学したのではないか?という疑惑がその中でも最も大きく重要なものであろう。
とはいえ、トンドムラック自身が大学生活において常に主席であったこと、また、成績優秀者に送られる奨学金の全てを大学に寄付した、などというエピソードから、トンドムラックの首相就任における大きな妨げにはならないであろう。
その全学年で主席という成績自体も怪しいものだ、などと噂されているがそれらは政敵が流したデマだ。騙されてはならない。
また、プンペン首相は親日家としても知られており、猫舌。
現在はカンボジア草木とか再生委員会名誉代表の職務につくが、名義貸しであり勤務実態は無く、10メートル*7メートルのプール付きマンションで水泳に勤しむ日々を過ごしているようだ。草木とか再生委員会自体が実体の無いものであるのではないかとの声もあるが、詳細は不明。
以上がプンペン首相のあらかたである。
まったく、最近の日本人はプンペン首相も知らぬのかと僕は絶望し、憤慨している所であるが、滅茶苦茶眠たく血小板という血小板がウニか栗のようになっているので、眠ろうと思う。
結論から言ってしまうと、プンペン首相を知らない人間がこの「真性引き篭もり」を読んだところで、僕の書いている事をそのまま理解出来るわけがないという事である。
「プンペン首相を知っているよ!」
という方は、僕と同じ世界を見て、僕と同じ知識を持ち、僕の文章から僕の考えている事を100%読み取とれるだけの素質があるわけで、稀有な存在であり、ある意味ではプンペン首相そのものである。
おめでとう!
プンペン!
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