2005年1月18日火曜日

事の顛末と謝罪文。



書くつもりはなかったし、今も、また今後とも書くつもりは無い事を書くのにはそれなりの理由があるわけで、その理由のような事の全容をまず書いてから、本題に入る。


こちらのサイト(http://www.takahara.gr.jp/)によると募金パーク(高麗和男)の行った事は犯罪行為であり、彼は犯罪者であるという事になる。


・プライバシーの侵害は犯罪である。
・プライバシーとは「個人情報のうち他人に知られたくないもの」
・刑事的には、名誉毀損罪
[刑法第230条=3年以下の懲役、禁錮または50万円以下の罰金]
・または侮辱罪
[刑法第231条=勾留または科料
・民事的には、それが不法行為にあたる場合、損害賠償請求ないし慰謝料請求の対象となる。
[民法第709条、710条]




僕が募金パーク(http://bokinpark.com/)を知ったのは、
( ゚д゚) …(http://pokan.bblog.jp/)というブログを
ブロックブログの新着一覧で見つけてたまたまクリックしたからであり、僕が顔を突っ込んだ時にはもう既にかなりの問題となっており、一通り盛り上がってはいたようである。


事の経緯はこうだ。


1、新潟中越地震後、募金パークが有名になる。
2、募金パーク運営者の高麗和男氏がニュージーランドへ。


また私が日本を離れるというなんと無責任な行動を
取らなければならならないという現実もありました。



3、高麗和男氏がニュージーランドへ趣味の海外旅行中に、
  募金パークヘルパー(原文まま。運営協力者)の発言が問題視される。
  ※ここまでは高麗氏を問題視する人は少なかった。
  (システムを問題とした方あり)
4、高麗和男氏がニュージーランドから帰国。
  ※ここでも高麗氏の対応は「知識不足によるもの」とする意見がまだ多数。
  (カンボジアスクールNGOに疑惑を投げかけた方あり)



そして、このカッコの内部、カンボジアスクールNGOに疑惑を投げかけた方というのが、僕であるらしい。その際のやり取りで代表的なものがこれ。


カンボジアスクールNGOでは、寄付金により
数人の子供を就学させたとあります。
にもかかわらず、収支明細が
一切記載されていないのはなぜですか?<


全ての会社が収支報告を開示記載していますか。
例えばどこかのネットショップさん
例えばどこかの個人経営の事業者さん。
これは開示義務はありません。
当然寄付を頂いた方からの要請にも開示義務はありません。





さて。
募金パーク(高麗和男)から出るコメントがこのようなものばかりであったから、それに批判的なコメントがついたり、トラックバックが来たりするに至り、募金パーク(高麗和男)は運営するブログのコメントとトラックバックを削除し、コメントとトラックバックの受け入れを停止する。


ここまでは、真性引き篭もり上でご存知の方もあろうと思う。
ここからが、その後の展開である。




募金パーク(高麗和男)による個人情報侵害事件。


募金パーク(高麗和男)は、疑惑を投げかけていたブロガーの姓名と当ブログを晒して、問題を警察に持ち込んだ事を募金パークに書いた。


下の全文を読んでもらえればわかるのだけれど、募金パーク(高麗和男)は警察に完全に門前払いされている。それを題材にして、ブロガーの個人情報を晒したのである。
全文を読むのとかは時間の無駄なので、ちょっとだけ引く。


重要なのは、警察に完全に門前払いされた事を題材にして、個人情報を晒したという点である。


最初、刑事に、ある程度の被害状況を説明し、是非カンボジアスクールや募金パークを含めて私自身を調べて欲しいと言うと「そんなもんは調べない!」と少々荒い口調で回答してきました。私も少しむっとなり「なんやその言い方は」と多少大きな声を出すという場面があり、ちょっとまずい雰囲気を感じました。



私自身を調べて欲しい(笑)



刑事は「そんなサイトはやめたらええやんか」とも言ってました。おっしゃる通りです。やめれば騒ぎも静まります。しかし二時間後、彼の意見は変わってました。



2時間後(笑)



そして、その2時間後というのが、


「そんなもんは調べない!」という理由は簡単で、「犯罪者がわざわざ警察にはこない」とのこと・・なるほど、それはそうかもしれないけれど、これでは募金詐欺師という私の汚名は晴れることは有りません。いずれにせよ、ネズミ講、マルチ商法をしているということに関しても「そんな犯罪商法とネットワークビジネスとは違うんだけどなーー」



これである。



「そんな犯罪商法とネットワークビジネスとは違うんだけどなーー」
刑事が(笑)
そんな犯罪商法と(笑)
違うんだけどなーー(笑)


いちいち書くのも馬鹿らしい。
と書きながら丁寧に書くのが真性引き篭もりhankakueisuu。


1.僕はネズミ講という単語を一度も使っていない。
2.マルチ商法を犯罪であると書いた事はない。
3.高麗和男はマルチ商法をしていた事を認めた。


ネットワークビジネス(NB)とは、マルチ商法(MLM)の同義語であり、まったく同じものである。もう少し正確に言うと、マルチ商法という言葉のマイナスイメージが強くなり、世間で通用しなくなった為に企業側が使うようになった言葉がネットワークビジネスである。
法的にはがんじがらめに規制されているが、その中でやるのは合法である。
しかしながら、マルチ商法をやる人間はマルチ商法をやる人間であるという事は世間一般に広く知られており、マルチ商法の親玉(高麗和男)はマルチ商法の親玉であるという事を、僕は指摘しただけである。
重ねておく。
高麗和男氏はマルチ商法の親玉である事を認めた。


最初は少しむっと感じた熱血刑事のA刑事は、私のホームページや犯罪者達のホームページを見た後、個人的な意見ですが・・と前置きをされ、



真性引き篭もり(犯罪者のホームページ)



「高麗さん、絶対に募金パークを続けて下さい。しんどいでしょうが頑張って下さい。募金パークは多分99%の善意の人とと1%の悪意の人が集まっているホームページです。高麗さんを信用している人がいる以上絶対に頑張って下さい。このホームページのお陰で助かっている人もいるはずです。負けないで下さい」と拳を握りながら力説して下さいました。なんか胸が熱くなりました。



拳を握りながら力説して下さいました(笑)
なんか胸が熱くなりました。(笑)



上のような警察に門前払いされた事を材料にして、募金パーク問題を書いたブロガーの本名とメールアドレスをウェブサイト上で公開、個人情報を侵害するという犯罪行為に及んだ。



長くなった。
申し訳ない。
本題に入る。


大前研一以降、相手を見極めて文章を書いてきたつもりであった。
例えば大前研一氏などは、一定の人たちから一定の評価を得た大人物であり、逃げも隠れもしなければ、そもそも真性引き篭もりなど相手にしない。海外ボツニュースのラプター氏にしても、逃げも隠れもせずきちんと最後まで書ききった正々堂々としたもので、一方的コメント祭りになったはちょっと焦ったものの、見事なものである。
他にもかなりの人物に対しての文章を書いたが、問題にはならなかった。


しかし、募金パーク(高麗和男)の対応は違った。
気に入らないコメントが来たら、引き篭もったのである。
コメントを打ち切り、トラックバックを打ち切り、ブログへのリンクを削除した。
そうなると質問を投げる方法は無く、メールを投げても返ってこない。
しかしながらそれからも犯罪者達のホームページ(笑)は欠かさず見ていたようで、問題があるとされた文章を片っ端から改変し、問題があるとされた画像を削除した。正直、驚いた。
あのようなサイトを運営している人間がその運営を継続したままで引き篭もるというのは予想外の出来事であった。


批判を受けた人間が全てを遮断して引き篭もったり、暴言を吐いて失踪したりというのはウェブ上ではよく見られる光景であり、募金パークもそうなってしまったわけで、こうなってしまうと、全てがおしまいである。


一言で言うと、引き篭もったもん勝ちである。
付け加えると、引き篭もらせたら負けである。





では、高麗和男を引き篭もらせたのは誰か。という事である。
それは僕である。
この点については、全ての責任が僕にある。


普通の人よりも尖った文章(とはいってももっと過激な文章を書いていた方もいたにはいたのだけれど)を書き、それをトラックバックした。
それにより、高麗和男は完全に引き篭もるに至った。





やがて高麗和男は警察に門前払いされた事を題材にして、募金パークについて書いていたブロガーの個人情報を晒した。
起がなければ承が無いように、承がなければ転は無い。
引き金を引いたのは僕であるからして、募金パーク(高麗和男)による個人情報侵害事件、及びに今回の騒動の責任が僕にある事は明らかである。




よって、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。


まず、真綿で締めずに針で突き、高麗和男を引き篭もらせるに至った文章を書いてしまった事を募金パークに関わった全ての人と、募金パーク問題に関わった全ての人に深く謝罪します。


それにより高麗和男を警察に門前払いをされた事を材料にして数名のウェブサイト運営者を脅迫するに至らしめ、関係者各位に多大なるご迷惑をおかけした事を深くお詫びし、謝罪します。


全ての責任は僕にあり、矢でも鉄砲でも批判でも全て受け止めるつもりであるし、罵倒されるに値するだけの事をしてしまったと考えているので、深く反省し、謝罪し、重ねて深く謝罪申し上げます。募金パーク問題関係者様に取り返しの付かないご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。


今回の件に関しては全ての責任が引き金を引いた僕にある事は明らかであり、件により迷惑を被った関係者各位には、深くお詫びし、反省するところであります。
真性引き篭もりhankakueisuu