酷い気分だ。
いつだって酷い気分だった。
けれども、こんなのは初めてだ。
無力感に打ち拉がれる
僕はなんとかして自分自身を守ろうとしたのに、捕らえられ叩きのめされ、そしてこんな所まで落ちてしまった。どうせならもっと楽をさせてやりたかったし、もう少し楽な気分で居させてあげたかった。けれども、僕にはどうすることも出来なかった。
守ってやれるものなら守ってやりたかった。
けれども全てが裏目だった。
想像を絶する酷さだ。
「何がいけなかったのか」などというのは考えるだけ無駄だ。
ブログを書いていたのがいけなかったのだ。
こんなものさえ書き始めなければ、全てを失うことなど無かったのに。
僕は一体何者なのか。
生き物なのか。
人間なのか。
男なのか。
抜け殻なのだろう。
何かの。
これまで生きてきたなかで本当に、最も酷い一日だ。
そして、明日はもっと酷くなる。間違いなく。
最初からこうなることは解っていたんだ。
間違いなくこうなるだろう、って。
そのくらいの勘は働く。
泣きたいかって?
そりゃあね。
笑いたいかって?
そりゃあね。
けれども、そんなわけにはいかないのだ。
僕に出来ることは走り続けることだけ。
なんてったって真性引き篭もり。
強く。
強く。
こういう時はどうすればいいかはよくわかってる。
ブログを書けばいいんだ。ひたすらに。
そうすれば少しは楽になる。はずもなし。