2005年6月17日金曜日
ブログにカレンダーはいらない。
ブログにカレンダーはいらない。
書き手も読み手も望んでいない。
まず、読み手側から見ると必要無い。
ブログ付属のカンレンダーは、エントリーを読むのに役立たない。
「カレンダー(日付)を使ってブログを読んだ事がありますか?」
という問いかけに、YESと答える人はほとんどいないと思う。
月別があれば十分だ。
たまに1月1日の投稿を読んだりするけれど、それすら月別リンクがあれば事足りる。
はっきり言って、読み手にとって、無用の長物カレンダーだ。
ローディング時間をコンマ数秒増やすだけだ。
書き手にとってのカレンダーってのもくせ者だ。
「更新し続けると決めたんだ!」とか、「落としたら負け」みたいなムードがどうしても漂ってしまい、負担となる人も少なくはないと思う。
「カレンダーを埋める為にブログを書いている」という人ならそれでいい。
けど、そうでないブロガーにとって、カレンダーは害悪でしかない。
カレンダーのついているブログを見る度「外そうよ~」と、思うのである。
100年カレンダーのヨタ話を持ち出すまでもなく、カレンダーというのは心を圧迫すると思う。並のカレンダーでもそうなのに、ブログのカレンダーはさらに重いと思う。
なにしろ、更新した日と更新していない日が一目瞭然となり、更新日の中にある非更新日はまるで心に開いた穴だし、更新数の少ない人はまるで怠け者のようだ。
全然違うのに。
当たり前の話ではあるが、ブログなんてのは暇な狂人が書く物だ。
すくなくとも、毎日更新しているようなブロガーにろくなやつはいねえ。
それなのに、ただカレンダーがあるだけで、カレンダーを埋めれていないブロガーは駄目人間のように見えてしまう。3日坊主だ飽き性だ、枯れた果てたと笑われる。
くだらない。くだらないと思う。
ブログ付属のカレンダーってのは。
私事な話で言うと、僕が一番好きなブログはここ3ヶ月で2エントリーだ。一番好きなエントリーがあるブログは40日以上更新されていないし、一番好きなブロガーのブログも1月以上更新が無い。一番好きなはてなダイアリーは今月はまだ0エントリーだし、「mixiで書いてます」とのエントリーを最後に更新されていないブログに毎日アクセスしているような読み手である。というか、おまえら更新しろよ。
話が、逸れた。
結局の所、ブログにカレンダーは必要無いと思う。
読み手にとっては不要だし、書き手にとっては負担である。
細々と、ぼちぼちと、それぞれペースで続けて欲しい。
カレンダーなんて、捨てちゃって。