2004年11月8日月曜日

MKDへのリンクが存在しない理由。



MKDとは、ミッドナイトキングダムの略であり、国内最大級のウォークラフト3関連サイトである。

では、なぜそのページへのリンクがウォークラフト3関連サイトであったこのページに存在しないのかを書く。

それは、MKDに批判的な記事を書くつもりであったからである。
そして、それこそがアメーバブログを捨てた理由である。
もし、アメーバブログという賞金が出る場所にブログを作り、国内最大手のブログにいちゃもんをつけたならば、僕は欲にまみれた極悪人になってしまう。それだけはいやであった。


つまり、今からMKDに批判的な記事を書くと言う事である。

MKDの管理人であるakisayaという方が国内の有力プレイヤーをかき集めて、半プロ同士といった感じのリーグ戦に出るらしい。
その様子はまるでピクニック気分である。
日の丸を背負って、明らかにレベルが違うであろうところにピクニック気分で日本代表として赴こうとしているのである。これはどうにも違和感がある。明らかに勝ち負けを出来る陣容ではなく、それ相応の努力もしていないのに、ピクニック気分で堂々と参加なさろうとしている。

例えば、カウンターストライクの日本代表などはインタビューを読む限り人格的にはakisaya氏とは比べ物にならないくらい酷いものだが、それ相応の努力をしっかりとしている。
それに対して、明らかにピクニック気分だ。
もし僕が戦えば日本代表メンバーのうち5人くらいには全敗するだろうが、おそらく1人くらいには五分の星以上は今でも残せるのではないかとすら思う。多分五分は無理だろうが、10本やれば1本は取れるだろう。

これは本当に悲しい。
多くのプロゲーマーは、日常生活を犠牲にしてゲームに青春を費やしているものなのだ。そのような土俵にピクニック気分で登るというのは、同じ日本人として非常に恥ずかしく、悲しく思う。過去に世界大会で優勝したHALENくらい、とまではいかないまでも、その半分くらいの努力をし、その半分くらいの強さを1人でも手に入れてから行くべきではないのか。予選のようなものに当たるチーム内での格付け戦がたったの5~6戦というのは、とても悲しい。このような気持ちは嫉妬からかもしれないが、本当に悲しく思うのは事実である。

まったく、言いがかりもいいところである。
一体僕は何を書いているのだろうか。
しかし、まだ書く。


MKD、それと他のいくつかのMKDに関連するサイトにはアマゾンのアフィリエイト広告が載っており、ウォークラフト3TFTへのリンクがある。
英語版へも、日本語版へもリンクがある。
そして、そこにはこのように書かれている。

>AMAZONで購入する場合は下記リンクから購入頂くと
>本サイトに紹介料が少しだけ入ります:)
小銭が欲しいからここから買ってくれ、という事だ。
なぜ12000円もするものを堂々とすすめて、amazonを避ければ6000円程度で買える英語版日本語マニュアル付きをすすめないのだ。僕がもしどちらか、といわれれば間違いなく英語版を薦める。これはおそらくウォークラフト3プレイヤーの大半はそうなのではないのかと思う。最低併記すべきだろう。
国内最大手の洋ゲーさいとがそのような小銭を欲しがって新規参入者の事をまったく考えていないというのは本当に悲しい。

差額6000円を僕が稼いだならば、ノンカフェインのユンケルを飲み無理やりに横になって眠り、朝は目覚ましがなる前に緊張で起きてシャワーを浴びて鏡に向かって顔を作り、シャツにアイロンをかけてから着替えてユンケルを飲み、国道を自転車で50分かけてガストへ行き、入り時間の30分前には手を洗い終え、3時間労働した後に60分かけて帰宅してユンケルを飲み、15時間ゲームをしてからノンカフェインのユンケルを飲んで無理やり横になり、朝は目覚ましがなる前に緊張で目が覚めてシャワーを浴び、シャツにアイロンをかけてから着替えてユンケルを飲み、国道を自転車で50分かけてガストへ行き、入り時間の30分前には手を洗い終え、3時間労働した後に60分かけて帰宅してユンケルを飲み、15時間ゲームをしてからノンカフェインのユンケルを飲んで横になり、朝は緊張で目覚ましが鳴る前に目が覚めてシャワーを浴び、シャツにアイロンをかけてから着替えてユンケルを飲み、国道を自転車で50分走りガストへ辿り着き、要り時間の30分前には手を洗い終え、3時間労働した丁度この辺りで、アマゾンで日本語版を購入したのと日本語マニュアル版、あるいはUK版との差額になる。
これほどまでの差額があるのにアマゾンの日本語版をすすめている様はまさしく極悪人のそれであり、まったく僕には理解できない。本当にゲームがすきなのか。金が好きなのか。どうなんだろう。ゲームが好きなんだろう。きっと。僕の価値観がずれているんだ。そんな事はわかっている。

そんな事はわかっている。
僕自身が間違っている事はわかっているのだけれど、これがアメーバブログを選ばずにブロックブログを選んだからこそ書ける事柄であり、全てを投げ打ってまで書きたかった僕としては非常に悲しい事柄なのである。

もっとわかりやすくいえば、書き捨てたかった罵詈雑言と言う事になるのであろう。まったく、どうかしている。
ブログは全てを滅茶苦茶にしてくれた。
支離滅裂の極みだ。

一般人にとって、ゲームなどというのは娯楽の一つでしかない。
スーパーで100円二束のニラを買ってきて、そのワゴムを指にかけて壁の掛け時計を目指してパチンと弾き飛ばす程度の事でしかない。そのようなものに潔癖さも誠実さもへったくれもなく、ゲームはゲームでしかないのだ。
まったく、狂っている。

狂人の言いがかりだという事はわかっている。
トラックバックなどしない。それがせめてもの僕に残る良心であり葛藤の果てだ。アメーバブログを捨てた理由だ。