2005年7月7日木曜日

7月は終わらない。



それでも、7月は来ないと思う。
七月は来ないと思う。






12月は終わらないと思っていた。
6月は終わらないと思っていた。




2月は来ないと思っていたし、4月も来ないと思っていた。
7月だって同じように、来ないだろうと思っていた。

けれども、今は、七夕七日。
それでも、7月は終わらないと思う。

8月は来ないと思う。









時は日を経る事に冗長さを増してゆく。
今がねっとりと絡みついて離れない。
うんざりするくらい、1秒が長い。
どこかに行ってくれ、他の誰かに。






時を止めるなら時を止めるのもよかろうと思う。
時間が経つのを遅くするのもよかろうと思う。
それは、それで。


けれども、僕には、それはいらない。
他の誰かを幸せにしてやれ。


時を止めるなら、時が止まって欲しいと願う人の所へ行くべきだ。
時間が経つのを遅く感じさせるなら、そう感じたいと願っている人の所へ行くべきだ。


そう思う人のところへ行くといい。
ここは違う。そんなものいらない。





歳をとるにつれ時間が過ぎるのを早く感じるようになる、なんてのは嘘だ。
早く歳をとりたいと願う人は、時間の流れを遅く感じ、
遅く歳をとりたいと願う人は、時間の流れを早く感じる。
それだけの事だ。






欲しい物があるのならば、欲しいと願わないことだ。
欲しい物が無いのならば、欲しいと願うことだ。



願おう人の幸せを。
願う自分の幸せを。
地獄の底まで落ちて行け。